「晴れの日はヘタの横好き」第八回 菜の花を食べて生きる
花粉症だけど花を食べる
2月に入り、家庭菜園の野菜が次々に咲き出した。このままではまずいと裏庭の畑を耕しはじめ、咲いてしまった植物を抜く前に花芽を千切って収穫し、料理して食べている。
小松菜や高菜をはじめとしてよく分からない青葉の野菜たちに、青梗菜も花芽がついた。
青梗菜は葉っぱもまだ食べるとして、どれが何の葉っぱ野菜の花だか区別がつかない。赤い首の大根の茎は赤みがかっているようだというくらいしかわからない。
花は花粉症に悪いだろうか。
最近息苦しい。
ローズヒップティーはやめにした。
菜の花は今の時期しか食べないので、4月になって息苦しさがピタリとなくなったら、つまりはそういう事だ。
菜の花料理は続くよ
早めの春の収穫物
毎日料理に菜の花を使うことばかり考えているわけではない。庭を耕すのについ目に入るから、つい摘み取る。庭作業に追われていて、そっちの方が苦痛だ。
気分を変えようと刺繍まではじめる始末だ。
庭を耕したら、じゃがいもも数個収穫できた。他に芽キャベツやブロッコリーも収穫時期だ。
大きな大根は皮を出来るだけ厚く剥いて葉っぱを食べるのもうんざりなのに、小さな大根だと愛しくて、残さず食べたくなった。
大根とトマトで味噌汁に。
和食を完成させたくなって卵焼きを作ったが、せっかく薄く切ったホタテの貝柱の存在を冷蔵庫の中に置き去りに。
ホタテの刺身は、夕飯に食べた。
少しだけ庭作業に目処がつき、ジャンボピーマンと白ナスとロマネスコの種まきをした。
どれか一つでも育ってくれたら幸いだが、あんまりたくさん育つと食べきれないから困る。
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