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今日もご飯が食べきれない ~日本の総理候補について考えてしまう日~

1.最近おすすめの漫画

こんにちは。ネットで「皇帝と女騎士」という漫画を見つけてはまってしまいました。なんと紙でも買いました。最近の漫画はフルカラーのせいか1冊1000円ほどもします。お高いです。貴族の庶子の娘さんが実の父に虐げられ、兵役に差し出されるというお話です。主人公の純粋に兵士としての能力を高め、生きる道を見つけようとするひたむきな性格に好感が持てます。

要するに、性格は異なれど今のところは懐かしのディズニーアニメ「ムーラン」みたいなお話なんです。こっちは西欧風、あっちは中華という感じですね。ムーランも実写になっていて見たかったのですが、ディズニーレンタルサイトがまた手が出ないお値段で、見られていません。

結局惰性で無料漫画や小説を読んじゃうんだよなあと思いながら古本を整理していたら、まだ読んでいない小説がぞろぞろと出てきました。昔は読まずに次の作品を買うということはなかったのですが、生活に余裕のない今の方がそんなことをしているなんて信じられません。

2.パンとパンケーキとビスケットとパイ生地とごはんとどれが重くないかという話

今日の朝ごはんももちろん食べきれませんでした。炭水化物で一番消化の負担がないものはなんですか?といったら、もちろん米飯です。アジア人の体質なんでしょうか。でも、ご飯に合うおかずがなかなか消化によいものが見つからないのが難点です。よくバランス取れてますね。

だから、ついおかずが楽という理由で朝から洋食にしようかなあと思っちゃうんですが、ほぼ食べ残します。昼ご飯にしても食べきれません。昼はご飯代わりに薬だけ飲んどくか~ということが多数あります。

洋食の炭水化物では、私の中で軽い順というのがあります。

ピザ〉ロールパン〉ビスケット〉パイ生地〉食パン〉ケーキ〉パンケーキ

パンケーキが多分一番重いんですよね。一番毎回残します。ホットケーキミックスを使わず、自分でベーキングパウダーを使ってホットケーキ系を作れば良いのですが、それならもはやケーキの生地を作りたくなります。冷凍してもそっちが美味しいですからね。じゃあ、なんで作るんだよと思われそうですが、YouTubeの動画で見るとふわふわパンケーキがおいしそうに見えるからです。コンビニスイーツもふわふわに見えても自分には重たい、場合によってはお腹を壊すと分かっていても、棚に並んでいるのを見てしまうと軽そうで食べやすそうに思えるんです。

学習しないですね、私。

カルディコーヒーのビスケットですが、これがティラミスの生地に使った時に分かったんですが、コーヒーに綺麗に溶けます。小さくて食べやすく、過去に何度か書いた通り、非常食にも嚥下障害がある方にも消化器官が弱い人にもおすすめの優れものです。食パン焼かずにビスケット買えばという話なんですが、それはそれで作らないと人生味気けない感じがします。矛盾してますね。ロールパンは、作る手間がかかるので、やっぱり食パンを焼きがちです。

3.猫は同じ過ちを繰り返さない

うちの猫は人間の食べ物に手を出しません。ゆでたマグロを先日少し食べてくれただけです。それも結局残しました。

ここ数日は朝から枕に来ないんですが、それというのも、障子紙を破ったのを気にしているからみたいです。結露の水分で黄色いシミもひどいし、気にすることはないのですが(むすろ襖はたまにだろうがやめてほしい)、「ダメ!」と怒られるのがずいぶんプライドが傷つくらしいのです。

その破れた障子にはさらに話があって、朝起きて障子紙が破けているのを見つけて叱った翌日の朝、障子の下に蟻が複数這っていました。虫の死骸でもあるんだろうかと探しても見つかりません。

すると、蟻をつついていた猫がひょいと破れた障子に手をつっこみ、足の折れた蜘蛛の死体を取り出しました。

阿鼻叫喚。

食べないでね!と言いながら(食べないんですけど、食べそうにみえる)、手から引きはがして砕けた足を拾ってティッシュに何重にも包んで捨てました。ヤモリとか蜘蛛とかゴキブリとかムカデとか殺した獲物を見せても私が喜ばないので、うちの猫は死体をその場に放置しがちだったのですが、とうとう死体を隠すまでになってしまったのでしょうか。最近死体を見ないのはそのせいでしょうか。実はその辺の隅に転がっていると思うとなお気持ち悪いです。

