お遍路の旅 八十七番札所
こんにちは(^^)
自分で作ったお線香持ってのお遍路旅。の続きです。
2024年は、逆打ちです。
逆打ちとは?
手作りお線香とは?
八十八番は?
の記事はこちらです(^^)
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八十七番 長尾寺(香川県/さぬき市)
ちょっ、まてよっ
山門横の仁王門は、あまりにも大きく重たくて志度浦港からここまで運ぶ者がおらず、ずっとほったらかしにされていたそう。
「ちょっ、まてょっ、じゃ、もう自分でいくわ~」と、仁王門がこちらの山門まで自分で歩いてきた、という伝説が残っています。
仁王門横にあるこの石柱は供養塔です。左右に二基あります。
ダメンズ弟子から学ぶ
ちょっと見づらいですが、本堂屋根の少し下、”長い巻物とほうき”が彫られています。
先達さん情報です。
昔、お釈迦様の弟子に、物覚えが悪く、なにをやってもダメな弟子がいました。お釈迦さまは言いました。
「はぁぁ~。お前は掃除するだけでよいよ。」と。
ダメンズな弟子は、毎日毎日掃除だけを一生懸命やり続けるのです。
そしてあるとき悟ります。掃除をするということは、心の中をきれいにすることなのだと。
そしてついに、お釈迦様の弟子として認められました。
悟りを得るには、夢を叶えるには、地位や名誉や頭の良さとかではなく求め続ける気持ちがあれば誰でも叶うのですよ、というお釈迦さまの教えです。
誰かに「才能ないよ」と言われても、ずっと歩き続けていけば必ず道はできている。今世無理だとしても来世につなげていけばこれはもう悟りの境地。
わたしもまだまだその途中。のびしろしかないわぁ。と思うの大事。
大谷翔平くんは、ずっと過去世から努力継続、だから輝いている、のかもしれませんね。
よしっ。自分にできることをしよう。
進むペースはそれぞれ皆違う。
自分のペースで自分の気持ちに正直に。挑戦しよう。
ダメンズ弟子にものすごく背中を押されたのでした。
皆様が一日でもはやく安心できる生活にもどられますように。
ご祈願 集中です。
静御前どうしてここに
源義経の最愛の人、静御前。八十七番札所に静御前の剃髪塚があります。
先達さん情報です。
静御前の母親は、香川県東かがわ市小磯出身。体調不良の静御前を心配してこの地に呼び寄せたのこと。
そして、静御前は当時八十七番札所の住職の勧めで尼さんになった、ということです。
義経との子供を頼朝によって殺され、悲劇の人生を歩んだ静御前。
そして義経への愛を最後までつらぬいた方。
この地で尼さんになていたとは。
強く生き抜く。ひしひしと感じましたよ。
絶品!名物 甘納豆入りおはぎ
八十七番札所には、有名なおはぎやさんがあります。
私ももちろん実食!とんでもなくおいしかったです。
日本に生まれてよかっタ-!って思わず小声で叫びました。
おはぎ、ねぇ。
と思っている方も。
雲のようにふわっととけていくような絶妙食感と甘さ、和の最上級スイーツにびっくりすると思います。
お近くに寄られたときはぜひ!
次は八十六番へ!
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