BtoBサービスで、ブランディングはそんなに重要なのか?

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前回の更新からずいぶん間が空いてしまいました。今年はもっと更新を頑張ります(抱負)
というのを書いて半年が経ってしまいました…今度こそちゃんと書きます、継続は力なり。

早速ですが本題です。

マーケティング活動を行う中で、ブランディング、ブランドイメージというキーワードをよく耳にします。
弊社でもブランディングの話が上がることはありますが、toBサービスではそんなに重要なのかな?と疑問に思ったので各サービスで考察してみました。

いきなり結論

考察を書き連ねる前に、最初に私の出した結論を言います。

1. BtoBサービスではプロダクトが最重要
2. プロダクトの次にブランディングが重要

です。やはりブランディングは2の次だなと思いました。なお、ブランディングを軽視してもいいという話ではないです。

ブランディングとは

そもそもブランディングの定義を正しく知っておこうと調べてみました。

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。(Wikipedia

「ブランドに対する共感や信頼などを通じて」とあり、共感信頼がキモですね。

BtoBプロダクトを選ぶときの心理

私が数あるBtoBプロダクトを検討・選択する時のことを考えてみました。(toCぽいものも含みますが広義でtoBで括ってます)

①会計ソフト
会計ソフトと聞いてすぐ思い浮かぶのは、、freeeでしょうか。ネット業界にいるので、freeeはなんかイケてそう!というイメージはありますが、使う側として検討するならイメージだけでなく、実際の使いやすさを重視しますので、ググってサービスサイトや比較サイトを見ます。

②ドキュメント管理ツール
Dropbox、Kibela、Qiita、Confluence、、色々ありますが、やはり決め手は使いやすさとコストです。どのツールが一番かっこいい、お洒落とかいう風には考えません。強いて言うならDropboxが洗練されてお洒落に感じられますが、プロダクトがイケてるからだなという話に帰結します。Dropbox paper、スラスラ書けちゃう…

③チャットツール
私がまず思い出すのはSlack、次にChatworkでした(他にも色々ありますが)。インターネット企業の多くはSlackを利用していますが、本当に便利なプロダクトだと思います。Chatworkよりお洒落でイケてる感じがします。しかしSlackは結果的にイケてるプロダクトになったんだよなぁと思います。

他にもBtoBプロダクトは色々ありますが、もう上記3種のプロダクトについて書けば十分かなと思います。イケてる感じがするプロダクトはプロダクトそのものがイケてるので、結果的に見え方もイケてて選びたくなります。

そもそも見た目や雰囲気がお洒落かどうかよりも、中身が大事ですよね。ツール導入費なんかは固定費に響きます。欲しい機能・値段・使いやすさを比較検討して選ぶのが普通だと思います。

プロダクトがあってのブランディング

ブランディングの定義の話に戻りますが、ブランドへの共感と信頼がキモになってユーザーがプロダクトを選択するのがブランディングの効果です。BtoBでは、かっこよさやお洒落などの「ブランドイメージ」よりも、プロダクトクオリティが信頼に直結すると思います。つまり、良いプロダクトがあっての信頼、ブランディングです。共感を得るには「この機能が欲しかったんだよね」という痒いところに手が届く喜びを提供するべきだと思います。共感を切り口に考えても、ユーザー視点になって求められているものを作るプロダクトの話に繋がります。

プロダクト力信者みたいな記事になりましたが、マーケターの仕事もプロダクトがあって初めて成り立つので、やはりプロダクトを作り出す人たちって素敵だなと思います。私も弊社プロダクトの魅力を、より多くの人に届けて信頼と共感を得るきっかけを作りたいです!

またね




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