どんどん猫の玩具が無くなるんですが、玩具が隠れた場所にお亡くなりになった虫もいたりしたら、その玩具捨てます!今のところ、玩具も虫も見つかりませんが、よくもまあ変な気の遣い方の知恵をつけるなあと思います。

とはいえ、時折人間も猫を弄びます。子猫の時から叱っていたら、猫はほぼ食卓に乗らないのですが、たまにエノコログサ(ねこじゃらし)を猫草代わりにとってきて食卓に挿すと前足をかけて首をのばして、食べにくそうにしています。

母の前では特に怒られたくないようで、草の葉をうまく噛めずに四苦八苦しており、大抵は母に言われて床に草の皿を下ろしてあげます。もういっそ草を咥えて違うところで食べればいいのになあと思うのですが、なるべく人間のいるところで食事をしたがります。偶に新聞に頭を隠してご飯を食べているのに、食べるとき側にいてほしいという心理はなんなんでしょうね。お皿からご飯をこぼしてはいけないと思っているらしいので、かぶせて食べればご飯が飛び散らないためにかぶりたがるのかなと思ったりしています。

そうやって猫の食事を見ていたら、子供たちも新聞かぶって食事して新聞を捨てれば、飛沫も飛ばないかなと思ったりしますが、異様だし、倫理的にアウトでしょうね。そこまでして、他人のそばでご飯を食べたいのは猫だけです。

4.やっぱり気になる総裁選の行方

個人的には2大政党制になって、とりあえず自民党以外で1度コロナ対策にあたってほしいと思っています。しかし、それでも、自民党の総裁選の行方が気になります。きっと河野太郎さんになるんだろうなと思っているのですが、何で河野太郎さんになるのかよくわかっていません。

以前は、というか私が子供のころまでは、外務大臣や財務大臣(昔の大蔵大臣)を担当した人が総理になっていた印象です。それが壊れたのは、安倍晋三首相からでしょうか。小泉純一郎元首相も外務大臣経験があります。法務大臣も重要かなと思いますが、法務大臣は近年女性がなることが多く、とはいえ、女性への支持者は集まりにくいので、法務大臣より財務省を担当する大臣が力のある人だという印象があります。

今、次の大臣の予測が立てにくいのは、外務大臣や財務大臣の要職に次期首相候補がついてないからなんですね、多分。じゃあ、最近のそれらの大臣は誰なのかといえば、財務大臣は麻生太郎元総理です。外務大臣も担当されたことがありますね。

①茂木敏充外務大臣 65歳

総裁候補には、現在外務大臣の茂木敏充さんも上がっています。東大経済学部、ハーバード大学ケネディ行政大学院卒。コンサルタント、評論家経験。何度か不祥事の疑惑のようなものが取りざたされましたが、ここでは確証のない疑惑はおいておきます。経済大臣の経験もある方です。今は財務大臣のほかに経済産業大臣、経済再生担当大臣、一億総活躍大臣などあるのでややこしいです。ただ、財務省を担当する大臣がさらに重要ポストだと考えれば、やはり、経済大臣より財務大臣の方が首相のポストに近いということなんでしょう。

②石破茂衆議院議員 64歳

では、外務大臣にも財務大臣にもなっていないけれど、匹敵するような要職経験がある方はだれかといえば、それは総裁候補の中では石破さんになりそうです。慶応大学法学部卒業、三井銀行従業員経験。長らく要職から外れてしまっているので、私もわざわざ調べました。65歳の茂木大臣は1994年から衆議院議員を務めていますが、64歳の石破さんは当時最年少の29歳の時、1886年から衆議院議員に当選しています。つまり今年で自分の人生の半分以上を議員として歩まれることになったわけですね。石破さんより議員年数が長い人といえば、私が思いつくところでは、二階俊博幹事長と麻生太郎元総理ぐらいでしょうか。お二人とも私が生まれる前からととは、ずいぶん長いですね。とはいえ、その二階さんや麻生さんとも石破さんは議員年数は数年から、4,5年ほどしか変わりません。仮に石破さんが二階さんたちのように80近くまで議員を務めたら、半世紀も議員をやることになりますね。大変だ。

