柿戸由美子

温もりも、届けたい。「テオトルホンヤク」の柿戸です。英日翻訳者、ライター、子育て援助の…

柿戸由美子

温もりも、届けたい。「テオトルホンヤク」の柿戸です。英日翻訳者、ライター、子育て援助の活動をしています。京都ライター塾10期生(動画視聴コース)。3児の母。日々のことをつづっています。 ことばとひとが好きです。

最近の記事

【インタビュー原稿の書き方】 第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.5レポート

江角悠子さんが講師を務める、京都ライター塾。 第5回目は、「文章講座」として 事前に江角さんにインタビューした塾生さんの原稿を、 江角さんが添削していくものだった。 動画視聴コースの私は、その様子の動画を視聴した。 皆さんの原稿の中には、 ふんふん、なるほど~と 読ませていただいたものも、 江角さんの解説と修正が入ると より、スッと入りやすい文章に早変わりする箇所があって うーん、私だったらこれを、 指摘されずに自発的に書けるか?と 目の前に課題を突き付けられたように思

    • お弁当は、愛。

      「あ、そうだ、ママ。 3週間、お弁当を作ってくれてありがとう」 先日、幼稚園から帰宅する道すがら 娘が背後からいきなりこう言ってきた。 私の頭は高速で、3週間前にさかのぼる。 ん?3週間前… 2月の半ば、くらい…? いやいや、これは 娘の強烈な言い間違い。 正確には「3年間」と言いたかったのだろう。 しっかりしているように見えて どこか抜けている娘。 強烈なボケをかましてくるのは日常茶飯事。 今回も、 はいはい、3年間ね、とすぐに理解した。 その日は、 クラス

      • 【インタビューのやり方】インタビューを「正しく」行うには 第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.4レポート

        「インタビューは楽しいです」と語るのはライターの江角悠子さん。 読者に情報を正しく伝える役割をするライターにとって 人に会ったり、お店などに足を運んで 話を聞いてくるインタビューは 良い記事を書くために欠かせない作業だろう。 しかし、いったいどのくらいの人が インタビューの「正しい」やり方を知っているだろうか。 ただ楽しく会話をしてくるだけではない。 用意してきた質問を消化すれば良いわけではない。 取材する者として正しくインタビューをするには 想像以上に周到な準備や、

        • プロフィール写真撮影の様子をご紹介いただきました!

          先日、プロフィール写真の撮影をお願いした カメラマンの林さんが 記事を公開してくださいました。 当日はお時間をめいいっぱい使って たくさん撮っていただき、 大満足でした! 写真を見返しながら、 同年代、また母親同士ということもあって 終始おしゃべりしながら リラックスした雰囲気の中で 撮影していただいたなぁ、と 楽しい時間が思い出されます。 プロフィール写真をお考えの方は 林さん、絶対におすすめです!!

        【インタビュー原稿の書き方】 第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.5レポート

          ついに手に入れた、一人のお風呂時間

          「おめでとう、わたし」 頭に浮かんだのは自分でも思いがけない、 祝福の言葉だった。 それは、たった一人で 誰も入っていないまっさらな一番風呂を前にしたとき。 私は、およそ8年ぶりに一人でゆっくりお風呂に入ったのだ。 それまでは、お風呂は自分だけのリラックスタイム。 世の20代女性がしていたように、 香りや品質を考慮して選びとった 流行最先端のシャンプーやボディケア用品、 とっておきのスペシャルケア用品にスクラブなどが 所狭しと並んだ棚に目をやって 今日はどれでケアし

          ついに手に入れた、一人のお風呂時間

          【企画の立て方】仕事を継続させるには  第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.3レポート

          ライター、と名乗るのは至極簡単なこと。 しかし、江角さんはこうおっしゃる。 「書いて幸せになる」がテーマの京都ライター塾。 第3回目は 「企画の立て方」について 手順や作成方法、例などを解説していただいた。 企画とはそもそも、企画とは何か。 私には仕事における「企画」とはどのようなものか 分からなかったので、調べてみた。 デジタル大辞林には次のようにあった。 つまり、ライターにとっての企画とは、 自分の記事を掲載してもらうために 計画を立てること、 またはその計画その

          【企画の立て方】仕事を継続させるには  第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.3レポート

          名香ジャドールの新作開発ドキュメンタリー

          Inside the dream (インサイド・ザ・ドリーム。その夢の内側)は 高級メゾンにおける製品開発の 知られざる裏側を紹介する ドキュメンタリー作品。 Inside the dream Diorでは Diiorを象徴するフレグランス、ジャドールの 新作モデルの発表までの日々に迫っている。 手掛けるのは これまで30年以上にわたり ジャン=ポール・ゴルティエ、 バーバリー、ゲラン、といった 名だたるブランドの香水に携わり、 自身の名を冠するフレグランス・メゾン

          名香ジャドールの新作開発ドキュメンタリー

          ジブリの名作による生き方の教え

          家族団らんを過ごしていたある休日の夕方、 私がどうしても視聴したいセミナーがあったため 自宅からzoomで参加した。 こうした時、 子どもたちは決まって夫の部屋へ集合し、 好きな映画を見せてもらうことになっている。 その日もそろって足音を立て、 階下の部屋へ降りて行った。 きっと、いつも通りのアニメか、 戦隊ヒーローものだろうと思っていた私の耳に かすかに流れてきたのは、 懐かしい松任谷由美さんの歌声。 思いもよらない曲だったので、一瞬驚き、 すぐに、実家のテレ

