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今年の高校野球感動をありがとう

昨日ついに高校野球の決勝戦が終わりました。
ちょうど息子の中学校も22日から2学期が始まり、本当に夏が終わった、という感じです。蝉の声も少なくなってきて、ちょっと寂しいですね。

仙台育英高校の監督さんのお話に涙

仙台育英高校の須江監督さんのインタビュー聞いていると、すべての高校生にリスペクトしたお話で、本当に感動しました。それを言葉にできる監督さんの元で頑張れた選手たちは幸せだろうなあ、と思いました。

残しておきたいインタビューコメント

「新型コロナウィルスの感染に翻弄されてきました。
それを乗り越えての優勝。3年生たちにはどんな言葉をかけたいですか?」

「入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんと出来なくて。
高校生活っていうのはなんて言うか、
僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんですね。
青春て、すごく密なので。
でもそういうことは全部ダメだダメだと言われて。
活動しててもどこかでストップがかかって、
どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で。
でも本当にあきらめないでやってくれたこと。
でもそれをさしてくれたのは僕たちだけじゃなくて、
やっぱり全国の高校生のみんながほんとに良くやってくれて。
例えば今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、
そういう目標になるチームがあったから、
どんな時でもあきらめないで暗い中でも走っていけたので。
ほんとにすべての高校生の努力の賜物が、ただただ最後、
僕たちがここに立ったというだけなので、
ぜひ全国の高校生に拍手して貰えたらなと思います。」

我が家の中学球児の息子も底辺ながらも、この高校野球の土台を支えているのだと思わせてもらえるコメントでした。

今年は各都道府県の予選から楽しめた!


今年の高校野球は車の移動が増える時期と重なり、各県の予選から結構見ている、というかほとんどが耳からですが、見ていました。

準優勝した下関国際高校の山口県の決勝戦も、8回表に逆転した勝利で、わああ高校野球だなあ、とリアルで見ていました。

去年までは、知り合いの子が出ている大阪予選をちょっと見ていた程度だったのですが、面白かった。

ただ残念だったのは、地方予選の解説の方が、「このボールに手を出してはだめだったですねえ」などの、ダメ出し系の解説がチラチラとあったことです。テレビの高校野球のNHKの解説ではあまり出ないですからね、悲しくなりました。親だったら絶対に悲しい。

中学生時代から楽しんでいる高校野球


私が記憶のあるのは、中学生頃から結構高校野球に夢中になったタイプで、よく甲子園も行きましたし、夏休みは自分の部活をサボってテレビで観戦してました。あの当時は外野席が無料でしたし。(2018年から有料化)

同年代のアラフィフの方は、池田高校の活躍や、荒木大輔、桑田、清原、などなど懐かしいですよね。それこそ「大ちゃんフィーバー」「○○くんのおっかけ」が出没していた時代です。高校球児がアイドル並みの扱いでした。

その熱がちょっと覚めたのが、高校球児が年下になったときです。
夢中になってみることはなくなり、大学生時代はバイトや遊びや自分のことが優先になりました。

高校野球の違うお楽しみシンクロ


毎年それなりに高校野球は楽しんでいますが、ちょっとした面白ネタ発見がありました。

春の選抜大会の時に、甲子園へ見に行ったときに、近江高校のブラスバンドの曲が、やたらと洋楽や平和堂ソングなど、なんだかハイカラな気がしていたのです。ただそれを夫に言っても「へ、そうなん?」となかなか共有できず、息子とだけ楽しんでました。

それをvoicyという音声メディアで、文筆家の小川奈緒さんが近江高校のブラスバンドのことをお話されているのを過去放送で聞いたのです。
同じことを考えている人がいる!と思うととてもうれしくなりました。

それから小川さんも時々高校野球ネタのお話をはさんでおられて、それに全国から高校野球好きの方からもたくさんコメントが寄せられて、楽しかったです。改めて、ん??私も結構高校野球好きな部類に入るんやん、と思った次第です(笑)

今年は息子と高校野球の距離が近づいた


息子は今までは野球をやっているからといって、高校野球を楽しんでみていたかというと、5分位見てはすぐ飽きて違うことをしていましたが、
今年は高校野球の距離がぐっと近づいた息子でした。

息子を見ていると、野球選手、にとても興味があり、特に大阪桐蔭の選手には何か思い入れが強くなったようです。
負けたときは2.3日後にも「なんか俺ショックが抜けないわ・・・」と言っていました。これ実は私もなんです。

絶対勝つと思っていた大阪桐蔭が負けたときは、何か自分の中の価値観が崩れたといいますか、あんなに自信満々で大阪大会も勝ち上がっていっていたのに、準々決勝で負けてしまうとは・・・

おそらく息子も言葉にはできないけど、絶対って言葉はなくて、野球の面白さと怖さをいろいろと感じたのではないかと思います。

たくさんの感動をありがとうございました。
もう各地新チームでの秋季大会も始まっています。次の選抜大会に向けての大事な大会ですね。がんばれ~。





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