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信じてる愛を 信じてる人を

当時10代で英語が不得意な私は
『マリッジ』という言葉の意味を知らなかった。
そんな時出会った、池田聡さんのマリッジという曲。

初めて聴いた時、異常に歌詞に惹かれた。
”さびしい時はさびしいってなぜ隠さないで
  あなたの前ではっきり言えなかったのでしょう
       強い女だと逢うたびに あなた 思ったはず”
いきなりのパンチライン。すぐに心を奪われたのを覚えています。

歌詞の中は完全に大人の恋愛の世界。
それでも何故か、当時10代だった私の心には
ぐさぐさ刺さりまくって、歌詞を辿る苦しさすら感じていた。

”信じてる愛を信じてる道で 待てなくなる時がくるから
 わたしを誰にもわたしたりしない あなたの約束を今度は聞かせて”
”信じてる人を信じてる道で 待てなくなる時がくるから
 わたしを誰にもわたしたりしない あなたの約束を今度は聞かせて”

愛を人に置き換える最後のサビのくだりがとどめ。
この1文字だけの変化がとても好きで、愛おしかった。
表現は難しいけれど、愛の部分を相手に置き換えたことが
この歌詞の全てなのかな、、と思う。

これを10代のJK時代に感じていた私だったが
マリッジの意味を調べ知ったのは、約1週間後。
歌詞の中に出てこないから、すっかり忘れて放置してた。

そういえばこの曲は、地元のローカルラジオ番組でリクエストしたな。
中学生のときに社会を教えてくれてた先生をずっと好きで悩んでて
”相手は大人の男性”という表現をして恋愛相談をした時のリクエスト曲。

マリッジを分かってなかった真っ最中。今思うとかなり笑えるけど
当時の私は必死だった。いっぱい苦しかった。

そんな当時のことを思い出すと胸はちくっとするけど
なんだか心地いい。。





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