冷笑するって、

大切な同期へ。
最初に、
ここでは同期呼ばわりするけど、それは便宜上です。ほんとはもっと1人の人間として、とても大切に思ってる。

冷笑しないこと。
それは私にとってもめっちゃ大事なことなんです。とてもわかります。

わかる、わかるよ、って、あんまり多用したくないしすべきじゃ無いんだろうけど。
あなたになら、わかるよ、って言いたいし、言ってあげたい。きっとわかり合えるはずだと願いを込めていう。わかる、と。

その冷笑って、
真っ向から鼻で笑ってくるみたいな、冷たい態度のことだけを指すんじゃなくて(そんなやつ、むしろ中々いない)。

私が伝えたこと、やったことに対して、
「なんでやねん」と、その行為自体を面白がったり、
一歩引いて、あなたは変わってるね、って言ってくること、
を含む。

私の場合は、「変わってるね」という言葉がいちばん堪える。

なんだかまるで、
「本当に何を考えているのかわからないな、あの人」、「心の底から相入れることはない」、「どう転んでも、最後の最後の心の扉は、あなたに対しては開けてあげないよ」、と言われた気持ちになる。

言われた瞬間のことは、なかなか忘れられない。
私から見て「ふつう寄り」に見えるひとにこれを言われると、それも、そういう人たちに囲まれた状態でこれを言われると、
急にみんなが遠くなって、もう泣きそうになる。

やっぱり私はだめなんだ、
どこにも溶け込ませてくれないのか、と。

近しいと思っていたひとたちにこれを言われると、もっと堪える。

家族にさえ言われたことがある。
突き放されたような気持ちになった。

これが、私の抱える「さびしさ」だ。


話がとぶようだけど、
私は、ここ数年間で、ひとつ自分の特性のようなものを見つけた。
それは、初めて出会った人や、立場・機会的に距離感のある人に対して、親しみを持って話しかけること。

あまり抵抗なくこんなことができる自分を、
意外、というか、自分の中のアディショナルモードのような、不思議な感覚として捉えてたんだけども、

今この文章を打ち込んでいて、やっと自分の一面として理に叶っていたのかもと思えて来た。

まだ、私とある程度の距離感がある人って、私を変わり者だと知る段階にまで達していない人、
つまり、偏見なしで、まっさらに私と対峙してくれる人っていうことだ。

だから、私は気持ちよく話を続けることができたりするわけだ。

そこから先の段階に進むにあたって、私は人を大きく二手に振り分けてしまう。

変人(なのかもしれない)な私を真っ向から受け入れてくれる人、あちらから歩み寄ってくれる人だったら、
私は大きな愛をもって、その人を受容れる。なんでもしてあげたいと思う。

1ミリでも、変人な私を俯瞰的に見てくるような態度をとってくる人だったなら、
私は180度、全力で踵をかえしてしまう。
残念ながら、私は95%の人をこちらに振り分けてしまう。心の壁を作っているのは私の方なのかも知れない。そこまでは気がついているんだけど。

どちらに転ぶか。
この段階に差し掛かる瞬間が、確かにある。
私はそれが、怖くてたまらない。
でも乗り越えないといけないものだ。

なんかすごく偉そうな言い方になっているのかもしれないけれども、

自分の能力を試そうと頑張っている人や、
同じような悩みを抱えている人、自分と闘っている人は、
変人(なのかもしれない)私を、ものともせずに受け入れてくれることが多い。ような気がする。

私の同期はそういう人だ。
上から目線で評価したいわけじゃ無い。
リスペクトしてるってことを伝えたい。

あなたは自分と闘ってるし、自分の性質を理解して、乗り越えようとしたり、くよくよ悩んだりする。

会社の中に、こんな同期と、
他にもひとり、心で接してくれる先輩がいる。その先輩と私は、先輩と同期の間柄ほど、まだ打ち解けてはいないかもしれないけど。

彼らの存在そのものにも助けられるし、
彼らが、30人強の少ない人間の集まりの中に、存在してくれていたっていうこと。
このことが、私にとっては大きな希望になっている。
私の「さびしさ」を忘れさせてくれる。

多くの人が私に対して心を閉ざしても(私の妄想なのかもしれないけど)、
2人が、特に同期がいれば、
まあいいか、っていう余裕さえ出てくる。

ほんとにほんとにありがとう。


いま、朝の4時だ。
3時ごろ、寝苦しくって目が覚めて、
ふとLINEを開くと(あー不健康)、同期から「note更新したよ」とのメッセージが。

すぐに読んだ。
同期と悩みを共感し合うのも嬉しいけど、
私が、
その悩みを抱えた同期にとっての支えや、日常のなかの風穴のような存在になれていたとしたら、本当にうれしい。

そのことが、かえって私の救いになる。
生命力が湧いてくる。

だから、同期よ、さらにありがとう。
いつもありがとう。

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