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来年はこぼれ種で花畑を作ろう

こぼれ種とは?

ガーデナーさんのYouTubeを見るようになって、こぼれ種という言葉を覚えました。

球根植物や多年草は根っこが残りますが、一年草は1年で根まで枯れてしまいます。
そのかわり、一年草は種がこぼれて、来年また芽吹いてくれるのです。

トレニアの花壇

昨年はトレニアの花を苗で買いました。トレニアは値段が安いものはおそらくほふく性で地面に這ってどんどん広がっていきます。花の丸いフォルムも気に入って、グランドカバーがわりになるなと、今年は春に種をまきました。

予定より遅く芽吹き始め、諦めていたので、予想外の驚きと喜びでした。トレニアの花期は本来、4月から10月で長いのです。
父が例によって花の種をまいたところを掘り返していたので、裏庭からせっせと前庭に植え替えました。
トレニアが咲き出したのが真夏だったので、他の花やハーブを植えていて、それほどスペースが取れませんでしたが、白や紫や桃色など彩り豊かに咲いてくれて、毎日、花を眺めながら来年も絶対トレニアの種をまこうと決めていました。

ところが、9月の後半に入り、トレニアに変化が起こりました。

9月はずっと最高気温が30度超え。3日ほど家を留守にして、ちょっと水切れを起こして葉が焼けたかもしれません。
この茶色の丸い粒々は?

トレニアの草丈が伸びてきて、もう一花ひとはな咲かせようとチョキチョキ茎を切っていたところ、丸いつぶつぶに気づいて愕然としました。

(これは種ではないだろうか?)

切るべきではありませんでした。もう花も終わりです。来年こぼれ種からたくさん芽吹いてくれた方がお得じゃないですか。

来年こぼれ種でトレニアがたくさん咲いてくれたら、その分ハーブなど他の植物を買うのにお金を使えます。今年は夏でしたが、春から咲いてくれたら、雑草よけのグランドカバーにも最適です。トレニアに対する期待で胸がいっぱいです。

秋は、ハーブなどの小花が我が家の庭では多くなっています。かがんで眺める小さな花というのも良いものですね。
来年はトレニアを吊り下げて、玄関にハンギング鉢でも飾ろうかなと考えています。手作りのマクラメ編みで吊り下げたいです。

こぼれ種代表

我が家のこぼれ種と言えば、赤紫蘇と青紫蘇が鬱陶しいほど、毎年生えてきます。

青紫蘇もとい大葉の花。

あまりにたくさん生えてきて困るので、今年は種を採集して何かに利用しようと思っています。薬膳としてよく使われます。
紫蘇は葉と茎と紫蘇子(実)で薬効が違います。紫蘇子は、サバアレルギーなどに効果的と言われます。なにゆえ、サバアレルギー限定なのか?鎮咳、便秘改善にも役立つそうです。

2gくらい水で飲めば良いらしいので、まさに薬。私は青魚でお腹を壊す事があります。あえてお腹を壊して試そうとは思いませんが、信じるものは救われる気持ちで1回ぐらい試してみようと思います。

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