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初めての手話講座に行ってきた

昨日は初めての手話講座だった。手話はかなり前に手話サークルで勉強していたとこがある。しかし、しっかりと勉強するのは今回が初めて。

手話サークルでは、テーマに沿ったプリントが配られ、そこに載っている文章の手話をみんなでやりながら、ろう者の人に教えてもらうというものだった。

そのときは人数も少なかったし、みんな向かい合って座っていた。

しかし、今回は40人いる。講義室みたいな、縦長の会議室で、みんな前を向いて勉強する。
実はこういうシチュエーションが苦手だ。教室っぽい感じが恐らくトラウマなのだ。

そして、更に辛いのは雰囲気である。なんだか、初めてなのに和やかで、もう親しげに会話している人もいる。周りにいる人たちが何だかみんな、同じような雰囲気を持っている。自分が浮いている感覚がした。

1回目からヤバいなこれは、と思いながらも、折角、抽選を通ってここまで来たのだから、頑張りたいとも思った。

今回の講座は、オリエンテーションと「聞こえ」に関する知識を学んだ。

細かく書くとまずいので書かないが、耳の仕組みとか、どういった検査を経て診断に至るかとか、聞こえにくさを体験できる音声を聞いたりした。(もちろん、これが全ての聞こえにくさではない。聞こえにくさにもいろいろある) 

講座は1時間半あって、休憩無しでずっと話しを聞いていた。駆け足でパワーポイントを進めていく講師の方も、大変だったのではないかと思う。

しかし、内容は購入したテキストに載っているので、メモする必要はない。わたしは前を見て話しを聞くだけだったが、メモしている人も多かった。

手話は座学で身につけるものではないから、メモは最低限にしたいけど、どんな手話をするのかはメモしたいと思ってしまう。忘れる自信があるからだ。

復習と予習をしっかりしておけば問題はないが、ずっと同じように頑張れるわけじゃない。体調が悪いときもあるだろうし。

今回の勉強で印象的だったのは、聞こえにくい、聞こえない、聞き取りにくい人たちが、いろんな過程を経て、自分に合った選択肢に辿り着くことだ。

子どもの頃に検査して、段階を経て検査を続けて、聞こえなかったりすると診断されると、そこから人工内耳とか補聴器とかの選択肢が出てくる。
それらの選択肢も、その人がどういった難聴なのかによって変わってくるし、全ての人が聞こえるようになったり、聞き取りやすくなるわけでもない。
また、中途失聴だと、また違う道のりになると思う。

こういった長い道のりを経ないといけないのだ。

わたしが講義を受けて思ったのは、障害者手帳に該当する範囲が狭く、京都市から補聴器に関して、補助が出るのは5年に1回で少ないということ。

手話を学ぶだけでなく、ろう文化に触れることも意識して勉強したいと思う。

初めて手話を撮ってみた。上手くできてるのか、よく分からないが、また撮ってみたいと思っている。

少しずつ投稿するので、こちらもチェックしてください。
最後まで読んでくれてありがとう。またね。


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