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9ヵ月育休をとった夫と毎日過ごしてみたら

みなさんは、パートナーと24時間一緒にいることってありますか?あっても、短い期間なんじゃないかなと思います。

私は、9ヵ月間、夫とほぼ毎日一緒に過ごしました。なぜかというと、夫が9ヵ月育休をとったから。

これまで、夫は朝7時過ぎに家をでて、夜9時過ぎに帰ってくるという生活パターンでした。それが一転、毎日24時間、家にいて、一緒に過ごすのです。あ、もちろん、生まれたての娘も一緒です。私は里帰りをしなかったので、私と夫と娘、3人でほぼ毎日、9ヵ月を過ごしました。

最初は気疲れしました。
うちは、娘の世話を交代で行っています。慣れない育児、寝不足や緊張がたたり、自分の休憩時間には泥のように寝ていました。
でも、夫は休憩時間になると、毎回家事をしていました。やっていない自分を責められているように感じ、自分が休みのときにやらなくてはと思ってしまって、眠いのにとイライラしていました。

でも、そんなときこそ「話し合い」が大事だということに気が付きました。そう、察しろと念を送っても伝わらない、勝手に1人でイライラしているだけ。

話し合いで、夫が休憩時間に家事をしているのをみるとマイナスな気分になるのだと伝えました。夫は理解してくれ、でも家事はしたい、じゃあとのことで、間をとって毎回の休憩時間にはやらないことを決めました。

また、そこで初めて、「私、感謝してない」ことにも気づきます。夫は慣れない育児+家事をやってくれているのに。それからは、毎日感謝を伝えていきました。そうすると、夫も私に感謝をしてくれ、いい循環が生まれていると感じます。

最初からイラっとした話を書きましたが、総じて育休を長くとってくれたことに感謝はつきません。
1番よかったことは、「育児」を一緒にでき、娘の成長を一緒に感じられたこと。喜びは2倍に、困難なことは半分こになりました。

以前、「ミルクをあげる、オムツを変えるという作業だけでは育児とは呼べない」という記事をみたことがありますが、ほんとにそうだと思います。ミルクを一日どれくらい飲んだのか、尿は出ているか。それらを総合的にみて、考える作業があります。
それを夫は率先してやってくれました。今では、私以上に分析してくれます。

子どもを2人の目で観察できたことも大きかったです。私だけの、偏った思考が入った目だけでなく、夫の目もはいることで、娘の癖や異常を発見できるとは、育休が始まる前には想像もできませんでした。

もちろん、育児技術もすばらしいです。なんでもできる。夫一人に娘を観ててもらうことになんの不安もないくらいです。それくらい、信頼できる人ができてよかった。

娘の成長を一緒に喜べたのはすごい嬉しかった!実は、寝返りの瞬間を見たのは夫。ちょっとジェラシー(笑)

そんなだからか、娘は夫が大好き。最初にしゃべった言葉は「パパ」。「ママ」より言いやすいかららしいけど、大好きだからこそでたのではないかなと思います。

この9ヵ月、忘れられない、大切な家族の時間になりました。

11月からは夫が復職します。ワンオペ開始でどうなるのやら。未知の世界です。
でも、少しだけ楽しみな自分もいます。娘が寝付いたら、私だけの時間が増えるから。

#私のパートナー


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