今年も晩秋の福島 飯坂温泉②
毎年恒例の栃木在住の友人との旅行。一泊二日で福島の飯坂温泉へ。二日目の記録。一日目はこちら
福島 飯坂温泉 共同浴場 鯖湖湯
朝風呂をキメるべく、6時からオープンしている宿の隣の鯖湖湯へ。6時半に行ったけど、入れ違いで一瞬独泉になったものの、次から次へと地元のお客さん。200円
私達が浴衣で来たので、係の方が熱かったらうめてもいいけど、地元の人も利用するから温くしすぎないでね。と言われる。
45度くらいかな?長湯は出来ないけど入れなくはない。朝は熱い湯の方が交感神経が刺激されていいらしい。単純泉で源泉は宿と同じなんだけど、湯使いが違うから全然違う印象。
カラン、シャワーはないので浴槽のお湯を汲んで利用。これは私の温泉での基本スタイル。シャワーやカランが温泉ならいいんだけど、真水の場合はもったいないから湯口から温泉を汲んで浴びる。だってせっかく温泉に来てるんだから。
宿に戻って宿のもう一つのお風呂にも入ってみよう。
投入量は少ないものの、浴槽が小さめなので良き。投入量を絞るのは熱い湯だから仕方ないですね、適温にしないとだし。
さて朝ごはん。部屋出しです。
梅干しは砂糖にまぶして食べてとのこと。これが甘じょっぱくて美味しい。
福島産のお米は新米。美味しくて二杯余裕で食べました。
チェックアウト時に若旦那と寂れた温泉を盛り上げるのにはどうしたらよいかを話す。
飯坂温泉は温泉むすめが大当たりだったらしく、やってよかったと。ちょっと見て下さいって、ある部屋を見せてもらう。
なんと飯坂真尋ちゃん部屋。
和室なのもあって、実家の女の子の部屋って感じでした。飾ってあるタオルは小野川温泉や、南紀白浜温泉、奥津温泉など各地の温泉むすめタオルで、ファンの方々が持ってくるそう。
ファン手作りの人形や、フィギュアもあります。
以前、ロシア人の留学生がホームステイしていて、観光課で臨時職員として働いていたそうです。彼女も日本のアニメの大ファンで、アニメで日本語を覚えたそう。
福島は原発事故で誰も住めないと思っていたのに、宿の子供達が外で遊ぶ姿を見てびっくりしていたらしい。
彼女はSNSを通じて、福島は安全と世界に発信してくれたそうです。彼女が置いていったフィギュアもありました。
温泉もだけど、今や日本のアニメも日本が誇る「文化」ですね。私も温泉ヲタクとして日本文化を応援するぞ。
宿を後にして、飯坂温泉名物のラヂウム卵を買いに。若旦那に教えてもらったお店へ。
福島 飯坂温泉 大作玉子屋
9時半過ぎに行くも、完売の貼紙。7時前から開いてるから仕方ない⁈違う店に行こうと調べていたら、お店の方がちょうど出てきて、「何パック要りますか?」って言ってくださり「2パック」と言うと、出してくれました。他県ナンバーだったから特別待遇してくれたのかな?優しい。
このあとはお約束の…
福島 道の駅ふくしま
そう、道の駅に寄らねば。こちらは福島県で一番新しい道の駅だそう。きれいで大きい。フルーツラインの先にあるので果物が豊富。
店内では地元産野菜、りんご、お米「天のつぶ」を買う?金川さんのお米、写真入りだし安いんだもん。
店頭では農家さんのシャインマスカット直売。友人と一パック購入。あとで一房ずつ分けた。
途中、郡山で立ち寄り湯。こちらも前から気になっていた温泉。
福島 郡山 月光温泉大浴場
向かいにクアハイムという「純烈」が来そうな大きな施設があります。私達はあえてこちらへ。400円
ナトリウム-硫酸塩•塩化物泉。源泉48度で熱い湯がドバドバ掛け流し。お湯の新鮮さを感じます。炭酸イオンが多く、ツルツル。美肌の湯だなー。
地元マダムは肩まで浸かってゆっくり。やっぱりプロは違うわ。私達はカラスの行水。笑
さてお昼はどうするか?話し合いの結果、下道を行き、最終白河ラーメンか途中に良さそうなお店があるなら入るということになり…
福島 白河 木挽食堂
良さそうなお店を見つけました。手打ち麺のラーメンがあるみたい。
各テーブルに小鳥とか小人がいる。以外にもファンシーだった。笑
餃子はみなさん頼んでいたのと、前日に円盤餃子を食べ損ねた執念で頼む。餃子はにんにくが効いた正統派。
手打ちの平打ち麺がモチモチしてて美味しい。福島系ラーメンは喜多方もだけど、平打ち麺が多いですね。
ここから高速に乗り、友人宅へ。ひと休みしてから帰路へ。連休前だったので自然渋滞だけで帰れた。事故渋滞さえなければ高速は快適なのよね。
初飯坂温泉は身構えていたほどの熱い湯の洗礼はなく、穴原、月光と逆に熱い湯の良さが味わえる湯巡りとなりました。
来年の二人旅もまた福島になりそう。
おわり
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