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これが京都か

前の投稿から2週間も経ってて、もう書かないんじゃないかと思われてると思うし、自分も思った。笑

気にしない気にしない。の一休さん精神でやらせてもらってます。


露骨にバタバタしてるとこういう事が出来なくなるのをなんとかしたいけど、
なんとかしたいと思ってる時点で自分はそういう人間かと認めてしまってる。
認めてしまってる時点で、、、

ってループするのでこの話は終わり。


この週末、お仕事で京都へ行きました。

先に謝る。
仕事へ京都へ行く時点で、私欲が止まらないのはわかってた。
せっかく行くんだから、あんなところやこんなところに行きたいな〜という想像をした。
それを踏まえて今回は出張プランを組みました。
会社の皆さんごめんなさい。
言い訳ですがその代わり休みを使いました。


京都なんて何年ぶりだろ?
僕は毎回、京都へ行くと必ず三十三間堂に行っていた。
理由はない。



千体千手観音を観ているだけで楽しいし、
観音様や神様の像が約120メートルの寺院の中に千体ほど鎮座している様はこの世の物とは思えない光景で、
なんだか圧倒されながらもパワーを授かってる気になる。

三十三間堂は言っても京都観光をする上でトップに躍り出る観光スポット。

他にも沢山あるが、
毎回同じ場所へ訪れてもな、、
違うところに行ってみるのもいいな、、
と、思って今回は取引先のスタッフさんからのおすすめの「常寂光寺」へ行く事に。


「常寂光寺」と書いて「ジョウジャッコウジ」と読む。

詳しくは調べて欲しいんだけど、ここは嵐山の観光スポットど真ん中の中では少し離れた場所にあるお寺。

境内にはお堂や多宝塔、書庫などが点在していて、
『結局これってなに?』ってなるような光景と、
無数のカエデと苔のせいでとにかく暗くて湿っている。

でもめちゃくちゃ気持ちの良い場所だった。
近くに竹林もあるから、そこに行くまでに徐々にヒーリングされていてきづけば安らいでいた。みたいな感じ。

時間制限はなかったけど疲れたしお茶でもして帰ろうと思った。
ここまでが嵐山ついてから1時間弱。(歩くのが速いのでもっとかかるかも)


これは「さみだれうどん」。
美味かった。ここで終了の合図がなった。

と思ったら店主が話しかけて色々と嵯峨野の土地のお話や観光地を教えてくれた。

『まだ元気?』と尋ねられた。
なぜか即答で『元気です!どこかありますか?』と応えていた。

そしたら店主はそのお茶屋のお手製の地図とペンを持って、
地図の中にあるおススメの場所を教えてくれると思ったら、裏目に手書きで地図を書き出した。


『お兄さんの足なら30分くらいで着くと思うから行ってみて欲しい!面白いものがみれるから!』と言われ、
「化野念仏寺」というお寺をおすすめしてくれた。

『30分か、、、、』

さらに追撃を喰らった。

『ここから20分歩けばもっと面白いものがあるよ!』と言われ「愛宕念仏寺」もおすすめされた。

この時はもう意地です。
なんだか気持ちいいし、身軽にしてたから即座に店を出て歩いた。
多分無意識で競歩レベルのスピードで歩いたので、「化野念仏寺」までは20分程で行けた。




載せていいかわからないのと、ここにいる時は基本鳥肌が立っていたのでここには書かない。
気になる人には直接お話しします。



で、意地を超えてランナーズハイみたいになってたので、そこから10分ほど先の「愛宕念仏寺」に移動。


ここに着いてゆっくり境内を周った時、なんだかスカッとした。
タイミング良く晴れたからってのもあったからかな。

ここも調べて貰えればわかるけど、
歴史は古いがお地蔵自体は1980年頃に参拝者による羅漢彫りで500体を目指し、
結果1200体のお地蔵さんが並ぶ事になった。

その他にも観音様がいくつか。
本尊は頂上あたりにある千手観音像。
これが僕の今回の最終参拝場所になったんだけど、
その時が1番晴れてて気持ちよかった。

とにかく楽しくて帰り道は調べ物をしながら戻ったらワクワクしすぎて、
休憩も兼ねてまた同じお茶屋へ行って店主に報告しに行った。

そしたら目が点になってた。
『早すぎる!ちゃんとみた?』って。笑
多分2時間はかけて周るところを1時間ちょっとで戻ってきたから。

それが店主の何かを刺激したのか、
またおすすめの場所を教えてくれた。
流石に行かないよ、もう。

でもまさかの事があって、
『僕は天台宗のお言葉に助けられたんですよね。だから帰り道に愛宕念仏寺が天台宗派だって調べて分かった時、行ってよかったと思いましたよ。』(これに関しては前回のnoteに色々書きました)って伝えたら、
『早く行ってよ!!!寂聴さんの寂庵も教えたのに!!』って。
寂庵は寂聴さんが開いた寺院で今はもう開いていない。
行けなかったけど、なんだか嬉しかった。


そしてその後は流石に戻ったんだけど、
帰路につきながら色々と調べたら、
寂庵はもちろん、三十三間堂や愛宕念仏寺などなど、僕が行きたいと思った場所は天台宗派のところばかりだった。
そして瀬戸内寂聴さんは天台宗の尼僧である。


不思議だなと思った。
偶然だとも思うし、偶然じゃないな。とも思った。
僕は無宗教だし、詳しい事なんて知らない。
ただひたすら面白かった。

世の中には知らない事ばっかりだなって自分の浅はかさに気づいたのと同時に、
楽しみを見出してしまったのである。


今回の京都はそんな感じ。


それと、GR3Xというカメラはヤバいカメラだと再認識。
なので予算高めの設定でファーストカメラが欲しい人は、このカメラも候補に入れてみてください。
人生が豊かになりますよ。

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