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ザルツブルググローバルセミナー4日目~発表~

4日目は、午前中は議論、午後は発表(今後このグループで何を日印でやっていくのか)でした。

午前中3時間ほどしか議論をする時間がないことを踏まえ、早朝にたたき台をつくりました。前日の議論と、こまちぷらすで2016年から実施してきたワークショップの事例とを骨格にしました。


実際に議論をしていたときの様子


結果、

私たちのグループが今後取り組むプロジェクトは、
「物語るキッチン(NarrativeKitchen)~語られてこなかった言葉たちのラボラトリー~」になりました

プロジェクト内容




①食を媒介として人が集まり語る(食を中心にすることによってワークショップだとこれない層来ない層が来れる&話しやすくなる&同じ食事を囲むということが信頼のベースになる)場をつくる ※物理的にカフェ等をつくるのではなく話す場をもうける。時には日印でつなぐ。


写真は完全にイメージです。


②その語られた言葉たちを集め、選ぶ

③プラットフォームにし、イシューごとに選択肢議論できるようにする

実際にお金をかけずにどのプラットフォームでどのようにするか、はこれからの議論になりますが、一旦こういうのをつくってみてはどうか?というプロトタイプまでできあがりました。(あくまでもイメージのためとはいえども、1時間ほどでここまでできてしまう人たちがいることにびっくりしました)


まずマップで見たい「声」の国を選ぶ


よりどの分野の声を読んでみたいかを選びやすいように葉っぱをちりばめる(上が障害、左が精神的なこと、下が子育て等)

どんな声があるのだろうか、とめくる楽しさがある。このわくわく感のようなものがデザインにおいては大事なのだという話を聞いて大変納得。


何か一つクリックすると読むことができる(便宜上英訳ソフトを使い、英文が直訳過ぎてよくわからないものになってしまいましたが)

この次の画面もありますが、一旦全公開するわけにもいかないのでここまでに。今は便宜上画像をはりつけましたが、実際はクリックするとその画面が現れるというような流れです。

どこまでが人間がやり、どこからがAIがやるのか、などの議論もしましたが、もうChatGPT的なオープンソースもあるので、選んだり整理したりということはもちろんさらに高度にいろいろと提示することもできることがわかりました。どのように何を??はもちろんこれからです。

日本とインドの村や街でさまざまな「語られてこなかった『言葉たち』=UnheardVoices」を語る場をつくり、その語ること自体が大きなエンパワメントになり、視野の広がりにつながり(「当たり前」の気づきが生まれ)、結果的に隠れていた社会の課題も見えてくる、そんなことをテーマにしたことがここから始まると思うととっても嬉しいです。

語ること自体が大きなエンパワメントになり、視野の広がりにつながり(「当たり前」の気づきが生まれ)、結果的に隠れていた社会の課題も見えてくる。そこで研究や政策立案が行われるときにはもっとも厳しい状況にある人たちへのリーチを考える。というようなことがかかれています。

テクノロジー的な深める作業はこれからですが、少なくとも日印で「語る場」をつくり、つなげていくことからはじめることはできそうです。

その他の発表


食のトレーサビリティ


うつ病等に対応するためのさまざまなテクノロジーのつながりづくり


EV系

等など、結果的に13グループほどに分かれたため、しかも1グループ12分という時間は誰も守らないため大変ながーーい午後の発表時間になりましたが、どれも面白いプロジェクトがうまれていました。みんなそれぞれのビジネスや事業をもっているため、その事業特性が活かされています。

インドのティータイム

途中休憩時間にインド側の方々がもってきた「自国のお菓子」を振舞うインドのティータイムもありました。

右手が北部のお菓子、手前が東部、左手が南部、奥が西部です。

また詳しく書きます。

体力切れで本日はここまで・・・