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想像以上に四季報が面白いかもしれない

18日に待ちに待った会社四季報春号が発売された。

これまで四季報はちゃんと買って読んだことは無く、「四季報に書いてある内容なんて楽天iSPEEDで見れるから必要無い」なんて思ってたくらいだった。

小遣い稼ぎの短期トレードで始めた株式投資。コロナ禍の投資ブームの波に乗り、資産運用として本格的に舵を切り出してはや数年。これまで少しづつ投資資金を増やしていたが、昨年からの日経平均株価の上昇の恩恵も受け、300万円を超えたあたりから資金の上昇幅が一気に上がっていき投資へのモチベーションが日に日に上がっていた。

そんな最中の3月頭、会社四季報の発売が間近ということに気付き「今後もちゃんと投資家としてやっていくためにはこういうのも読まないとダメか」と衝動的に予約ボタンをタップしていた。いざ買うとなって予約注文してみると、まだかまだかと発売日が楽しみになっていた。

紙面で読みたい気持ちもあったけど、一冊2000ページ程もあると分厚さで気軽に持ち運べないし、いよいよ最近衝動買いしてしまったiPad miniの出番かなとKindle版を購入した。結果的にiPad miniやスマホでどこでもちょっとした隙間時間に見れるし、自分には合っていると満足している。

こうして待ちに待った四季報を、今では毎日少しずつ読んでいる。2179ページもあるのでとりあえずはパラパラとめくりながら、気になる文言などがあったらその企業について調べるという読み方をしている。最初からしっかり読んでいると全然ページが進まなくてもどかしい。

今のこのざっと見の段階で、けっこう四季報の面白さを体感している。初めて読むというのもあるだろうけど、「こんな企業があったのか」という気づきが多い。普段スクリーニングで銘柄探しをしているとまず目が行くのは会社名かチャートで、その先の四季報内容、業績や会社HPまでを見に行く銘柄は少ない。

四季報だとパラパラとめくる時に会社名と会社の特徴、期間特記がパッと見で分かるので圧倒的にただスクリーニングして覗きに行くよりも会社概要まで理解出来る。四季報を読む以前より圧倒的に会社について知って調べる機会が増えて、それだけで十分楽しい。より投資が楽しくなったような感じ。

そして早速、四季報で気になった銘柄をいくつか買ってみた。日経平均は上がりすぎていつ落ちるか怖いくらい上がっている。この地合が続くのか急落するのか怖い時期ではあるけれど。さて初めて四季報を読んで決めた銘柄は今後どうなってくれるだろうか。

ざっと見が終わったら、今度はまた頭から一ページずつきちんと読んでいくつもりだ。そうなると全て読み切るのにどれくらいかかるだろうか。毎日そればかり見る時間もないし、読み終わる頃には気づけば夏号の発売時期が迫っているかもしれない。


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