つづき

釧路の朝。

今日は日中は観光バスを利用します。

部屋から駅が見えた。

コンフォートホテルの無料朝食をいただきます。

無料とは思えないくらいメニューが豊富でクオリティが高い。シュガーパンが美味しい。

お天気良さそう🌼崩れないといいな〜

釧路駅

駅も大きいけど、隣にあるバスターミナルもなかなかでかい。

バスが続々と入ってくる。

バスターミナルの受付で、阿寒観光バスのピリカ号のパンフレット等を受け取る。

支払いは事前決済済み、4600円。

8時〜16時55分まで、1日かけて釧路湿原、摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖を巡るコース。

電車、路線バスだけだとなかなか厳しいところも、観光バスで楽々移動♩

今日の乗客は15名。

自由席なので、隣に人が座ることもない。ゆったりできて良かったな。

道東。北海道のエリア分け、いまいちわかってない。

手書きの地図にほっこり☺️

ガイドのイデさん、小さいおもしろおばちゃんで最初からグッと心を掴まれたのだけど、

「私の飛沫が、会社的にNGが出まして」

というわけで、走行中は乗客側にお顔を見せることなく、前を向きながらガイドをすることになった。残念。

新釧路川

別に釧路川もある。ししゃもが上がってくるらしい！

弟子屈、てしかが、読めない。

釧路は第4の都市だったけど、帯広、苫小牧にぬかされて現在は第6の都市。

人口減少が止まらない。

でも夏は暑すぎず、冬は寒すぎず、とても過ごしやすいらしい。

25度超える日は数えるくらいしかなく、30度超えるのは一夏に一度あるかないかという、日本で一番涼しい場所とも言えるそう！

たしかに、そもそも北海道は全体的に湿気が少なくて、滞在中、ずっと顔がサラサラで快適だな〜とは思ってた。

釧路湿原展望台を通過。

釧路湿原は車窓から眺めるだけ。ここ寄りたかった〜

車窓からの釧路湿原は、なかなか見づらくて。

茂みが拓けた瞬間に写真撮ったりした。

北海道の水、美味しい。

だだっ広い景色を眺めながら、ガイドのイデさんのカラオケを聞く。歌上手い。笑

「ららら〜♪…あっ！右手にタンチョウ！2羽！！つがいですね！！！」

と、美声から一変、突然タンチョウハンターと化したイデさん。

野生のタンチョウ、見れるかどうかは運次第…って話をしていた直後だったから、見ることができて嬉しかった〜

しかもちょうど右手側に座ってたから、遠いけど写真も撮れた！

電線のところどころが黄色い理由は、タンチョウが飛んだ際に引っかからないように。

牛がいる。

そして再びガイドのイデさんのカラオケが始まる。

「ららら〜♪…あっ！右手のあの奥！1羽！！タンチョウ…でしょうか？！！」

と、再びタンチョウハンター現る。笑

バスが減速してくれて、写真を撮ったものの…遠すぎて白いゴミにしか見えない

牛は遠目でも、牛ってわかるな。

この丘の感じ、美瑛を思い出す🌼

そしてまた牛です。牛多すぎる。

シカの柵

北海道らしい、長いながーい道路

摩周湖に到着。結構涼しい。

霧の摩周湖…ではなかった。

全てが鮮明に見える。深い藍色が綺麗！

ガイドさん曰く、ここまでよく見えるのは珍しいらしい。

ただ、霧がかっていない摩周湖を見ると婚期が遅れるとかなんとか…(そういうの信じるタイプ)

