見出し画像

京都《アマン京都 ; ザ・サウザンド キョウト》

昨年終わりのことですが、『アマン京都』に宿泊する機会があり、せっかくなので簡単に滞在記を書いてみました。 また、立地が良く気に入っている『ザ・サウザンド キョウト』についても終わりの方に少しだけ書きました。

アマン京都

2019年末にオープンしたアマン京都。 その何年も前にアマンが土地を取得した時から話は耳に入っており、アマンのファンとしては、リゾートの物件ではなくシティホテルだから自分の好みではないかもなあ・・などと思いながらも、当然興味はありました。 いざオープンしてみると、あまりに強気な価格設定に、自分には縁がないだろうと思ってしまった次第・・。

しかし、昨年(2020年)夏に、かなりお得な料金を発見。 急いで12月後半の予約を取りました。 GoToトラベルなしでも納得の料金だったのですが、予約後にGoToも適用できてしまい、1泊1部屋朝食付きで¥98,185で宿泊しました。 これは税・サービス料なども全部込みのお値段で、2度とないかもしれない破格。 しかも、さらに¥3,000のホテル内で使えるクレジット(それから、もちろんGoToの地域共通クーポン¥12,000分も)もつきました。 

アマン京都がある洛北の鷹峯地区は、京都の街中から少し離れた閑静なところ。 金閣寺や上賀茂神社へはお散歩がてら、歩いて行けます。

画像10

到着すると、上の写真のアライバル パヴィリオンという小さな建物で、お茶とお菓子が出ます。 ここでチェックインの手続きもあらかた済ませます。

画像1

焼菓子が美味~♡ 

客室はアライバル パヴィリオンからすぐだったのですが、スタッフの方が敷地内(山の上の方は別)をほぼ一周案内して下さいました。 

アマン京都は森の中にあると言っても、端から端まで歩いて5分もないくらい。 でも、とても広く感じられ、この雰囲気は素敵ですよね。

画像3

奥まで歩いていくと、このしめ縄に突き当たります。 元々はここを正門にしたかったという話も耳にしました。 

さて、いよいよお部屋へ。 全26部屋のアマン京都、私の部屋は「芒(すすき)」という建物でした。 建物は2階建てで、1階と2階両方に客室があり、宿泊したのは苔庭がよく見える1階の部屋。  

画像9

まずは広くて素敵なバスルームの様子です。 檜の浴槽も大きい。 ここは床暖房になっているところがとても良いですね。 アマネムのように、椅子に腰かけられるドレッサーがあれば、なお良かったなあと思いました。

画像4

この客室の広さは60㎡で、上の写真のドアが入口になっています。 まだオープンしてちょうど1年でしたので、新しくてキレイです。

バスルームにはお化粧品も備わっていました。 日本らしいサービス。 歯磨きセットは、イタリアのマーヴィスです。

画像17

続いて、ベッドルーム兼リビングルームの様子です。 畳敷は良いですね。

画像5

下は反対から見たところです。 ウェルカムフルーツは、りんご。 

画像6

いただいたクレジットを使い、ルームサービスでコーヒーを頼みました。

◆コーヒー (¥1,650 ; 税・サービス料込)

画像7

コーヒーは、濃いめで、普通に(?)おいしい感じ。 お菓子も嬉しい。 

ベッド脇にはカーテンやライトコントロールボタンがいろいろあり、good。

画像8

とっても快適です。 おやすみなさ~い。

*******************************

さて、楽しみにしていた朝食です。 朝食はザ・リビング パヴィリオンという建物でいただきます。 写真外ですが、テラスもあり素敵な雰囲気。

画像15

ここはモーニング、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーと1日中営業していて、宿泊客以外のゲストも利用できるんですよね。 そのために人が多くなってしまうのは否めず、宿泊客にとってはちょっぴり残念かも。

いただいた朝食メニューは以下のようなものでした。 

◆はっさくジュース

◇季節野菜のサラダ 水尾柚子のドレッシング

画像10

私にはちょっとナチュラルすぎるお味のサラダでした。

◆谷井農園のフルーツジュース(3種類から選択)

