ゆうこ@言葉の処方箋

表ではハンドメイド講師しています。

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  • 売れる人、売れない人

    今では心臓に毛が生えているはちどり裕子です。が!今から30年以上も前、輸入家具屋時代に勤めていた頃、接客には泣きました!売り上げ上がらない!お客様には相手にしてもらえない!売れるあの人と売れないわたし、いったい何がちがうんだろう?

最近の記事

Kindle『売切御免!』無料キャンペーン開催!

こんにちは!はちどり裕子です。 このたびアマゾンのKindleで出版しました! タイトルは『売切御免!』 閉店まで追い込まれた魚屋が 一発逆転で店を立て直すリアルストーリーです。 (こちらからお求めいただけます)  ↓  ↓  ↓ Kindleストア『売切御免!』 舞台はわたしの行きつけの魚屋。 物語の主人公の兄ちゃんは店の跡取り息子なんだけど、 いつ店に行っても、スマホばかり見ていて ろくすっぽ挨拶もしない。 商売小姑のわたしは 「やる気はあんのか、やる気は!」と いつ

    • 目の前のことにただ集中することの効用

      こんにちは!はちどり裕子です。 今回ご紹介するのは 書道家の武田双雲さんの書籍です。 「丁寧道 ストレスから自由になる最高のメソッド」武田双雲 Instagramでも #丁寧に暮らすなどというハッシュタグ 目にしたりすることありません? わたしも#丁寧に暮らす のハッシュタグを つけることあります! 例えばそれは手の込んだ料理を作った時。 「どう〜?こんなに頑張っているワタシ すごくない?だれか褒めて褒めて!」 みたいな気分でつけていました。 (笑ってください)

      • そんなにがんばれないは「普通」だよ!

        こんにちは! はちどり裕子です。 ちょっとお伺いしますけど がんばれない時、 ご自分を責めたりしていませんか? それ、自分がかわいそうかも。 がんばれないのには それなりの理由があるんですよ。 そこを理解しないと いつまでもがんばれない自分を 責め続けることになります。 がんばれない人って 自分は意志が弱いとか思っていませんか? 実はがんばる力って限りある資源なんですよ。 だから意志だけの問題じゃないんですよね。 というか、ものごとを達成しようとする時 意志の力に

        • SNSを育てたいときに読むべき本

          こんにちは!はちどり裕子です。 ハンドメイド作品を 「オンラインで販売をしたい!」と思うなら 最低一つは強いSNSのアカウントが欲しいです。 いろんなSNSがあるけれど ハンドメイド販売に役立てたいならまずは ・パッと見て作品の雰囲気が イッパツで伝わるInstagram ・拡散力のあるTwitter どちらかひとつを育ててみるといいでしょう。 ちなみに各SNSは ただ投稿をしていてもぜったいに育ちません。 「じゃあ、どうしたらいいの? 右も左もわからん〜!」という

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        • 売れる人、売れない人
          10本

        記事

          ハンドメイドの肩書き問題

          こんにちは!はちどり裕子です。 現在、はちどり裕子は肩書を 布ぞうり作家としています。 今では心臓に剛毛が生えている はちどり裕子ですが 最初から作家と名のれていたわけでは ないんですよ〜。 どう名のっていたかというと、 「はちどり運営」などとしておりました。 布ぞうりをの販売をはじめたころは とてもじゃなけど 作家を名のるなんて できないと思っていたんです。 なんでかって? 「作ったものが 作家と名のれるレベルではない」 と思い込んでいたというのもありますが、

          ハンドメイドの肩書き問題

          買うきっかけ:うれしい未来を見せている?

          先日、新潟でステンレスボウルを 大人買いしました。 ステンレスの蓋とザルも入れて 売り場の商品まるっとぜんぶ! これ、商品自体もすごく良かったのですが、 わたしが買おうと思った動機になったのが 商品の使用例の画像です。  ↓   ↓   ↓ 平たいザルってどんなもんだろう? と思っているところで この画像を見たら 「あ、使ってみたい!」 ってなったんですよ。 「豆腐の水切りやってみたい!」 ってね。 これってささやかでも「嬉しい未来」を 見せてくれているから

          買うきっかけ:うれしい未来を見せている?

          売る場所の選定は死ぬほど大事!

          実はわたしは水玉フェチです 特に黒地に白の水玉に ど〜しようもなく弱いんです で、先日、ブラブラしていたら めっちゃ好みの水玉のワンピースが 目に飛び込んできました。 水玉の具合といい、形といい、 もう好みのど☆真ん中 でも買いませんでした。 値段がまぁまぁ高かったんです。 けれど値段の高いことが 買わなかった理由ではありません。 ワンピースが売られている場所が、 さびれたスーパーの一角にあるブティックであったことが 心のどこかにひっかかったからです。 このワンピース

          売る場所の選定は死ぬほど大事!

