2024年3月8日の寺将会日記
寺将会日記では子供たちの記事が多いですけど大人の方も遊びにきてくださってます。
今週のTOP画像はそんな大人の方とちびっ子との対局の様子です。
こういう世代間の交流ってすごく大事なことだと思ってます。
意義深いというか、何ならお寺の果たす使命のひとつくらいに思ってます。
今のご時世って核家族世帯がめっちゃ多いです。
となるとおじいちゃん世代と接する機会が激減してるってことになります。
また今時の新築のお家だとフローリングの家も多い。
となると畳ってのがそもそも珍しい可能性すらあります。
寺将会の多様な年代の方々が畳の広間で、ってスタイルがそれだけでひとつの価値になるような気さえするんですわ。
そんな寺将会の活動日記、今週もご覧ください。
ちなみに寺将会日記を書いてるのはこんな人です。
今週のYouTube Live
寺将会の雰囲気を気軽に見るならこちらのYouTube Live。
数字をクリックするとその対局から観戦できます。
0:01 はやた君vsしもん君
11:20 しゅんたろう君vsはやた君
16:30 はやた君vsちはや君
34:33 ちはや君vsひゅうが君
1:15:40 たいせい君vsおおうち君
1:29:57 ちはや君vsしもん君
1:46:27 たいが君vsす—君
2:10:28 ちはや君vs
2:22:19 松浦vsあこちゃん 鬼ごっこ
2:31:06 松浦vsおりば君 鬼ごっこ
2:35:56 松浦vsママさん 鬼ごっこ
今週も鬼ごっこ指導をやりました。
何度もお伝えしている通り初心者が将棋に親しむのにとってもオススメの遊び方です。
本当の本当にオススメなので今週はママさんにも鬼ごっこやってもらいました。
ぜひともご家庭でお子さんとお楽しみいただきたい。
すぐにルール飲み込めるし応用も効くので本当に優秀な遊び方だと思います。
実際ママさんもすぐにやり方覚えてくれたし。
こういう簡単なところから親しんでいってくれれば良いと思うのです。
今週の大盤解説
今週の大盤解説は小学3年生の女の子と幼稚園児の女の子の2枚落ちの将棋。
冒頭に30秒ほどのダイジェストがあるのでそちらだけでも。
解説でも触れたんだけど、駒を取れるチャンスでしっかり駒を取る。
成れるチャンスでしっかり駒を成る。
受けるべき所でしっかり受ける。
これらのことってちょっと将棋ができる人なら当たり前のことです。
だけど初心者にとっては、その当たり前がとっても難しい。
将棋って自由度がめっちゃ高いので、当たり前をしっかりこなすのって結構大変だと思うんです。
ある程度できるようになってくると、実は将棋の局面って自由度はそんなに高くなくなって「ここはこう指さなきゃ」って感じで、必然の手が見えてくるようになってくるんです。
そうなると選択肢が狭まってくるので、当たり前の手が自然に指せるようになるんですけどね。
しかし言うは易しで為すは難しですわ。
なので私にできることは、当たり前の手を指したらしっかり褒める、これだけ。
どんな名人も最初は初心者。
当たり前が当たり前にできないのが初心者ってもんです。
だったら当たり前を褒めるのが指導者の仕事になるってわけですわ。
ちびっこ達が強くなってきた
最近寺将会に通うちびっこ達がメキメキ強くなってきました。
一年前とは見違えるような強さになってる子が何人もいます。
この将棋を指した子もすっごく強くなってて、指しててびっくり。
普通に相掛かり系の将棋を指しこなしてました。
桂頭のケアとかちょっとした玉形の良し悪しをマスターしたら一気に初段クラスの将棋が指せるようになりそう。
というかこの将棋の感想戦でそのあたりのことを指摘したら
「そっか〜」
「なるほどね〜」
「だったらこういう風に指せば良いってこと?」
みたいに腹落ちしてる感があったので、既にこの1局である程度体得したのかも。
相掛かりと対振りをある程度できるようになったら基本的には戦法には困らないもんなぁ。
横歩は相掛かりの応用効くし、角換わりは相掛かりの兄弟みたいなものだし、令和の矢倉はそれ自体が相掛かりだし、後は対振りにトーチカか棒銀の基礎でも覚えればバンバンなのでは?
今後の成長がますます楽しみであります。
ホントにみんな上達してるんだよなぁ。
今週の写真館
次回日程のご案内
次回は3月15日の金曜日17時〜20時の日程で開催予定です。