にし乃 ミヤ

演劇、映画、Win's Crew 🇲🇲、わたげ隊

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最近の記事

『デカローグ』 1〜4

写真は新宿で早お昼をいただいたベルク。 マチネはBプログラム、デカローグの2と4。 4を観終わってポロポロッと涙が溢れ、今もまだ心に細波の余韻が。 優しいやさしい、愛の物語たち。 単純に「ハッピーエンド」とは、とてもとても言えないのだけれど。 でも、観終わって心に残っているのは「愛」なんだなぁ。 念の為、まだ観てなくて、ネタバレが嫌いなお方は、ここで回れ右でお願いしますね。大した事は書かないと思いますけども。 2「ある選択に関する物語」 アンジェイの咳が、もうホント

    • PARCO PRODUCE2024 『リア王』

      2024年4月20日(土) 17:00〜 @SkyシアターMBSにて観劇。 ヘッダー画像はSkyシアターMBSロビーカフェで売られていたお菓子。 関西に戻ってからは、関西公演がある作品は基本遠征せず観るようにしてるので、ジッと待っておりました『リア王』。 詳細な内容を語るつもりはありませんが、何をネタバレとして忌避するかは人それぞれ。配慮し切れないと思いますので、ネタバレを避けたい方はどうか回れ右で。 幕が上がると、東京公演開幕時から話題になっていた、殺風景なオフィスの

      • 姓名判断でペンネームを決めてみた

        半世紀以上生きてると、色々な柵もございまして。 個人情報保護の観点からも、オープンな情報発信にはペンネームを使う事にしようと思いましてですね。 で、学生時代にちょこっとだけ使っていた「西野 美也」と言うペンネームの表記を姓名判断で良い塩梅になる様に工夫してみました。 「にし乃 ミヤ」 音としてはフツーに有り得る名前、だけど文字で見ればペンネームだと分かる感じかなと。 ボチボチと情報発信関連このペンネームに統合して参りますので、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

        • 「虎に翼」1〜10話

          とても評判良く内容もタイムリーとの噂で気になってたところ、目に入った米津さんのインタビューが素晴らしくて、NHKプラスで第一話から一気見。 こりゃぁ評判になるわ。泣くわ。 この私が、推しの出てない朝ドラを観ようと思う日が来るとは。 全くサイクルが合わない私のスケジュールにどう組み入れようか。 裁判長さんのお声がメッチャ良いお声だったので思わず調べたところ、劇団四季ご出身の栗原英雄さんとのこと。覚えとこ。ホンマ良いお声だった。 うらじぬのさんがレギュラー出演してるのも嬉し

        『デカローグ』 1〜4

          劇団 短距離男道ミサイル39発目 改参公演「みちのく超人伝説Ⅱ奥州藤原篇『黄金黎明伝TSUNEKIYO X The Golden Dawn』-Episode 0- 千年後のあなたへ」

          相変わらず公演タイトル長い。 「劇団 短距離男道ミサイル」名義での最終公演。 "改めて、参る"「改参公演」としての東北六県ツアー。 最終地八戸での青森公演を拝見。 ミサイル公演の好きなところを上げだすとキリが無いが、 受付時点からファンサたっぷり。 工夫たっぷりの物販で一緒に盛り上がって楽しませてくれる。 客入れが親切丁寧で、客入れ中のファンサもたっぷり。 子供と子供連れに優しい。劇団メンバーが率先垂範してくれるので観に来ているお客様も優しい。 辺りが、先ずは受

          劇団 短距離男道ミサイル39発目 改参公演「みちのく超人伝説Ⅱ奥州藤原篇『黄金黎明伝TSUNEKIYO X The Golden Dawn』-Episode 0- 千年後のあなたへ」

          コトリ会議『雨降りのヌエ』

          雨の日に『雨降りのヌエ』を観る。 扇町は私にとっては大阪駅から徒歩圏だけど、そこそこ離れてるので、人も多すぎなくて良い。 さてこの作品、30分程度の短編5本を2本ずつ組み合わせた公演形態で、全部観ようとすると必ずどれか一つは2回観る事になる、不思議な仕組み。 更に公演以外にも色々な企画を一ヶ月間、扇町ミュージアムキューブのCUBE05でずーーーーーっとやってると言う、なかなか挑戦的な企画。 山本さんの作品は生と死の間に境界線が無くて、死者がフツーに生者と共に在る。いやフ