          売れないいちばんの理由

          ハンドメイドの講師をしていて思うこと。 ハンドメイド品を売りたいのに売れない! そのいちばんの理由は「売っていない」から。 アホみたいな話ですが本当です。 作品を作ることはできる。 けれど売っていない。 売りたいと思っている。 けれど売っていない。 こんな人はどうしたらいいか? 答え:とりあえずオンラインマーケットに出品 やってみると 自分に足りていないことがわかります。 まずオンラインマーケットに アカウントを作ってね。 アカウントとは例えて云うと オンライ

          売れないいちばんの理由

          「売れる人、売れない人⑥」

          前回のお話で、 販売とはいい人だけでは やっていけない仕事だと 言いました。 いい人である けっこうなことです。 ただし、その「いい人」の中に、 一本芯のようなものが通っていないと 「いい人」は途端に 「都合のいい人」に転落してしまう可能性も 孕んでいます。 販売員の武器として 「人の良さ(みたいなもの)」を 採用する場合、 「したたかさ」も 合わせ持っていないと危険です。 できれば販売の装備としては 「人の良さ(みたいなもの)」以外で 人を惹きつけるなにかが欲しい

          「売れる人、売れない人⑥」

          「売れる人、売れない人⑦」

          それでは好きという気持ちがあれば 「売れる人」になっていけるのでしょうか。 可能性はあります。 ただし、 いろいろ条件は付きますが。 どんな仕事でも まず難しいのは 続けることかもしれません。 わたしが勤めていた家具屋は、 販売員の女の子が次々辞める店でした。 なぜか。それは、 売れないから。 わたしが勤めていた家具屋では、 買う気がないお客に 無理やり家具を売りつけることは 強要されませんでした。 しかし売上げを取らないと 店ではいっぱしの人間として 扱って

          「売れる人、売れない人⑦」

          「売れる人、売れない人⑧」

          家具屋にいたとき、 仲良くしていた女の子がいました。 名前を仮に石川さんとしておきましょう。 年は20代前半、 いつもキャラキャラ笑っているような子でした。 明るくておしゃれが好きで 「昨日、部屋の壁紙張り替えたんよー」などと ケロッとして言うような女の子でした。 人懐っこくて いつも一緒に暮らしている 彼氏の悩みを話しているような 普通の女の子です。 いかにも仕事できる風な外見、 素振りの女の子では 決してありませんでした。 この石川さんが ものすごく売る子だっ

          「売れる人、売れない人⑧」

          「売れる人、売れない人⑨」

          家具屋時代、 わたしはこんな風に思っていました。 売れない善人よりは 売れる悪党の方が価値がある 上記の言葉、 自分を善人だと思っている辺りで すでにイタいのですが、 けれど、まぁ、そういう風に 思い詰めていたわけです。 大人の仕事はなんでもそうでしょうが 結果を出してこそ意味があります。 努力の過程は、 結果が伴わなければ 何の意味もありません。 販売なら、とにもかくにも 「売ってなんぼ」 20代半ばから20代後半にかけて 家具屋にいましたが あの頃、店の時計

          「売れる人、売れない人⑨」

          「売れる人、売れない人 番外編」

          さぁ、ここからはおまけですよ。 第8話では 赤面しそうなことを 書いてしまいましたから ここははっちゃけて 行きましょうね ♪ さて、前に、 「女を落とすのがうまい男は 家具を売るのもうまい」 と言いましたが、 覚えておいででしょうか。 デリバリーの男子組で 唯一家具を売ることができた男子、 ここでは仮に良人君としておきましょう。 その良人君の名セリフがあるので 紹介しておきましょうね。 ある日、かわいい女の子に ナイトスタンドを売った際、 良人君が言ったセリフはこう

          「売れる人、売れない人 番外編」

          「売れる人、売れない人⑤」

          さて、少し話はさかのぼりますが、 ②話で、売り場に立つ人が 必須で持っていなければならないものに 私は「気合い」を上げました。 *②話はこちらから→②話 覇気のない販売員など 誰も相手にはしてくれません。 売り場に立つなら 腹の底から気合を持って挑むべき。 けれど、この気合い、 ちょっとお取扱い要注意なのでありますね。 たとえば、復讐心。 たとえばライバル意識。 たとえば向上心。 そのどれもが むき出しにされると 一歩後ろへ下がってはしまいませんか? 熱量の高い感

          「売れる人、売れない人⑤」

          「売れる人、売れない人④」

          では、はちどり裕子は 輸入家具屋の飯(接客業の飯)はうまかったのか、 と聞かれたなら 残念ながら「うまくなかった」のです。 私はその家具屋では劣等生でした。 いちばんの原因は 販売員として 持っていてはいけないものを持っていた からです。 売り場に立つ人間が 持っていてはけないもの。 それは迷いです。 迷いを持つのは人の勝手、 その人の事情なのですが、 持っている限りは結果は出ない。 望む売り上げは 上げられないでしょう。 「わたし、この職業に 向いてないんじゃな

          「売れる人、売れない人④」

          「売れる人、売れない人③」

          女を落とすのがうまい男は 家具を売るのもうまい。 家具屋の社長は、私が知っているだけでも 3回結婚していました。 若いデリバリーの男の子も たまに売り場に立ちましたが、 売るのはきまって 可愛い彼女を持っている男の子でした。 接客も、女を落とすのも たどり着きたいゴールが 売上伝票かベッドか、という違いはありますが、 相手を自分の方に振り向かせ、 自分に関心を持たせ、 心を開かせていく という過程は同じです。 ここでのポイントは、 関心を持たせるのは 商品に、では

          「売れる人、売れない人③」