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正解を探すクセをなくしたい


朝晩が寒くなりましたね!
まだ夏掛けしかない我が家では、
みんな凍えております 笑
良い天気の日に布団を干してから使いたい派です。



さて、本題です。
私は自分が無意識のうちに正解を探すことが
クセになっている…ということに気づきました。
本当にこれは無意識なのですが。
ある意味自分を守ろうとする、
本能なのかもしれないと思うほど。

誰かに責められないために、
誰かに悪く思われないために、
仕方ないよねと言ってもらうために…

正解を探すことの何が問題なのかというと、
自分の気持ちを無視することがある、ということです。
そして、いつも無難な答えを出すことになります。
正解探しに労力を使いすぎることもありますね。

それでいいと思えたらいいのだけれど、
それではつまらないと思っているのに気持ちを無視して、
無難な答えにしてしまう。
なんてもったいないんでしょう!

これももしかしたら小さい頃からの
思考のクセなのかもしれないと思うのです。

でも、自分がそういう傾向にあると気づいたからこそ、
意識をするようになりました。
気づけた私、素晴らしいじゃないか!
と、思うことにします^ ^


ひとつ前の記事でも書いたように、
「休む」ということにもそれらしい理由を見つけて、
でも嘘にならないように言い方を考えて…
そんなことをいつもしていました 笑

難しく考えないで、
「私、休むから!」
ただそれを言えばいいだけだと、
頭ではわかっているのですが。
だって、自分が決めることだから。
誰かが代わりには休んでくれない、
疲れているのは自分なんだから。

自分が何かを間違えた時。
これこれこうだったから間違えたんだ!
理由を絞り出して言いたくなります。
これは自分がひねくれているなぁと思うところです 笑

結局、否定されるのが怖いんですね。
間違えたとしても大抵の人は、
そんなこともあるよ〜大丈夫〜
と言ってくれます。

でも、子どもはそうはいかない 笑
少しでも間違えようものなら、
先生なのに間違えたー!
先生嘘ついたー!
と言われます 笑

先生も人間だから間違えることがあるんだよ、
間違えることと嘘をつくことは全然違うことだよと、
その度に話します。
間違えること=悪いこと、ではないんだよとも話します。

私はピアノを教える仕事もしているのですが、
音楽の用語だったり表現方法の伝え方というのは
とてもおもしろいなと思うのです。

例えば…
遅くならないように弾くというのは、
急いで速く弾くこととは違います。
後ろに引っ張られるようには弾かないでね、
という意味になるわけです。

この音は特に大事に弾こうね!というのは、
強い音で目立つように弾くこととは違います。

うまく伝わるかわからないのですが…
日常でも、こう言われたからこういうことだと
言い切れることばかりではないと思うということです。

実際の人とのコミュニケーションの中では、
言葉はもっと繊細に使われているのでは?と思うのです。

うるさくない=静か ではないし、
がんばらなくていい=やらない でもない。
考えすぎると難しいですね 笑
これもまた、正解探しのクセなのでしょうか。

人によって受け取り方が違うので、
どんなに気をつけて伝えても、
思ったように伝わらないこともたくさんあります。

子どもたちのやり取りを聞いていると、
そういう意味じゃないだろうなぁと思うことが
多々あります。
お友だちに間違って伝わっていそうな時、
私が口を挟んで、こういうこと?
と聞いてしまいます。

人と良好な関係を築くには、
言葉を知るというのも大切ですね。
今、子どもたちは日々の生活の中で
一生懸命言葉を学んでいるところ。
コミュニケーションも学んでいるところ。

考える力、自分の考えを表現する力、
それらを育てている途中です。

こうあるべきを押し付けたくないですね。

大切なのは正解の答えを言うことではなく、
自分の正解に辿り着くまで諦めずに
コミュニケーションをすることなんだと思います。
伝えたいことが間違って伝わってしまったら
伝わるまで話せばいいんです。

そんな子どもたちを見守っていきたいです。
子どもたち自身の考える時間を大切に、
大人の意見は参考程度に伝えていきたいですね。

正解はひとつじゃないから!


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