見出し画像

湯河原 一人旅 クチコミの悪い宿に泊まる編

みなさんは旅館やホテルを選ぶ際、予約サイトやGoogleのクチコミを参考にしますか?
私は温泉重視で行きたい宿をあらかじめ決め撃ちするので、参考にしません。

病院のクチコミなんかは大体嫌な思いをした人が書くので低い場合が多いですよね。病院なんて医者との相性だと思う。ズバズバ言う医者が好きか、やんわり言ってくれる医者が好きか。⭐︎一つか⭐︎五つのどちらか。
旅館も同じ。今回はクチコミが「ボロカスと好意的」の混在する宿に泊まってみました。

以前、湯河原のままねの湯に行った際に見つけたボロ、あ!違う鄙び宿ハンター湯美好みの宿。

この宿、予約の為にチェックしたら賛否両論のクチコミを発見。ますます行きたくなったのは言うまでもありません。笑

まずはその宿のクチコミをご紹介。

Googleより
トリップアドバイザーより

特にGoogleのクチコミは価値観が人それぞれなのがわかりますよね。トリップアドバイザーは下心が垣間見える。笑

この宿、混浴露天風呂がありワニ(女性が入ってくるのをずっと待ってる変態男性)が多いらしい。そのような輩は日帰り客だから日帰り時間が終わればいなくなるし、私のお目当ては内湯なんです!露天風呂は誰もいない時に入ればよし。

前置きが長くなりましたが、久しぶりの一人旅、得意の金曜日午後休にて宿に向かいます。
そしてゲリラ豪雨。環八に入る手前から前が見えないほどの雨。雨女だから仕方ない。

環八に入る交差点の渋滞中

東京インター手前からは雨も上がり、ちょっとした渋滞はあったものの湯河原に到着。

神奈川 湯河原温泉 伊豆屋旅館

若女将が出てきて、階段から大女将も降りてきてくれました。宿帳を書くと、なんと若女将の家が一丁目隣のことが発覚。今は実家に戻ってるけど、まだ家が東京にあるんだそうです。
深くは聞きませんでしたが、たぶん大女将が高齢で立ち行かなくなったところに娘さんが戻ってきたという感じですかね。

ロビー
懐かしい自販機

が、玄関からとにかく蚊が多い。若女将が蚊取り線香を慌てて炊く。

廊下
部屋
洗面は部屋にあります
このSANYOの窓付き冷蔵庫とグラス入れはボロ、あ!違う鄙び宿のデフォルト。笑

散らかす前に部屋撮りました!お茶セットもあります。すごく気に入りました。エアコン完備。

この小机欲しい

アメニティは浴衣以外あり。浴衣は200円で借りれます。

混浴露天風呂は日帰り客が帰って、もう一組は到着が遅いから貸切よ!って言われたので慌てて行こうとすると、女将が蚊取り線香持ってって。今年は蚊が多いらしい。確かに。

楽天トラベルより

混浴露天風呂は当たり前の撮影禁止。まあ、誰もいないんだけど。しかし蚊が多い。ヤブ蚊なのかな?大きいんです。

蚊取り線香必須

蚊取り線香の匂いが好きだから全然いいんだけど、屋外ではなんの役にも立たず、数えたら7ヶ所刺されてた。虫刺され薬は常備してるので大丈夫です。早々と退散。笑

内湯へ行く。女将さんにタイル風呂が好きでここを選んだと言ったら「子供のころ、女湯のタイルはラムネみたいで美味しそうってずっと思ってた」って。期待しちゃう

昭和が漂ってきた
鏡かわゆい
内湯入口

内湯に着くまで昭和の大渋滞にはまりなかなかお風呂に到達できず。

さて浴室のドアを開けると…

浴室の目隠し用仕切り壁

うわー!ホントにラムネだわー!初めて見ました。

浴室の天井にくり抜き穴。それもタイルが貼ってあります。壁もラムネ
浴槽

経年劣化は避けられない(これを良しとするか、許さないかは貴方次第。私はもちろん前者です)ですが、曲線がきれいなタイル浴槽でした。

湯口

湯河原の組合泉で、単純泉。柔らかなしっとりしたお湯です。源泉は61.8度と高め。湯量を調節して42度くらいかな?加水なしの掛け流し使用です。

椅子が丸くてかわいい。壁がラムネで椅子は昔あったドロップ(POLOだったかな?)みたいで、お菓子の家ならぬ、お菓子の風呂。

今日は素泊まりなので、湯上がりビールをキメた後に外に食べに出かけます。
歩いてすぐにレストランがあると言うので、行ってみることに。

無人のメダカ販売所。昔は美容室だったっぽい。

湯河原 Charly’s

洋物が食べたかったのでこちらにしてみました。隣は焼肉屋さんです。

ハウスワインの白をデキャンタでいただき、まずはシラスのサラダを。で、ピザをいただいたのですが、飲み食いに夢中で写真忘れました。すみませんー!半分以上食べて気づきました。笑

代わりにメニュー

夜の湯河原を散歩する。

おみやげ屋発見

レストランの隣。アートギャラリー風でした。

レストランの向かいの旅館。たぬき達がお出迎え。体型や顔がもろ私なので親近感がわきます。酒のとっくり持って並んだら馴染むと思う。笑

源泉やぐらがあちこちに
昭和レトロな美容室

食事付きだと部屋に篭っちゃうけど、外で食事だと散歩出来ていいですね。温泉街のある温泉地なら素泊まりや一泊朝食付きがいいかも。

お約束のご当地缶チュー

〆の温泉の後は神奈川県産湘南ゴールドサワー。布団はセルフです。クチコミ通り、確かに重い布団なんだけど、おばあちゃんちを思い出してこれも悪くない。おやすみなさいー!

箱根で温泉とぶらぶら編につづく

この記事が参加している募集

泊まってよかった宿

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?