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【News! AIRS-Lab #106】 ChatGPTが変える教師の仕事、明日10/30のライブ講義、AIアートなど

皆様こんにちは、我妻です。
UdemyでAdobe様とのコラボ講座をリリースしました。

誰でも無料で受講することができます。
前半は僕が、後半はAdobe Creative Cloudエバンジェリストの仲尾毅さんが講師を務めます。
生成AIについて、全体像を把握するための一助になればと思います。


今回は、明日10/30(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。

AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。


Transformerを詳しく学ぼう! Section3

明日10/30(月)の21時から、ライブ講義「Transformerを詳しく学ぼう!」 Section3が始まります。
Transformerを詳しく学ぼう! Section3【Live!人工知能 139】

YouTube Liveで配信します。

connpassの方でも参加者を募集しています。

Section3では、Transformerにおける埋め込みについて学びます。

「Transformerを詳しく学ぼう!」は、生成AIのベースとなる技術、「Transformer」について詳しく学ぶ講座です。
Transformerがどのような仕組みで機能しており、生成AIの躍進を支えているのかを掘り下げていきます。
理解を深めるために、本講座ではフレームワークPyTorchを使ってTransformerの実装にもトライします。

Transformerをベースにした大規模言語モデル(LLM)は現在様々な分野で驚異的な性能を発揮し、幅広く活用されています。
特にGPT-3.5やGPT-4が使われているChatGPTは、自然言語を使った対話により自然な文章を生成可能なので、大きな注目を集めています。
LLMは様々なタスクをこなせる汎用性を備えており、これまで人間しかできなかった様々なタスクを任せることが可能になってきています。

本講座では、最初にTransformerの概要を学んだ上で、Attentionの仕組み、埋め込みについて順を追って学んでいきます。
そして、最後にここまでの内容を踏まえてTransformerを組み立てます。
Transformerを詳しく学び、生成AIに対する深い洞察力を身につけましょう。


【今週のAIニュース】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


ChatGPTにより、教師の仕事が「情報のファシリテーター」になる傾向がますます強くなりそうです。

AIツールや検索は、教育の前提とすべきかと。
使い方によっては、一人一人に優秀な家庭教師やカウンセラーが付くことになるので、教師にはそれではカバーしにくいリアルな場面での知的好奇心の刺激やコーチングが重要になるかと。
単なる知識であればAIには勝てないので、肉体を持つ物理的存在ならではのスキルが求められそうです。

生成AI関連の求人が、2023年1〜8月に33倍に増加したとのこと。

「生成AI」という言葉が去年の段階ではまだマイナーであったというのもありますが、それでも爆発的な増加です。
単なるバブルなのか、それとも実需に基づいているのか見極めるために、今後の動向を注視していく必要があるかと。
多くの人のキャリアに、生成AIはどのような影響を与えていくのでしょうか。


AIはイタコの職を奪ってしまうのかもしれません。

特定の人物の再現に特化したLLM「Character-LLM」。
ChatGPTなどでもプロンプトの設定次第で歴史上の人物の再現を試みることはできますが、それよりもずっと高精度に人物の再現ができるようです。
やがて、葬儀社がLLMを使った故人の再現プランを提案するようになるかもしれないですね。
歴史上の人物や故人がリアルな人間を介さないコミュニケーションをとるようになったとき、世の中はどうなっていくのでしょうか。


アメリカ軍が、ロケットランチャーを搭載したロボット犬を開発中だそうです。

先進国では人命が重いので、今後軍隊でロボット兵器が占める割合が増えそうです。
そのような戦場では、テクノロジーと資金力が戦争の決め手になるかと。
やがて戦術をAIが考えるようになった時、人間の司令官は勝ち目があるのでしょうか。


今後、企業活動にAIを利用していることの公開が必須になるかもしれません。

ある調査によれば、2022年時点で採用担当者の65%が「採用プロセスにAIを活用している」とのこと。
明示が無くAIを利用しているケースも多いかと思いますが、ユーザー側が納得できるかが問題ですね。
米国と比べて欧州では保守的な意見が多く、AIが生成したコンテンツを明示するルールが設けられそうです。
個人的に自動化できることは自動化すべきと思いますが、要は「慣れ」の問題なので時間経過とともに人々はAIが当たり前におもえるようになるのでは。


OpenAIが、AIが人類に壊滅的な影響を与えるリスクを分析し、人類を保護するための専門チームを結成しました。

確かに、悪用されるリスク、暴走するリスクは早い段階から考慮すべきかと。


【今週のAIアート】

以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourney V5.1を利用しています。

審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。


【Udemy動画の一部無料公開】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。


【AI関連動画】

AI関連の情報や、それに対する僕の考えを動画で配信しています。


【書籍】

AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。

現在も、新しいAI関連の書籍を執筆中です。


今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。

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https://www.airs-lab.jp/

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