そんな議員経験年数の多い石破さんですが、外務大臣と財務大臣経験がありません。外交と国防がライフワークの政策通と呼ばれているそうなので、なぜ外務大臣の経験がないのか謎ですね。一つの理由としては1993年の細川連立政権の時に一度自民党政権を離れていることが理由にありそうです。それでも当時はトップ当選、以後一度も比例復活せず当選を続けるというのはそれだけ地元に貢献しているということでしょうか。

【石破さんの経験した要職】

・防衛庁長官

・農林水産大臣

・政務調査会長

・幹事長

・内閣府特命担当大臣

・地方創生担当大臣

・防衛大臣

どれのときどうだったかとか大臣級以外の職務は、省きます。当選回数11回でも、外務大臣や財務大臣にはなれなかったということなのでしょうか。それでも、総裁選に複数回立候補されてますね。「水月会」という研究会のメンバーが石破派と呼ばれる人たちのようです。ちなみに細田派(安倍派)は「清和政策研究会」のメンバーが細田派と呼ばれる人たちのようです。水月会のメンバーが総裁選の石破さんの推薦人には必ずしもならないということをテレビで言っていました。だったら、水月会とはなんぞやと考えると、難しいですね。

③河野太郎行政・規制改革担当大臣 58歳

河野大臣がついた要職は以下の通りです。

・外務大臣(安倍内閣)

・防衛大臣(安倍内閣)

・行政改革担当大臣・内閣府特命担当大臣(2度目)・新型コロナウィルス感染症ワクチン接種推進担当大臣(菅内閣)

2017年に外務大臣になられているので、比較的最近大臣の職に就かれたようなイメージですね。学歴は複雑でよくわかりませんでした。慶応大学を2か月で中退されて、海外の大学で勉強されたようです。茂木さんと同じく外務大臣経験があるので、首相候補者として重要ポストの経験はなされた方という印象でしょうか。ちなみにお父さんの河野洋平さんがご存命で、お父さんが副総理、外務大臣、官房長官を歴任されています。

④岸田文雄前政調会長 64歳

・政務調査会長

・国会対策委員長

・外務大臣(安倍内閣)

・防衛大臣(安倍内閣)

・内閣府特命担当大臣(福田内閣、安倍内閣)

早稲田大学卒業。銀行員経験。2007年に内閣府特命担当大臣になられています。内実はわかりませんが、順調な道のりを歩まれてきた方のようです。幼少期にニューヨークで過ごされたようです。留学経験などがないことから、外務大臣は大抜擢だったみたいですね。外務大臣と防衛大臣兼務されたのは岸田さんが憲政史上はじめてだそうですが、防衛大臣をされたのは稲田朋美大臣退任に伴ってのひと月もないほんの短い間でした。

他の方も候補に挙がっていますが、有力とされている方々をあげてみました。外務大臣や財務大臣経験者が総理総裁の地位についてきた歴史を考えると、石破さんは対抗するのがやはり難しいのでしょうか。個人的には、臨時国会を開くよう言ってくださったかたなので、正義漢があるのかなと思っております。

5.外務大臣経験者の外交政策

では、外務大臣を経験された3人の外交スタイルはどうなのでしょうか。

Ⅰ.岸田文雄前政調会長

すでに総裁選に出馬を表明されているので、外交政策についても述べられています。「台湾海峡問題は大きな課題となってくる」との認識を示されており、台湾との連携を重視していくとのことです。つまり中国との外交はこれまで以上に慎重になられるのではないでしょうか。

Ⅱ.河野太郎行政・規制改革担当大臣

2019年に外務大臣を務められていた時の国会発言を見ました。日米連携強化を重視されているようです。「日本を前にすすめる」という本を出版されているようなので、読むとより深く外交に対する姿勢もわかるかもしれません。

今朝出たJBPRESSというところの記事では、元外交官という人の発言で「岸田さんは外務大臣の経験が長いが中国に対してソフトな外交をするイメージがあり決断力に欠けそうで、河野太郎さんはバックグラウンド(経歴)やルックスがよいので、好ましい首相候補。一方で米議会やシンクタンクのタカ派は防衛問題に強い石破氏を好んでいるが、推薦人を集められるかどうかだ」ということが述べられていました。

