こんにち葉、
夢野ナオと申します。
普段はエッセイや、
最近は自伝を綴っていたりしていて、
いつも目を通してくださっていて、
誠にありがとうございます！！

こちらの記事は、30年以上に渡り、
難病であり奇病のチック症トゥレット症候群と共に生きてきた、
「今でも」現役患者本人による「奇妙な半生」を綴ったものです。

チック症またはトゥレット症候群で
検索してきてくださった方々が多数と思いますが、
ご存知ない方のために簡単に説明しますと、
チック症には大まかに音声チックと運動チックとがあり、

音声チックでは、
「オッ。オッ。オッ」という単純な発声や、
複雑に文章化した汚語、
つまり、人前で言うと顔から火が出て逃げ出したくなるような、
イヤラシイ卑猥な言葉や、
人を罵ったりするような言葉を発したりします。

運動チックでは、
首を振ったり、顔をしかめたり、
唾を吹きかけたり、
自分や他人の顔をパンチしたり、
何かを蹴ったり、
椅子やベッドの上でピョンコピョンコ跳ねたり、
多種多様です。

これらの動きが自分の意志とは反して発生します。
また、そうせざるを得ない、
とてつもなく強い衝動が生じます。
この音声チックと運動チックを複数患っていたり、
長年慢性化しているとトゥレット症候群という呼び方になったりするようです。
そして、トゥレット症候群と共に強迫神経症なども併発することがあります。

チック症トゥレット症候群の患者はほとんどの方が、
過酷な想いをして生きてこられていると思います。

『面白き事もなき世を面白く　すみなすものは心なりけり』
といいますように、

ぼくも過酷な経験を味わい続けてますが、
同時に懐かしい経験へと昇華していったものが
いっぱいあります。

このマガジンでは、
チック症トゥレット症候群を患い始めたぼくの少年時代を
主に綴っています。
その後チック症状の首振りにより頚髄損傷が悪化し、
全身不随になってしまいます。

チック症トゥレット症候群の症状でもある、
汚言、簡単に言うとスケベな言葉や声を出しまくって、
恥ずかしい思いをした中高生時代の淡い想い出も載せています。

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後半のほうの記事の中で、
チック症状が少し軽減することもあった、
幾つかの経験を載せていきます。
チック症トゥレット症候群の患者さんには、
ご興味があれば試していただきたいと思います。

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