          コトリ会議『雨降りのヌエ』

          『福田村事件』@シネ・ヌーヴォ

          映画「福田村事件」を大阪九条の シネ・ヌーヴォ にて。 森達也監督、井浦新さん、森将栄さんの舞台挨拶回でした。 1. 『福田村物語』ネタバレ感想猜疑心、劣等感、罪悪感、不満、鬱屈…を溜め込んでしまっていると、有事の際に噴出してしまうのかな。 分厚いパンフレットには脚本も。じっくり読んだ。本編ではカットされていた場面も。 他の方のツイを見て、割と長めの作品だったのか、と後から気付いた。そう言えば舞台挨拶の時にシネ・ヌーヴォの支配人さんもそんな事を仰ってたな。冒頭からじわじわ

          『福田村事件』@シネ・ヌーヴォ

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (5)

          次の週末に突入してしまったけれども、まだ全然書き終われてないこのシリーズはいつ終わるのだろうか。。 9. 風の教会エリア 後半 こちらも写真撮るの下手っぴ選手権に入賞確実な感じで、作品の魅力を全く伝えられておりませんが…。風の教会の建物の中に、とてもその場所に相応しいと思える作品がありました。 六甲山芸術センターの中にもいろいろな作品が。写真は撮らなかったのですが、「大体一年後に届く手紙」を書いて投函出来る郵便局がありました。 私は一年後の自分宛に。 一年後の自分は、ど

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (5)

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (4)

          7. 六甲高山植物園 ここも、広々とした緑あふれる園内に、一休み出来る場所が沢山。 こちらの作品は、建物内の一室なのだけど、とーてーも、居心地の良い空間でした。いくらでもぽけらっと座っていれそう。 こちらの作品は、遠目に「ナンダこりゃ?」と思ったら、やっぱり展示作品でしたね、という、北浦和也さんの作品。 この辺り、あまり写真を撮らずに、黙々と歩いて、作品を見て、また歩いて、と言う感じでザクザク進んでしまった。 8. 風の教会エリア 前半 さて、お次は風の教会エリ

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (4)

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (3)

          新池から、再びトレイルエリアにモデルコースでは、まだトレイルエリアが続く筈なのですが、何故か私が途中から逆走(?)してしまい、気が付いたら六甲高山植物園東入口に。うむむ、と思いつつ、オープニングパフォーマンスの整理券を早めに入手したかったので一旦高山植物園はスルーして、新池受付で整理券をゲット。 4. 新池 5. トレイルエリア 後半 折角なので、新池からトレイルルートに戻って、見逃した作品もチェック。 THIRD PLACE ROKKOさんで腹拵え まだ12時前だ

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (3)

          To Daniel Proietto-san

          そうだった、私のインスタアカウントは非公開だった。 なので、投稿してもダニエルさんには届かないなと気が付いて、noteにも投稿してみる事にした。どうにかご本人に届きますように。 Saturday's performance was such a special, once in a lifetime experience - I was seeing Daniel-san dancing Nihon Buyo in black Kimono & white make-up,

          To Daniel Proietto-san

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (2)

          芸術散歩? 芸術右往左往?基本、こちらのモデルコース「公共交通機関をご利用の場合」に沿って動いてみたのですが、持ち前の方向音痴っぷりをやはり六甲山上でも発揮してしまいました。 鑑賞パスポートをチケぴで買って、セブン・イレブンで発券して、オフィシャルガイドマップを入手しないまま歩き出してしまったのも良くなかったなーと反省。 お薦めは「市街地窓口」での購入。当日購入でも前売り価格と変わらないし、発券手数料も取られないし(←コレ大事!)、パスポートと同時にオフィシャルガイドマッ

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (2)

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (1)

          懐かしいぞ、六甲山!大学生時代に散々車で走り回った六甲山。 でもケーブルカーと徒歩と六甲山上バスで巡るのは、初めてかも。 ケーブル山上駅に着いた途端に、謎のオブジェが駅構内に。 まだオープン前のカフェのテラスにも何かある。 それにしても、やっぱり六甲山上からの眺めは良いねぇ!

          六甲 ミーツ・アート 芸術散歩2023 ROKKO MEETS ART beyond (1)

          『ミャンマー・ダイアリーズ』@元町映画館

          元町映画館 で、二度目の 「ミャンマー・ダイアリーズ 」。 一度観て、パンフレットを熟読して、前日譚『2月1日』を2度観てからの2回目は、一つ一つの場面や言葉がより一層心に刺さる。 是非、一度と言わず、何度も映画館で観て欲しい作品。 1. 『ミャンマー・ダイアリーズ』ネタバレ感想以下、ネタバレ有りなので、未見の方で、ネタバレNGの方は、回れ右でお願いします。 オープニングのエクササイズする女性の映像、意図的に撮られたものだとばかり思っていたら、偶然、2021年2月1日

          『ミャンマー・ダイアリーズ』@元町映画館