魚眼レンズでも。

湖の深さランキング、1位支笏湖、2位摩周湖、3位洞爺湖らしい。

透明度では、摩周湖が日本一なんだって！

レストハウス

まだ時間があるから、何か食べよう。

いもだんごを注文

あつあつ、もちもち、少しカリッと、甘じょっぱくて美味しい〜

こうして摩周湖を出発、次の目的地へ。

急カーブを下る。

「黄色い花は、反魂草(はんごんそう)。たくさん咲いていて可愛らしいんですよ〜

あ、もし紫の花が見えたら、それはトリカブトです。猛毒で死に至りますよ」

急に怖いこと言うガイドのイデさん

硫黄山が見えてきた。

硫黄山入口

自由に入っていいらしい。でもなんか怖い。

登別の地獄谷よりも、野生的。

こんな目の前まで行けちゃうなんて！

湯気に直に当たるとやけどするらしい。

時折風下にいて湯気がほわぁって流れてくると、硫黄の匂いがしてあったかくてしっとりしてて、天然のサウナのようで良い感じなんだけどね。

プシューーーー

すごい勢いでガスが噴き出てる。

とんでもない蛍光イエローだなぁ。

ぐつぐつぶくぶく。

触りたい、でも大やけどするだろうからやめとこ。

スズメバチやらコオロギやら、なんだかいろんな虫が死んでた。

虫は生きていけない環境なのかな。

硫黄山をバックに、振り返ると地の果て感。

レストハウス

あ！温泉蒸したまご！食べたーい！

1つから購入できた♪

温泉蒸したまごの手軽なむき方、やります！

あちち…コンコン、つるっ、おっ、すごい、ぱく、美味しい、簡単。

温泉たまごにガムテープが必需品になりそう。

硫黄山を出発し、屈斜路湖へ。

ただただ広い。カメラに収まらない！

砂湯がある。

おっ、思ったよりあっつい。

ぽこぽこ出てる。

湖の手前に穴を掘ると、あったかい湯がじわじわとたまっていく。

でも、湖の水温は全然高くないのが不思議。

小学生くらいの子たちが遠足で来ていて、水着で入っていて楽しそうだった。

自然の温水プールだもんね。

足湯。雨が降っていて縁に座れず、入れなかった。

飲まなかったけど写真だけ。温泉成分がびっちり！

アイヌ民族資料館があった。

「あっ！あんなところで釣りをしている人がいますね！！へぇすごい、あそこ入れるんだ〜」

と、感心しつつタンチョウを見つけた時と同じテンションで伝えてくれるガイドのイデさん

はい、牛です。

「北海道の形に見えるでしょう」

とバスが減速してくれて、撮れた写真。

でも、直前まで爆睡していたから一体どこの場所なのか不明。

天気回復してきた！

バスは阿寒湖温泉に到着。2時間のフリータイム。

「ご飯を食べるも良し、遊覧船に乗るも良し、温泉に入るも良し、自由に見学してね〜バスは一旦ここから移動します。」

半分くらいの方は遊覧船へ。

私は阿寒湖温泉街散策と、ランチ、日帰り温泉に入ることにした。

まずはアイヌコタンへ。アイヌの方々が住む、集落のこと。

民芸品や飲食店が並ぶ。

ここは異国か。日本にいる感じがしない。

かわいらしい建物、アイヌの言葉、色彩が並ぶ独特な通り。

商店街のような通りにも、お店がたくさん並ぶ。

まりむ館

阿寒湖温泉の案内所。建物のデザインがかわいい！

ここでランチタイム。

食事処百味庵へ。

ざるそばを注文。

クロレラ入りの鮮やか緑色のおそば。思ったより量が多い。

味は、、普通だった。笑

まりも会館

まりもっこり、小学生の時に流行った。

突然ブームがきて、何なのかよくわからないままお土産でもらったりしてた。北海道のキャラクターだったんだね。ということはあの同級生は小学生ながら、北海道旅行に行ったってことか。羨ましい〜