◆コーヒー

画像11

フルーツジュースは、清美オレンジを選択しました。 他にはピンクグレープフルーツ、アップルがありました。 コーヒーは昨夜と同じ感じ。 

◇アマン京都フレンチトースト バナナのキャラメリゼ

画像12

メインは卵料理など数種類があり、フレンチトーストを選んでみました。 このフレンチトーストは大変おいしかった! ブリオッシュで作っているのでトロトロです。 もっとたくさん食べたかったなあ・・。

◇ヨーグルトと季節のフルーツ

画像13

おいしかったですが、ヨーグルトに添えられた甘みがほんの少しのコンフィチュールだけだったので、そのままでは私は食べづらかったです。 フレンチトーストについてきた蜂蜜を入れたので、おいしくいただけました。 

◆カプチーノ

画像14

コーヒーの代わりにカプチーノをおかわりしました。 こちらの方がずっとおいしかった。 最初からカプチーノにすれば良かったかも。 

朝食はコロナ下でメニューが制限されていたのかもしれませんが、全体的に量が少なく、ちょっと物足りなかったです。 通常はブレッドバスケットがつくようなんですよね。 他の方のブログなどを拝見したところ、メインにフレンチトーストを選ぶと、もしかしたらブレッドはつかないのかもしれません(それって残念)。 もしまた機会があれば、ブレッドも持ってきてもらおうと思います。 また、お料理の味は、素材の持ち味をそのまま生かした軽やか仕上げ。 今風と言えばそうなのですが、もう少し独自の味付けがしっかりあると嬉しいかな。 フレンチトーストは大変おいしかったです!

1泊だけの、あっという間の滞在でしたので、アマン京都の真価が分かったかどうか・・。 客室はよくできていますし、広さも十分でした。 私が今回宿泊したのは一番下のカテゴリーの部屋なので、どんな部屋を予約しても、少なくとも上記の私の部屋のスペックは保証つきです。 それから、サービスはやはり素晴らしかった。 アマンマジック健在です。 敬語などの言葉遣いがぎこちない場面がほんの少し見受けられたものの、こちらの意を汲んで絶妙なやり取りをして下さる様には舌を巻きました。

ただ、宿泊代のことを考慮すると、今回随分お得な料金で滞在できたものの、この料金でギリギリ妥当なくらいかな・・というのが正直な感想です。  

朝食の内容がちょっぴり残念だったこともあり、最後はテンションが下がり気味のままアマンを後にしました。 お世話になりました~。

画像16

昨年は6月のAMANEMUに続けて、12月にアマン京都にも滞在することができ、ちょっぴり贅沢だったかな。 2023年(もしかすると2024年になるかもしれません)にオープンするアマン ニセコも楽しみですね。 

アマン京都のHPはコチラです ↓

ザ・サウザンド キョウト

上のアマン京都へ宿泊した前日、約1年ぶりに滞在しました。 京都駅からすぐという立地がとにかく便利で、こちらも2019年にオープンした物件です。 全客室数は222あり、4つ星と5つ星の中間くらいの高級感がありながら、高すぎない宿泊料金も魅力。 大階段が有名ですよね。

画像18

ちょうど華道家の池坊専好さんとNAKED, INC.というクリエイティブカンパニーがコラボレーションした「いけばなインスタレーション」の作品が展示中でした。 いつもよりさらに迫力ある雰囲気。 夜になるとプロジェクションマッピングが上映され、大階段に雪が舞い降りる演出でした。

今回宿泊した客室は、42㎡のデラックスルーム(前回は44㎡のデラックスコーナーでした)。 前回よりは若干手狭ながら、気持ちの良いお部屋です。

画像19

このホテルは京阪が手掛けているのですが、京阪はサービスがきちんとしていて、皆さん親切です。 部屋の掃除を20時までして下さるホテルは、なかなかないのではないでしょうか。 また、客室は禅の思想を取り入れたシンプルな印象ながら、いろいろな操作が全て枕元のiPadででき、ハイテク。

ザ・サウザンド キョウトには圧倒的な利便性があり、京都観光の拠点として、おススメです。 良かったら泊まってみて下さいね。 

   

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?