ほんゆみ|言語聴覚士

小児発達支援を専門とする言語聴覚士(ST)|趣味は読書・マラソン・コーヒー・猫・ビリヤ…

ほんゆみ|言語聴覚士

小児発達支援を専門とする言語聴覚士(ST)|趣味は読書・マラソン・コーヒー・猫・ビリヤード。|教員免許×ST FP・簿記取得。|教育現場に言語聴覚士を!|オンライン研修講師、訪問支援、相談支援など子ども達の未来のために奮闘中

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わしたたちの のうは いでつも むゅじんが おこならいように じょうほうを しょり しいてる。

記事のタイトルは読めましたか? こちらはどうでしょう↓↓ 出典:中尾清月堂HP 私たちは、単語の最初と最後の文字が合っていれば、その中の文字が入れ替わっていても、文章を理解することができます。これを「タイポグリセミア現象」と呼びます。 記事のタイトルは「私たちの脳は、いつでも矛盾が起こらないように情報を処理している」というものでしたが、ところどころ中身を入れ替えています。皆様は読めましたか? 「タイポグリセミア」は正式な名称ではないそうですが、脳による予測機能やトッ

    • 天職=自己実現×社会貢献

      言語聴覚士、子どもの発達支援について 素敵にまとめていただきました↓ ぜひ一度足を運んでみてください! 初めてお会いしたとは思えないほど温かな雰囲気でインタビューを進めていただきました。 いろいろな先生方の記事をまとめてくださっていることに感謝しています。 さて、天職とか自己実現、とかいうとなんだか壮大な話に聞こえますが物事はシンプルで。 自分のやりたいことと 人に役立つこと これが一致している仕事が自分にとっての天職。 私は、言語聴覚士としての仕事は天職のひとつだ

      • 「STって知ってる?」 🌈今日9月1日は『言語聴覚の日』です。(日本言語聴覚士協会制定) Speech-language-hearing Therapist、略してST。有資格者は全国で約38,000人。魅力的な職業の一つになるように、また1年、邁進して参ります!

        • 8月は断捨離~捨てるではなく手放す~

          夏真っ盛り、と猛暑が続きましたがここ数日は少し涼しく過ごしやすい。 今年の8月のマイテーマは「断捨離」。 本当に重要なものを見つめなおすためにも、身の回りの整理整頓を行っていきます。 テレビを無くしてみたら・・・世間一般に必要とされていることが、自分にとって本当に必要か。 世間から「イイ!」と評されているものが、自分にとっても本当に「イイ!」ものなのかと言われると、意外とそうでもないかも・・・? 例えば、テレビ。 朝ドラ、大河で曜日を把握していたテレビ大好き人間ですが、引

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          伊能忠敬先生の命日に思うこと

          今日5月17日は伊能忠敬先生の命日です。 ちょうど今週末から映画『大河への道』が始まります! 原作は新作落語ですが、小説にもなっています。 佐原も大好き、伊能忠敬先生も大尊敬、江戸時代もマイブームな私にとって最高のタイミングの映画公開で、映画館で観るのが楽しみです。 どんなお着物着て観ようかな。 さて、50歳を過ぎても新しい挑戦を続けた忠敬先生。当時の平均寿命から考えると”高齢”ともいえる年齢です。 地図作りにおいては、ほんの些細なことでも「まあいっか」では済まさず

          伊能忠敬先生の命日に思うこと

          特別支援学級を「1組」にしたい

          先日、文科省が、新任教員に対して10年目までに特別支援学校、特別支援学級などで2年以上経験するように求める通知を出しました。 こちらの内容に対して、自分の意見を述べつつ、期待する未来像も少しだけ書き連ねたいと思います。 結論から申し上げますと、概ね「賛成」です。 若手教諭にとってスペシャルニーズを知るきっかけになる特別支援学校や特別支援学級には、35~40人近い通常学級での生活や学びに困難がある多様なお子さんが在籍しています。 といっても、通常学級の中にも、困り感を持

          特別支援学級を「1組」にしたい

          経験も能力も背景もみんな違う。やりたいことも違う。だから、誰も否定したくない

          皆さんには、新しいことを始めようとしたとき、背中を押してくれる人はいますか? また、家族や友達が新しいことを始めようとしているときに、背中を押せますか? 春からベトナム語を再(再々)勉強することにした。みなさんはベトナム語の単語をいくつ知っていますか? 英語などに比べて、日本ではマイナーなベトナム語ですが、日本語と同様に中国のルーツがあるので、漢字を音読みしたときと似ている響きの単語がいくつもあります。 「読む」は「đọc」(ドク)、「大学」は「đại học」(ダイ

