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1999→2013→2024 サン・ミゲル・デ・アジェンデの街はどう変わった?

11年前の2013年以来の訪問となった今回の旅。アメリカ人受け感が強まったこと、宿泊施設がAirbnb的な場所が中心になったことが、前回からの大きな変化かな。今回は、昔の写真を交えて、サン・ミゲル・デ・アジェンデ観光の参考情報をまとめて終わりにしようと思う。

5年後10年後に街の様子が変わっていたら、それはそれで懐かしい情報になるよね。

今回の旅行プラン

サンミゲルデアジェンデの観光エリアは小さいので、丸一日あれば十分に見て回れる。時間がなくても、メキシコシティを起点に一泊二日も実現可能。

1日目

  • メキシコシティを朝出発し、おやつの時間頃に到着

  • ホテルに荷物を置いて、教会や美術施設を中心に散策

  • 次回は、日暮前後にルーフトップバーに行ってから夕食のコースにしよう

2日目

  • 朝食を兼ねて写真散歩

  • その後タクシーでAtotonilcoへ

  • お昼前に市内に戻り、次の町へ移動
    ※グアナファトとケレタロがおすすめ。どちらも1時間半ほどの距離

アトトニルコ観光はこちらの記事を↓↓

街角スナップ 2013年版

写真映えする街並みは、昔も今も変わらず健在

この「はーい、ばんざーい」のオブジェ
好き
謎の巨大な人オブジェはよく見かける
なんとも言えないバランス
ちょっとしたお土産物やさん。ブーゲンビリアが映える
このお店は2024年には無くなっていた
何気ないところも可愛い

2024年のお散歩写真はこちら↓↓

食事

サンミゲル教区教会が眺められるルーフトップバーや、オシャレな感じのバーやレストラン、カフェが結構あった。一方、私みたいな「安くて美味い系のメキシコの食事が基本」な人が好むようなお店は中心エリアには少ない。

2024年に行った朝食カフェ
Chilaquiles, café americano
2013年に行ったカレー屋さん
美味しかったけど、もうなくなってた・・・

この地域のホテル

以前に訪れた時は、手頃な価格帯のホテルも割とあったが、今回探してみると、その価格帯は貸家タイプのキッチンなどが共有スペースにあって、可愛いお部屋に滞在といったスタイルの宿泊施設が増えていた(Casa・・・みたいな名前)。フロントに人が常駐することがないので、チェックインの手続き後は、入口の戸締りを自分たちでする。今回は私一人っきりだったので、なんだか心細かった。

この地域は、古い建物が利用されていることが多いので、排水設備が古い模様。そのため、シャワーの排水口には臭いどめのカバーが置かれているので、使用時には外すように。ちなみに私、コンタクトをつけずに明け方シャワーを浴びた時は気づかず、洪水になってしまった…

2024年に滞在したCasa Florida
屋上テラスからの眺め
キッチンもあるので風景を見ながらテラスで食事なんて一日も

サン・ミゲル・デ・アジェンデへの行き方

メキシコシティからは長距離バスの利用が便利
メキシコにある4つのバスターミナルのうちNorte(北バスターミナル)から、primera plus社なら4時間ほどで到着する。

街のターミナルから中心部まではタクシーで5〜10分みておけば十分。停留しているタクシーは、お金のありそうなアメリカ人観光客狙いなので、貧乏そうなアジア人女性には興味がない。ただ、ターミナルから中心部に向かうタクシーは料金高め。Uberの方が安くなる。

注意することは、中央の広場(アジェンデ庭園)の周辺は車が進入できない。そのため、ホテルの場所によっては、手前で降ることになったり、迂回することになる。

Uberも流しのタクシーもたくさん走っているので、困ることはない。

最後は少し辛口に*

初めて訪れてから25年、最後の訪問から約10年。
以前より、アメリカ人観光客受けのする観光地づくりだったと思っていたが、訪問するたびに、その度合いが増していると感じた。中心となる広場周辺は、管理され過ぎているという気もした。メキシコシティからサンミゲルへの長距離バスも、驚くほど欧米人比率が高かった。

管理が進めば、地元住民の住みやすさも下がるのか、中心エリアにいては、生活感がほとんど感じられなくなっていたのが、少々残念だった。人の営みがあってこそ、旅で訪れたい魅力がある。見た目だけが綺麗で中身がなければ、いずれテーマパークと化してもおかしくない。住んでいる人が、住んでいる町を好きでいられることが、持続可能な観光の基本なのだと思う。


* 別の記事に記載していた内容でしたが、より適切なテーマの本記事にお引越しました。

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