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『特別』になるのが怖かった私へ(3/12)


4月〜6月に、はちみつコミックエッセイ主催の
コミックエッセイ描き方講座を受講していました。


そこでの最終課題として描いた作品を
少しずつ載せています。



『特別』と私③




高校も大学も大学院も
結構のびのびと
自分らしく過ごせた時期でした。


周りの友達も
個性が大爆発しているような人が
たくさんいて
その中で安心して
自分も自分らしくいることができました。

ありがたい環境でした。

その時期が、
今の自分を支えてくれているとも
感じています。




就職先も、
とても個人を大切にしてくれるところで、
個性的な職員さんと
個性的な患者さんばかりだったので
自分らしくいることができる環境では
ありました。


しかし、
「社会人として」という勝手な気負いと、
「精神科」という場所で
患者さんのしんどさが入ってきて
自分がしんどくなってしまったらという心配や、
“何かが入ってくる”ということが
自我障害と捉えられるのではという心配が
私を緊張させていました。

自我の膜が薄いのは薄いのですが…

今まで
自分の中に入ってくるものとか、
直感、雰囲気、なんとなく、
というところを根拠に
考えたり行動したりしていたので、
それを使わないということは、
とても心もとないとこでした。


全く使っていなかったわけではないと思いますが、
「使わない」ということが
どういうことかもよくわかっていないまま、
自分に「禁止!」を
出していたように思います。



自分で自分を苦しめることは
健康的ではないですね。









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