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子どものこころにふれる

大好きな山上亮先生の本。
整体的子育て。

見つけたのは、子育てが少し落ち着いた頃。
なので、親子ヨガを伝え始めた時に立ち読みで出会いました。

読んで最高!と即購入。

何が最高か!?ってタイトル。

子どものこころにふれる。

そう!私が親子ヨガを伝えたいのはここ!!
親子で体を動かすけれど、ただ体動かして気持ちいいね〜
だけじゃなく、子どものこころに寄り添うような子育てをする方法を伝えたい。

こちらは春夏秋冬、季節ごとの体の変化や手当ての方法が書いてあります。
その中で私が好きなのは、

子どもの呼びかけに応える
子どもというのは、ことばをはじめとしたコミュニケーション方法、表現方法をまだ身につけていません。だからなんらかの要求や訴えが沸き起こったとしても、それが表に現れる時はそれとわかりづらいかたちを取っていたりします。「眠い」が「甘え」だったり、「飽きた」が「痛い」と表現されることもあります。・・・・(省略)
その子ども達からのメッセージにきちんと返事してあげることが大切。
その時に重要なのは「答える」じゃなく「応える」ということ。

ついつい大人は、答え(正解)を出そうとして、「眠いなら寝たらいい」や、「痛い?どうした?何があった?病院行く?」など、答えを導こうとしてしまうけれど、必要なのはその時の子どもに「あなたのことを気にかけているよ」というメッセージをかえすこと。

公園で、友達グループで遊んでいる時、ママ友達とワイワイ話しているお母さんに甘えたがっている子ども。
「こけた〜」とか、「帰ろ〜」というメッセージに対して「はいはい!たいしたことないから大丈夫」とか、「まだいいやん。ほら!◯○ちゃんが遊んでるから一緒にいっといで〜」とか答えてないだろうか?

ちょっと抱っこして「大丈夫?痛かったな〜」と応えてあげたら「大丈夫!」と自分から言うかもしれない。
手をつないで、「◯時になったら帰ろうか?」というと、「わかった〜」と安心するかもしれない。

呼ばれたら返事をする。
誰もが幼稚園や保育園で習うお所依ですが、それがはたしてできているか?
わたしたち大人もまた、もう一度自分自身の振る舞いを見直してみるのも大切なことかもしれません

と先生からのメッセージ。
◯○すべき!こうしなさい!じゃなく、優しく見直させてくれる。

山上先生の愛と人柄溢れる優しい本です。

私個人的には2が好きです。
子どもと体を通した対話が書かれていますが、詳細はまた今度。


おうち時間の子どもとの暮らしのそばにこの本があるといいと思います。


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