くさくさした気も、鬼は外!

保育園の鬼さんは

子どもたちがぐっすり眠れるように、

怖かった記憶によって途中で目を覚さないように


お昼寝が終わったタイミングで来てくれたそうだ。

そして、お迎えの早い子が
鬼退治の途中で帰ることになってはつまらないいだろう、と

時計の針とにらめっこしながら鬼退治され

絶妙なタイミングでしおらしく出て行ったという。


なんともあったかいエピソード。


3人目にして初めての保育園生活。

本当に子どもに寄り添った保育をしていただけて

感謝、そして学ばせていただくことが多い日々だ。


お兄ちゃん、お姉ちゃんもいるから
いっぱいね!と

ビニール袋にお豆の小袋をいっぱいにもらって

湯気が出そうなほどほかほかなほっぺをして

帰宅した息子。


家では

ベランダに向かって「おにはそと」するんだよーといったのに

兄姉とともに
いつの間にかソファを挟んだ雪合戦、ならぬ
豆合戦と化している。

大きすぎる掛け声だけは、忘れずに。

息を切らしながら
けらけら笑いながら
敵も味方もわからず、やみくもに投げつけている。
小袋の中の豆はもう粉々。

何がそんなに楽しいのやら。

そう思いながら
この行事を、これほどしっかりと取り組んだ年もなかったなと振り返る。

我が家に隠れていたかもしれない鬼さんも

こんなに笑い声の響き渡る家庭には居づらいわ〜と
すたこらさっさ、逃げ出しただろう。

立春。
新しい風を取り入れて、
気持ちを新たに、前へ、前へ。




慌てて帰って行ったそうな。

赤鬼さん、緑鬼さん、

才能を活かした仕事って

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