ペンネーム由来

くれないの雨―――紅の雨、または紅雨(こうう)

春、濃く薄く紅に咲く花々、つつじ、しゃくなげ、桃、杏などに頃を重ねて降る雨のこと。

紅雨(こうう)

……雨は無色だが、時に花粉や黄砂などを含んで、やや色らしいものが付くことがある。かすかに紅色を帯びた雨のこと。ほかに花々にやさしくそそぐ春の雨景をもいう。

「雨の名前」高橋順子・佐藤秀明著 小学館刊より

くれない(紅)―――ベニバナで染めた鮮やかな赤で、わずかに紫みによっている。

また、紅は、秘めた熱い思いを表す言葉として歌に詠まれる。

恩田陸著『三月は深き紅の淵を』の小説の中からHNのヒントと紅という言葉を頂きました。

……朱音の名前は、『あかね』ではなく他の読み方もできることに気が付いた。ペンネームは生まれた月を組み合わせただけの、安易なネーミングで―――

そして、私の生まれ月は、三月...。春の月の生まれ。

平仮名なのは『暮れないの雨』や『繰れないの雨』などと時によってとりかたが違ってくるように。

雨――水滴となって空から降ってくるもの。

心の雨

……心がふさぎ、晴れやかでないさま。

私の心には雨が降る。にわか雨だったり、どしゃ降りだったり、風も吹いたり…でも、雨はいつかはきっと止む。

春雨(はるさめ)のように、やわらかで優しく、緑うるおう恵みの雨でありたい。


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