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22日目「薬膳スープ」

どうも耳鼻咽喉の調子が悪いです。
扁桃腺が腫れて炎症を起こしていると言う事は無いのだと思いますが、口の中がとにかく痛いのです。声は出るんですが、鼻声です。

熱は無いものの、やっぱり風邪かなぁと思って、正月まで療養食ぽい食生活をしようかなと考えています。

とりあえず、今日作ったのは薬膳スープ。
材料は、棗、クコの実、金時人参、椎茸、生姜の皮、唐辛子を使いました。
塩と醤油を足して出来上がり。
まぁまぁな出来の黄金色のスープになったのではないでしょうか?

風景がぐにゃりと歪む。

壁に取り付けてある冷暖房機や隣の棚が映り込んでいるのは、それだけスープに透明感があるからだと自画自賛。

12月の半ばから、急に寒くなりました。
薬膳スープの材料はもちろん、体を温める作用のあるものたちです。
一般的にはクコの実というとクコの実を薬膳に使うことを想像します。

しかし、クコは結構余すところなく使える植物なのです。

葉「枸杞葉」果実「枸杞子」根の皮「地骨皮」と漢方では言い、用途によって使い分けます。

例えば、高血圧症や動脈硬化の予防には枸杞葉を煎じて飲みます。疲労回復にはその枸杞葉をお酒につけて利用します。

よく見かけるクコの実は手間がかかっているもので、乾燥「枸杞子」の場合は1ヶ月長く置いて熟成させます。肝臓に脂肪が溜まるのを防ぎ、ホルモンの分泌を盛んにすることから、古くから不老長寿の妙薬とされています。

地骨皮は血圧効果、血糖低下、解熱、痰切りに利用できます。煎じて1日3回食前に服用しましょう。

クコの原産地は中国。日本でも生息しています。大変強い植物で、暖かい地方では冬でも新芽が出るそうです。春には若葉を採取して、炊き込みご飯などにも使えます。庭に植えたいなと思いながら出会いがないので、来年は植木市に行って、山査子とか枸杞の木を探すつもりです。それらがなくても何か東洋系の薬用植物が見つかればいいなと思っています。

薬膳スープで作った薬膳玉子粥

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