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旅行記 ×

世界45ヶ国を巡った体験を綴ったユミカ旅行記。
その裏側あれこれをちょびっと記録。
かっこいい文章も添削もなく、ただつらつらと。


× COVID−19


就活が終わったら南米に行こうと思っていた。
さて、2020年6月、就活を終えた私に待ち受けていた現実はどうだったか。
憧れのキューバの太陽の下でバカンス!ではなく、家の畑の太陽の下で農業!
世界はコロナ一色、外出禁止、おうち時間。
大好きな自然に戯れる生活も幸せではあったが、何か刺激的なことを求めつつあった。

コロナ禍、自ら面白いことを作ろう!自分で自分を楽しませよう!
学生の特権である自由な時間と相反して、自由が制限された夏。それでも学生最後の大好きな夏、思い出に残る有意義な夏にしたい。
そう意気込み、旅行記を作成しようと決めた。

両親が共働きで、幼い頃からひとりで遊ぶことに慣れっこだった。ひとりで工作したり、自転車で川の源流を探したり、作詞作曲したり。
おそらくその経験が、どんな環境でも自ら楽しみを作り出せる能力を身につけた。

予想外の未曾有の疫病。国外なんて夢のまた夢、家からすら出られない中、訪れた異国の地に想いを馳せながら、自分の大切な足跡を記録に残す。
時に、思い出し笑いしたり、溢れそうな涙を堪えたりしながら。

学生最後の夏がこんなことになるなんて思ってもみなかったけど、朝から晩まで寝る暇もないくらいずっとずっと忙しすぎる学生生活だったから、最後にゆっくり落ち着いて自己の内側を見つめ直す機会を持ててよかった。そう思える2020年の暑い夏だった。


× EDIT


文章を書くのは好きだったが、デザインセンスがもっぱらなかった。
それでもちょっとはマシになって、こんな旅行記を作ろうと思えたのも、ふたつのコミュニティのおかげだと思う。

大学入学当時、編集者になりたかったのでフリーペーパーサークルに入会。
私は文章を書く編集部として冊子作成に携わっていたが、センス満点の周りのメンバーに圧倒されながら冊子を作る流れを学んだ。
結局編集者になることはなかったが、こんな形で経験が活きるなんて!
その当時はなんとなくしていたことに後々価値を見出すこと、よくある。

もうひとつ、留学帰国後にさせてもらったインターン。
企業自体はITやデザインとは全く関係なかったが、プレゼンや資料作成の極意をたくさん教えていただく非常に貴重な時間だった。

とにかく何事もやってみる、謙虚に学ぶ、自分なりに活用する。無意味な経験など必ずない。


× Cafe SANKARA


留学と旅行を終えて帰国した後、日常生活を送る中でもやもやがあった。
「貴重な経験の数々、様々な人や景色から受け取った学びや感情。自分が貰った大切なこと、次は自分が誰かに何らかの形で渡したい、繋ぎたい。インプットしたものをアウトプットすべきではないか。」

そのひとつの手段が旅行記だった。
経験と感情を記し、伝達すべく。
読んでくれる人の脳に訴えかける方法で。

そしてもうひとつがカフェの開店だった。
モロッコ、サハラ砂漠で抱いた、ありのまま、生きている喜び。
ただ自然の流れに身を委ねて過ごした24時間にも満たないあの日、地球という輪の中でその一員として生きていること、それだけのことが何事にも勝る幸せだということを心から感じた日。

すごく幸せなこの感じを、私と同じようにじわ〜っと感じて欲しい。
地球や人との繋がりの中で生きていることの幸せを感じられる、そんな空間を作りたい。伝えたい。一緒に感じたい。
言葉にできないから空気で、頭ではなく心で。

古民家の温もり、季節に沿った自家栽培のお野菜、分け隔てない空気感、自然や人との「温度感ある繋がり」を大事にできる場所。
たまたま今回はそれがカフェという方法だったけど、世界旅行の中でインプットした大切なものたちは、人生を通していろんな形でアウトプットしていきたいと思う。


どんな環境でも、自分の持ち物を活かしながら、戴いたものを周りに還元していく未来、想像するだけで楽しい。
これからも、過酷な道を選びながら、まだまだ旅は続く…。

 

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