よくわかりません。米議会が石破さんを見込んでいるなら、アメリカは石破さんを望んでいるということではないんでしょうか。河野さんのルックスってなんですかね。石破さんは海外では貧富の格差の解消に取り組んでいるというイメージのようです。長く地方創生大臣から外れてからも、地方を訪ね歩いていらっしゃるからでしょうか。どこまで信じてよいかわかりませんが、3氏の名前が挙がって茂木さんが上がらないのはそもそも聞く人が茂木さんの名前をあげなかったのでしょうか。わかったのは岸田さんと石破さんには不祥事のイメージがないということくらいでした。

Ⅲ.茂木敏充外務大臣

今年度の外交所信演説から考えます。現在の外務大臣なので、新型コロナ対策に対する各国の協調を重視されているようですが、それは他の方と比較が難しいので省きます。「包容力と力強さを兼ね備えた外交」を推し進めたいとのことです。日米同盟の強化や中国に対する姿勢は言葉の上では、河野さんと変わらないようです。中東情勢を重視しておられることが読み取れます。最近でも、中東に自ら歴訪されていますね。その対応が遅いかどうかや一つ一つの発言についてネットなどでも評価があるようですが、よくわからないことについては書くのを控えておきます。

6.まとめ

以上から考えると、外交に強い期待感があるのは、石破さんと河野さんのようですが、石破さんは一定の評価を得ながらも首相になる前の重要ポストである外務大臣の経験がない。また、もう一つの重要ポストである財務大臣の職には高齢で再度登板の可能性のない麻生太郎氏がついていることから、財務大臣経験者の候補はいない。茂木大臣は、不祥事はさておき、現在の世界情勢がコロナや中東やアジア問題を含めて非常に舵取りが難しいことから、現職のため評価を得られにくい。長く外務大臣を務めた岸田さんも同様の傾向がある。よって、世論調査の通り、河野太郎さんが有力だということでしょうか。

テレビでは共同通信の世論調査が出ていましたが、ここでは読売新聞の調査を書き残しておきます。

2021年9月6日朝刊

Q.次の首相にふさわしい政治家は

・河野太郎行政・規制改革担当大臣 23%

・石破茂元幹事長 21%

・岸田文雄前政調会長 17%

・小泉環境大臣 11%

・安倍晋三元首相 5%

・高市早苗議員 3%

・野田聖子幹事長代行 2%

【自民党支持層に限る場合】

・河野太郎行政・規制改革担当大臣 30%

・石破茂元幹事長 21%

・岸田文雄前政調会長 12%

・小泉環境大臣 10%

・安倍晋三元首相 8%

・高市早苗議員 5%

以上より、次点の石破さんが出馬しなければ、今のところ総裁候補の最有力はやはり河野太郎さんということみたいです。石破さんが総裁になるには、総裁選に出ず、河野太郎さんの支援に回り、財務大臣や外務大臣の職につき、手腕を示してから、次期を目指すというのもありかもしれません。しかし、そんなことをしていたらもう石破さんは、70歳くらいになって結果機会を逃すのかもしれません。

追記

私は河野さん支持ではありませんが、批判する人は河野さんのブログやTwitter、今月出された本などを読んで政策を知った上で批判するべきだと思います。
私は働き者の良い方なのだと思いました。
ただ、庶民からかけ離れた価値観を感じ、外務大臣時代のあり方、内部の諸問題に取り組む姿勢を感じられないのでむしろ野党が良いと思いました。
野党が良いと書くとbadがつくのはわかっています。でも、ネットですら賛同を表せない人たちと繋がりたいです。
麻生大臣が85歳まで財務大臣や要職を希望し臨時国会は憲法違反で無視したかと思えば総裁選の後の10月4日から開くと言い、任期満了後の11月以後に衆院選になりそうな異例の延命措置、恐らく新総裁で支持率回復してから選挙との目論見が許せません。
閣僚総裁経験者がいつまでも議員でいられるあり方は民主主義の期待に沿っているでしょうか。ロシアや中国の外相を礼賛する姿勢も疑問です

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