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「雨の日にしたいこと」第三回 パンケーキよりどら焼き派?

どら焼きの作り方を長らく知りませんでした。
何となく米粉とか上新粉とかを使うのかなあと想像しながら、ネットでレシピを検索して驚きました。
小麦粉とベーキングパウダーで作れちゃうのかと、パンケーキとの違いが分からず大混乱。

ハンドミキサーでゴリゴリやるかボウルが傷つくんだと気づいて、たまにはと手作業ホイッパーで混ぜました。

変わったことといえば、蜂蜜と砂糖の両方を使ったことでしょうか。パンケーキも焼きあがれば蜂蜜かけますけどね。どら焼きの皮は甘いので目分量でえいやっと上白糖と蜂蜜を投入しました。

植物油ではなくバターを使いました。炒め物以外にはバターやオリーブ油を使うことが多いです。耳たぶくらいにもたっとしたホイップくらいの硬さに混ぜられたのでフライパンにそっと記事を流したら、丸くならずがっかり。

ところが火が通ってきたら、表面や周りのでこぼこが消えました。

しかし、思ったより膨らまず、20分以上焼くのに時間がかかり、何となく失敗だろうなとガッカリしてしまいました。

餡子の量はこれくらい。

1回目より2回目の方が焦げずに焼けたので焦げた1回目の生地を下敷きに餡子を塗りました。

出来上がりはこんな感じに歪です。

しかし。

これが、美味しかったんです。
ふわふわのパンケーキより好きかもしれない。
久しぶりに果物カップをスーパーで買いましたが、果物とも相性がいい。
緑茶や紅茶だけでなく、コーヒーとも合いそうです。
餡子も作りたいなあと思ってしまいました。
しかし、ほんのちょっと作っても労力がもったいないので、我慢。

焦げた下の生地はサクサクして、上はふんわり食感が違ったのも怪我の功名で美味しかった要因です。

それにしても混ぜるのに牛乳を使ったり、パンケーキと変わらないような材料で作ったのに、市販のどら焼きとほぼ似た味になったのは驚きです。

ネットで調べたところ、明治あたりで生地の平たい丸いどら焼きになり、西洋のパンケーキなどの影響を受けて生地のふんわりした二枚の生地で挟むどら焼きになったようです(正確にいつ誰が作ったかは分からない)。

それなら似ていても納得です。
ケーキは冷ましますが、生クリームを塗らないどら焼きはおうちで作ると温かいまま餡子を挟んで食べられるので良いです。
温かいおやつもとても美味しいです。
形にこだわらなければ、簡単にできておすすめです。

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