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インドネシアジャワ島、ものづくりの旅【1】

民族衣装文化融合プロデューサーの中野裕子は、2024年2月21日〜25日まで、インドネシアジャワ島へものづくりの旅に出かけていました。

旅のテーマは『手織りのデニム着物をつくる』

以前、バリ人のビジネスパートナーのアンディカとともに訪れた、インドネシア最大級の手工芸品展イナクラフト(INACRAFT)。

そこで中野が一目惚れしたデニムを着物にする旅です。


日本国内でもカジュアル着物の生地として使われているデニムですが、イナクラフトで出逢ったデニムは100%天然素材で肌触りが良く、深みのある色合いも素晴らしい。試作の着物の出来栄えは、納得がいくものでした。

そこでいざ、正式オーダーのため現地へ。


デニムの産地である西ジャワ州のスバンにて、インディゴの色決めと
生地の厚みなどを決めてきました。


中野がオーダーした3種類のインディゴ染め「ライト・ミディアム・ディープ」
インディゴ染めの糸を現地の職人が14mの反物にしてくれました。
風合いの良さに喜ぶ中野
深い色味のインドネシアインディゴ


この工房は、先先代が日本好きの方だったらしく、入り口にはまるで家紋のような模様を染めた暖簾がかかっていました。左から、コットン、コーヒー豆、インディゴ、そしてリサイクルのマーク。

国境を越えた心のつながりが感じられる風景でした。


インドネシアインディゴの着物は、100%天然素材。
あたたかみのある風合いのコットン、幾重にも織り成した糸のクラフト感が、「飾らない美しさ」を醸します。

ぜひ、完成をお楽しみに。


Written by Emi Sasaki(e.to.wa)



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