          経験も能力も背景もみんな違う。やりたいことも違う。だから、誰も否定したくない

          今こそ、モーニング・ページ。

          モーニングページとは、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン著)の中にあるワークの1つで、自己の創造性を回復するワークです。 毎朝、起きた直後にA4ノート3ページ分、おもいつくままに、心に浮かんだことを書き記す。ただそれだけです。 そろそろ来年度に向けて考えるべきことが増えてきたので、少し思考を整理したいと思い、いつもと違う習慣を始めてみました。それがモーニングページ。 これがなかなか良い感じなので、メリットをまとめてみます。 モーニングページ

          今こそ、モーニング・ページ。

          20年間の習慣

          2001年。当時から、誰かに見せたり、何かを言われたりするでもなく、ましてや誰に評価されるでもなく。それでもやり続けている習慣が、日記。 20年前、引越し(と転校)に伴う感情の変化を言語化しておこうと、日記を書き始めました。(もしかしたら親や兄に何か言われて書き始めたのかもしれない) あいだの17年間ほどの日記は青春の色々な話で埋め尽くされていたので、結婚のタイミングでごっそり捨ててしまいましたが、書き始めた最初の1冊は今も保管してあって、20年経った2021年の年の瀬、

          コーヒーは私のお守り

          10代から頭痛に悩まされてきて23歳でその頭痛が偏頭痛だと知り、その後から通院するも前兆の閃輝暗点や吐気、感覚過敏にも悩まされてきました。 薬もタイミングを逃すと効かず数日間痛み、治ったと思っても翌日は余韻で痛む。(頭痛の余韻、という感覚を共有できる方いらっしゃるだろうか…) 今処方されている薬は効くけど、抗えない倦怠感と眠気に襲われ、通勤の運転に支障が出るからとにかく服薬のタイミングが難しい。 しかも服薬直後は、温かい飲み物や、シャワーが痛く感じて気持ち悪い。とっても

          コーヒーは私のお守り

          「分析」と、その対義語を極めたい~療育の専門家に求められること~

          「分析」の対義語、言えますか?中学生の頃、国語の便覧を眺めるのが大好きでした。(同志いるかな…) 百人一首はもちろん、平家物語の「扇の的」はいまだに暗唱できるくらいに丸暗記。そんな中学時代の通学路で、よく友人と”対義語クイズ”をしていました。 安全⇔危険、許可⇔禁止、など。 ほとんど全て暗記したところで、最後までなかなか理解できなかったのが「分析」と「総合」。 「分析」の対義語は、ご存じかもしれませんが、「総合」です。 「総合」と言えば・・・「総合」といえば、「総合的

          「分析」と、その対義語を極めたい~療育の専門家に求められること~

          子どもはなぜ大人の"弱み"が好きなのか

          みなさんには、弱みがありますか? 弱みなんて無い方が、立派な人のような気がしますが、子どもたちは大人の弱みが大好き。正確には、「弱みを見せる大人」が大好き。 気付けば言語・コミュニケーション指導で1500人近くの子ども達と関わってきましたが、個別で対面していて日々思う事は、子どもは大人の”弱み”が大好き。 指示されるのは嫌だけど、人の役に立ってありがとうと言われたいのが子どもの気持ち。 だから、時々、おっちょこちょいなことをすると、「せんせい、ぜんぜんだめじゃーん!」

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          今週のラジエーションハウスⅡは、難聴のお話。耳小骨のことが出てきて、STとしても楽しく観ました!ちょうどsuzuriで耳小骨グッズ販売中です♪見にきてね。 https://suzuri.jp/STARTist

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          【読書感想文】ウィンカーも接続詞もさじ加減が大事『文章は接続詞で決まる』を読んで

          好きなタイプは、適切なタイミングでウィンカーとハザードを使用出来て、一時停止で確実に停止できて、車線減少が分かっている時にギリギリまで減少側を走って前の方で割り込んだりしてこない(!)タイプの人です。 半分冗談で半分本当ですが・・・。 今日は、通勤中にウィンカーをつけるたびに思い出してしまう本を読んたので感想文にしたいと思います! こちら↓ 『文章は接続詞で決まる』(光文社新書)です。 今年のnote読書感想文の課題図書になっています。 読書感想文については、前回の

          【読書感想文】ウィンカーも接続詞もさじ加減が大事『文章は接続詞で決まる』を読んで

          読書は匂いや音楽と同じ『人生を狂わす名著50』

          noteの読書感想文の季節がやってきました。 思えば、幼い頃から図書館が身近にあって、本を眺めるのが好き。 小学生の頃は、ハリーポッターと賢者の石をそれはもう何度も読み返し、 ハリーに恋し、2巻を待ちわびながら過ごし、 中学生の頃は、熱で学校を休むとその間に1日1冊読破したり、 部活終わりにソファーで本を読みながら寝落ちしたり。 大学の図書館ではふと「一生かけてもここにある全ての本を読むことができないんだ」 という事実になんとなく切なくなってみたり。 やはり、人生から本

          読書は匂いや音楽と同じ『人生を狂わす名著50』