          ジブリの名作による生き方の教え

          プロフィール写真撮影の感想

          プロフィール写真カメラマンとして、 個人事業主のHPや、ビジネスアイコン、マッチングアプリ用など お客さまの魅力を引き出す「顔」を撮っていらっしゃる林さん。 待ち合わせ場所はオフィス街の代名詞、 東京、丸の内の新丸ビル一階。 おとなりにいたのに、お互い気づかずにいて、ほっこり〜。 初対面の緊張がほぐれました。 ご挨拶の時から私の目をしっかりと見てくださったのが印象的で、 一気に信頼感が高まります。 楽しくおしゃべりしながらの撮影は 林さんがカメラ越しに 小道具や髪

          プロフィール写真撮影の感想

          プロフィール写真撮影にかかった費用

          撮影料+お支度代 合計 34500円 でした! 【内訳】 写真撮影代 19500円 林さんのLINEから予約したので500円割引がありました。 また、私は昨年末に友人を通してご紹介いただいたので 旧料金のままお引き受けいただきました。 2024年1月より、料金が変更されたようなので詳しくはプロフィールカメラマン林さんにご確認ください! ほかに... ブラウス購入 約6000円 ヘアカット 約6000円 ヘアセット 約3000円 計 34500円 となりました。

          プロフィール写真撮影にかかった費用

          プロフィール写真撮影の朝

          いつもの街が、違って見える。 駅のホーム、電車の中。 目に映るもの、聞こえるもの。 すべてが新鮮に感じる。 子どもの支度や食器洗いを終わらせて、 出発直前に塗ったネイルは やはりよれてしまった。 ギリギリまで、より良くしたいとあがく自分は嫌いじゃない。 いつもは自宅の半径5km圏内を自転車で駆け回る普通の母。 そんな私がスーツケースを転がしながら まったく縁のないオフィス街に向かっていることに 不思議な感覚を覚える。 こんな日が来るとは。 プロフィール写真を撮っ

          プロフィール写真撮影の朝

          【原稿の書き方】基本テクと、一歩抜きんでるための心構え 第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.2レポート

          こちらは、 「書いて幸せになる」京都ライター塾 第2回の受講レポートです。 前回のレポート 「ライターは何をしているのか」についてはこちら 京都ライター塾の主催者、 ライターでエッセイストの 江角悠子さんについてはこちら ■江角悠子さん ■ ――――――――――――――― ◆ブログ「ライター江角悠子の京都暮らし」 https://w-koharu.com/ ◆ Twitter https://twitter.com/ezu1030 ◆ note 「京都くらしの編集室」

          【原稿の書き方】基本テクと、一歩抜きんでるための心構え 第10期京都ライター塾(動画視聴コース)Vol.2レポート

          「あなたが逃したくない瞬間は?」愛用香水を字数別に描写してみる

          受講している、江角悠子さんの京都ライター塾の課題に 「私の好きな○○」を主題に記事を書いてみるという課題があった。 私が好きなもの。 それは、好きとか嫌いとかいう次元を超え、本能で選び取った ある一つの香水。 かなり濃厚なので、日本の気候と湿度と文化では、 寒い時期の、ほんの特別なひと時にしかまとえないのだが ひとたびこの香りに触れると、一瞬にして心を奪われる。 幾つもの勝負を共にしてきた、第二の私。 香水という、目に見えないラグジュアリーアイテムを ことばで表現し

          「あなたが逃したくない瞬間は?」愛用香水を字数別に描写してみる

          くさくさした気も、鬼は外!

          保育園の鬼さんは 子どもたちがぐっすり眠れるように、 怖かった記憶によって途中で目を覚さないように お昼寝が終わったタイミングで来てくれたそうだ。 そして、お迎えの早い子が 鬼退治の途中で帰ることになってはつまらないいだろう、と 時計の針とにらめっこしながら鬼退治され 絶妙なタイミングでしおらしく出て行ったという。 なんともあったかいエピソード。 3人目にして初めての保育園生活。 本当に子どもに寄り添った保育をしていただけて 感謝、そして学ばせていただくこ

          くさくさした気も、鬼は外!

          答えは自分のまわりにある

          自分のことは、分からないものである。 あることを言われ、 それが私の心をかき乱している。 しかも、自分でも思ってもみないほどのインパクトを持って。 数日たっても、やはり心に引っかかったままだ。 その結論に達するまでの論理に、破綻はない。 こちらの心のざらつきを説明できる根拠は、まったく形を成していない。 きっと、私にしかわからない。 言語化できていない、もどかしさ。 無意識レベルで、いやだと言っている。 このような異物を胸に残し まるで目の前の現実を

          答えは自分のまわりにある

          いま必要なのは、トライ・アングル

          今、ある会社のトライアルを受けている。 このトライアルというのは 翻訳会社から出される入社試験のようなもの。 これに合格すると、翻訳会社と契約し、 案件を受注できる状態になる。 契約したからと言って、 もちろん常に案件が回ってくるわけではなく 新人にとってはそこからがむしろ試練の道、とも言えるのだが 少なくともお仕事の土俵に立てる、といったところだ。 合格率は総じて高くはない。 私の翻訳の先生が 「最初は10回、落ち続けた」とおっしゃっていたのを聞いて 数字を聞き

          いま必要なのは、トライ・アングル