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大失敗から何を学び活かすか


経理のお仕事でとんでもない
失敗を犯してしまっていたわたし。 

ひょんなことから
不備が発覚。

いろんな方へ
ご迷惑をかける形となり

膨大な資料からまた
正確な数字を出さなくては
ならなくなった。

期限もわずか。

もう本当に消えてしまいたい、

責任とって退職しようかしら

減給を申し出ようか…

頭の中はまっしろ。

朝からフル稼働で
昼食や休憩もとれずが
あたりまえで

思考もまわらない午後15時。

問われる質問にも
どう答えたらいいのかも

ことばにならないほど
パニック状態の時間をすごした。



オーバーワークのほころびが
ついにでてしまった。



でも実は起こりベくして
起こったことなのかもしれない、

事が発覚したおかげで
どこか内心、ほっとしている、

大反省の背景に
そんな風にもおもう

心のちいさな声がする。





どんなに悔やんでも、

じぶんのポンコツ具合に
落胆しようとも、

事実は変わらない。

ここからどう挽回するか。



昨夜は1日1晩、自分の
不甲斐なさを責めに責め

とことん落ち込んだ。

夫にも随分励まされたが

超絶ネガティブな
本来の自分が

久しぶり!と
言わんばかりにいつまでも
居座って気持ちが
切り替わらない…。

こんなとき、
切り替えが上手な夫からすると


いつまでもウジウジな私の様子は
じれったくイライラするのだ。

 




自分なりに家に帰るまでの道中や
眠る前、布団のなかで
ぐるぐるといろんなことを考えた。


起きた出来事にばかり
意識が向いているけれど


じゃぁ、この事柄で
よかったことは何だろう?

感謝できることはなぁに?


と意識を向けてみた。


ここがポイントである。


ただでは転ばない。


ここから絶対に学びと
今後がより良くなるヒントが
溢れているはず。




今回の件は
初めて携わる分野でありながら


わたしも戸惑いながら
業務の合間に片手間に
ひとりですすめてきた。


途中確認もあったけれど
皆が不備の箇所に気づかず
疑わなかった。

今回のことで
みんなでシェアすることができた。



そして春から体勢が大きく変わる。

代変わりとなり

とても心強い新たな司令塔、
リーダーが加わることになった。

その仲間と共に

わたしが犯してしまったミスは
事の真相を紐解いていくと


そもそもの業務の構造、
やり方が異常に複雑なものだった。


はじめて触れる第3者が見ても
理解に苦しむ。

ミスが起こりやすいトラップが
そこらじゅうにある。

これ、もっと管理しやすくて
良い方法がありそうだよね、


片手間にやるものではなくて
腰を据えて取り組むものであり


そして複数人でやり方を把握して
状況がわかるようにしないと
いけないもの。

私がこの業務に取り組みながら
長らく感じていたことを


みんながどんどん
言語化してくれて


どうしたらより良くできるか
意見を出し合えた。


わたしが抱え込んでいた物を

みんながひとつずつ
荷物を下ろして
くれるような感覚だった。


そして皆、わたしを罵倒したり
責め立てるようなことはしなかった。

前向きなことばをかけてくれた。

任せっきりで
申し訳なかった、

そんな風にかばってくれる声も
いただいた。


申し訳ない気持ちと、
人に恵まれている環境に
感謝が湧き上がる。




今後の見通しも立ち、

まだまだ傷は癒えていないけど

とにかくお詫びと
感謝のことばだけは伝えよう、

そんな風に思います。


大改革が待っている春。

そして問題が起きればラッキーと
捉えるが鍵のことしの運気。

自分で何とかしようとせず
まわりの力をかりながら

こうして困難を乗り越えて

グッと堪えて
ステージをあげる年。

感情も気持ちも揺らぎやすい、


そんなリズムの中にいるのだと
改めて体感。




しっかり反省もした、
改善策も学びや感謝も見出せた、


あとは自分が安らぐ好きな事をして
疲弊した心と体を癒し
すこしずつ、また浮上しよう。



大丈夫、大丈夫、
すべてはうまくいっている。




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