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まだ「胃がん」で苦しんでるの?①

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2011年に突然、38歳の若さでほぼ末期の胃がん宣告を受けました。10年前には不治の病とされ、通常の治療法では既に手の施しようがない状態でした。窮地に立たされた私がいかにして奇跡… もっと読む
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#不治の病

深刻な病状、がん治療の決め手は主治医の説明

再び「がんセンター」へ前回の記事では、はじめて訪れた「がんセンター」での出来事について書きました。 主治医は海外出張中のため、お会いすることが出来ず…。がん患者のあまりの多さにも唖然とさせられつつ、一抹の不安を抱きながら病院を立ち去りました。 それからしばらくの間は何事もなかったかのような日々を過ごしましたが、目の前に刻々と迫ってきてる暗雲に不安はつのるばかりでした。 初診日から5日後、再びがんセンターへ行く日がやってきました。 がんセンターで人生3度目の胃カメラ主治

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審査腹腔鏡手術・前日、がんセンターに入院

初めての手術を目前に不安と動揺の日々がんセンターの主治医に初めてお会いし、突然告げられたわずか4日後の審査腹腔鏡手術。 自分は幼い頃から数々の荒波の人生を渡り歩いてきたので、少しくらいの困難が訪れたとしても、決してブレないほどの図太い神経を持ち合わせてるつもりでした。 しかし、人生で初めての手術を、たった4日間で気持ちの整理をつけるにはあまりにも短かくて… "不安と動揺"が混在した、何ともいえない気持ちで仕事を続けておりました。 入院 - 手術前日 -こんな時に限って

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腹膜播種は?胃がんの審査腹腔鏡手術、運命の日

今後の人生を占う"審査腹腔鏡手術"の日前回の記事で、がんセンターへ入院した"手術前日"のことを書きました。 あれこれと今までの出来事が走馬灯のように浮かんでは消え、悶々とした気持ちで眠れぬ一夜を過ごしていました。 自分が今後、人生を生き続けるための胃がん治療を行えるか否かは、明日行なわれる"審査腹腔鏡手術"での結果次第。すべては、胃がんの"腹膜播種"があるかないかにかかっているのです。 いずれにしても、この検査を行なうのは、私の胃がんが進行し、転移が多発しているため。腹

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胃がんの審査腹腔鏡手術と全身麻酔の恐怖

すがる思いで臨んだ審査腹腔鏡手術約1ヶ月前に突然の"胃がん宣告"を受け、ガラリと人生が変わってしまったこの私。癌がわかった時には既に手遅れでした。 発覚した時、私の胃がんはかなり進行してしまっており、どこまで転移しているのかさえわからない状態。今後の治療が行なえる保証すらない窮地に立たされていたのです。 たまたま、ひょんな思いつきでがんセンターのことを知り、主治医や臨床試験に出会えたのは、幸運だったのかも知れません。 現在のひどい後遺症が仮に、臨床試験で行なった"抗がん

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恐怖の抗がん剤が3つも!?DOS術前化学療法

【目次】  1.胃がんの臨床試験、腫瘍内科医の説明 2.術前化学療法で使用する抗がん剤は3つ 3.抗がん剤に対する不気味な恐怖感 4.胃がんの術後5年9ヶ月16日目 5.「ザ・ノンフィクション」を観て 胃がんの臨床試験、腫瘍内科医の説明臨床試験に参加できることになり、いよいよ明日からは入院して"術前化学療法"としての"抗がん剤投与"です。 最終チェックのため、前日にがんセンターで検査。診察では腫瘍内科の医師に初めてお会いし、術前化学療法についてのメリットとデメリットについ

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