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この世から消えてしまいたい夜には

生きなきゃならない理由を考えてみる、コザクラインコへの餌替えと掃除。でも、それだけなんだ。

それだけなんだけど、最後まで面倒見なきゃって奮い立たせるのだ、鼓舞してみるのだ。

それでも、どうしようもない時、欲しい物を考えてみるのだ。

物欲はほぼないけれども、それもで「どこどこのランチをもう一回」とか、ささやかな事でもいい。

それでもダメな時は、叫ぶ振りをしてみるのだ。身悶えしながら、頭を抱えて部屋の片隅で、丸まったりしてさ。

今は薬で制御してるけどさ、昔は哲学者か?というくらい考えて考えて考えて、眠れない夜を過ごすのだ。

それでも、私はこの世から自ら消えたりしない。

最後まで、あがき続けて見せるのだ。

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