至る所にまりもまりもまりも🟢

緑の丸もきっとまりも

阿寒湖荘で日帰り温泉♨️

1000円でタオル付き。

ふむふむ。

終始独泉♨️

時間帯的に窓際は日が当たって暑かったけど、とにかく景色が良い！阿寒湖を一望。

温泉は温度が高めで、すぐに汗ダラダラ。浴槽が3つくらいに分かれていたけど、そのうちの1つは激熱なので入らないでくださいって書いてあった…

ふー、良い湯だった〜

そろそろいい時間。

バスが戻ってくるまで、阿寒湖を眺めよう。

遊覧船も、良かっただろうなぁ。

水が透き通ってる。

ガイドのイデさんがお出迎え

これにて、ピリカ号での釧路観光は終了。

いろんなところを一気に回れて楽しかった。

釧路駅前まで戻ろうかと思ったけど、幣舞橋に近い、フィッシャーマンズワーフMOOで下車することにした。

お土産屋さんや飲食店などが入っているけど、なんとなく薄暗くて流行っていない感じがして、すぐに出た。笑

このオブジェ、最近いろんなところにあるらしい。どこかで見たっけな、、

釧路の飲食店街。

居酒屋やスナックが多いからか、静まり返っていた。

あ！くしろザンギ！食べたい！

どこかでテイクアウトやってないかなぁ、と調べていたら、あけぼのという居酒屋でザンギ弁当のテイクアウトをやっていることが分かった。

よし、そこにしよう。とりあえず電話してみよ。

電話をすると、来てからメニュー見て決めても良いよ、とのこと。

どんだけ弁当の種類あるんだろ。

お店を覗いてみると、17時台にも関わらず大盛況！

お店が20時までだから、早めに飲む人がいるんだ。平日なのにすごいなぁ、人気店なんだろうな。

メニュー表は、お弁当用ではなく普通に店内に置いてあるもので、この中から何でも選んでもらえてばお弁当にするよ、ってことでした。

ほっけを選べばほっけ弁当、サバを選べばサバ弁当になる、と。すごい、何でもありじゃない。

でもザンギが食べたい口になっていたので、結局ザンギ弁当を用意してもらうことに。

30分くらいかかるということで、辺りを散策しに出かけた。

タンチョウヅル、いっぱい見れた。

港の雰囲気がいい感じ〜

カモメ、近距離でも飛ばないが、横目でこちらを見ながら徐々に距離を取っていく。

小高いところにある、展望台へ。

結構な坂を上って…

釧路駅前から続く道路、広くて訳わかんない。運転出来る自信がない。

上からの景色

雲がかかっちゃってる…夕日見れるのかなぁ、、

ガイドのイデさんも言ってた、ちょうど夕日が沈む時間帯に霞んだり、厚い雲がかかりがちなんだと。でもせっかく来たのだから、絶対に見たい〜

さっきのカモメ、まだいた。

ジリジリと距離を詰めたら、今度は横目じゃなく、こちらをキッと見た。しつこくてごめんね。

天国への階段。

あけぼのに戻り、ザンギ弁当を受け取った。ずっしり重たい。中を見たら、ザンギとおかずがたっぷり、ごはんがつやつや美味しそう。値段は1000円しない。

熱々を食べたくて、一つつまんじゃった。激うますぎて思わず、うめぇ…と声が漏れ出たヽ(；▽；)

世界三大夕日を見ましょう。

日の入は18時前後

幣舞橋の上に、だんだんと人が集まって来たので、私もなんとなーく横に並んでみることに。

あらら、やっぱり雲の裏だね…

あ、ちょっと出てきた…！

…わぁ…！すごい。きれい。

燃えるような夕日

沈む、最後の最後まで見届けた。

1時間くらい、橋の上にいた。こんなに夕日に見入ったのは初めて。

そして夜景も綺麗。

昨日の夜の電車から見えていたのは、やっぱりこの景色かなぁ。

幣舞橋のライトアップ。

空の青の濃淡もまた良い。

静まり返る釧路駅までの道。人がいなさすぎて、、

特急おおぞらに乗ります！

明日はフリーパスを使わないので、最後の最後に特急に乗れてよかった🌟

(特急自由)釧路1859-2031帯広

派手な原色配色。

フットレスト付き

タンチョウ柄のシート

登別ぶりのうらら

そしてザンギ弁当。

ザンギはニンニクたっぷり下味がしっかりついていて、とっても美味しい！

他のおかずもどれも美味しくて、米も梅干しも全てが美味しい。そしてお弁当だけど、ちゃんとくし切りレモンが付いているのが好き。美味しいが止まらない。

赤いタコさんウィンナー🐙うつ伏せで入ってたから顔があると思わなかった

釧路ザンギまた食べたい。札幌ザンギと食べ比べたいわぁ。

帯広駅に到着〜！！！

北海道で過ごす最後の地となる帯広。

駅は大きくて、きれい。

駅から徒歩3分、宿泊するホテルヌプカへ

ゲストハウスで、女性専用ルームなんだけど、私一人だけだった。

22の部屋

マットも布団もふかふか、最高。

おやすみなさい

本日の移動ルート。

JR乗車運賃は特急込みで5220円でした。

明日も、目一杯北海道を楽しむぞ〜✨

つづく