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冬の日光浴


真冬の1月。

毎年この時期は活力が奪われ
沈みがちになっていることを

その時期がやってきてから
そういえば、と思い出す。

なんともおろか。笑

日照時間の短い期間が
わたしはどうにも苦手のようです。


でもね、これはどうやら
自然なことらしいのです。

日光に当たると、セロトニンという
『幸せホルモン』とも呼ばれている
ホルモンが体内で分泌される。

これは精神に大きな影響を与え、

不足すると気分の落ち込み、
意欲の低下、過食気味になったり、
怒りっぽくなったりもするそうだ。


これが影響した
冬季うつということばもあるほど。


日光を浴びることは、

植物も人間も同じように
大切なことなんだ。




ひさしぶりに快晴だったきのうは
窓際にイスをもっていき

陽だまりのなかに
わたしもいれてもらった。

暖房いらずで
ぽかぽかだった。

また、ウトウトしてしまった。
週末は冬眠気味。←


冬の日光を"愛日"と呼ぶことを
ご存知でしょうか。


このことばを知ったときは
なんて素敵なんだろうとおもった。


どことなく冬が好きになった。


冷たい冬をひととき
忘れさせてくれる

あたたかい日差しは、

たしかに愛すべき日の光。




冬の日差しが愛日というのに対し、

夏の日差しは「畏日(いじつ)」。


太陽という大きな存在を
身にしみて感じる夏に
ふさわしい言葉。



夏のような力強さはないものの、

冬の日差しは優しく
じんわりとしみてゆく。


この時期のあたたかい日差しは
それほど長くは続きませんが、

だからこそありがたい。


そんな冬のやさしくて
あたたかい温もりを

できるだけ浴びるように
心がけたい。


1日1分ずつ、
陽も長くなっている。

きっとわたしも日増しに
動けるようになる。

だいじょうぶ、
ダイジョウブ。


みなさんの粋な冬の過ごし方、
楽しみ方はなんでしょう。


よかったら教えてくださいね。


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