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観光とリアルのアグラ①

こんにちは、ゆもです!
現在無事にネパールのカトマンズからインドに到着🇮🇳✨
デリーヘ到着した当日に列車移動。目的地は今回の3ヶ国周遊旅の目的でもあったタージマハルを観に行くため、アグラへ。

今回はアグラでモヤモヤしたことが多かったので、2回に分けて呟く。

ハローindia (笑)
3AC列車

念願のタージマハル

✨結果、タージマハルを観れました✨

サリーも着ちゃった🤤

やはりシンメトリーの最高峰。一生に一度は観とくべきだと改めて思いました。ただ人がめっちゃ多くて、完全な観光名所だな~と思った瞬間でもありました。

人ひとヒト
みんな思い思いに撮影中

アグラの現実

タージマハルより目が引かれたこと

アグラといったらタージマハル。インドで一番認知度が高いと言えるタージマハルがあるアグラとはどんな町なのか。今回私がもやもやしたというのは、観光名所のアグラとローカルなアグラのギャップについて。なんかひとつの街が、とてつもなく大きなタージマハルという存在により、世界中から訪れる外国人という異物に順応していった空間のように感じた。観光業が人々の日常に織り込まれている様子なのである。

ひと道外れるとみえるリアル

まず最初に私がみたのは、綺麗に整備されて夜はライトアップもされてる大通り。ただ別の日にふらっと細道を通ったときに広がったのは雑然としたインドのリアルだった。

タージマハルへのメインロードはこうで、
ひと道外れるとこうなる。

この急に出てきたリアルインドにかなり面食らった。しかも道が入り込んでたから迷子になりそうで、どきどきした(笑)
アグラはタージマハルがあるようにムスリムが多い居住区。少しバングラデシュで見たオールドダッカの雰囲気と似ていた。
(ダッカ時のもやもや投稿はこちら↓)

日常に観光がある生活

アグラに暮らす人たちにとって、世界中から来る外国人観光客はあたりまえの風景であり生業の一部という必須のものなのだと思う。例えばそれは子どもの様子を見たらわかる。町を歩くと現地の子どもたちが「ハロー!」って声をかけてくれることがかなり多い。この人懐っこさって、慣れとも言えると思うんだよね。例えば、モンゴルの都心から離れたとこで会った子どもたちや、ネパールの田舎で出会った子どもたち。彼らは外国人を滅多にみることがないから、結構固まっちゃって遠慮なく直視してくることがある。対してアグラの子どもたちの生活空間の中には外国人が既に受け入れられているから、何でもなくにこにこと挨拶してくれる。

または、レストランや売店で働いている子どもたち。彼らは既に大人が外国人に対して商売する姿を刷り込まれてるから、大人顔負けで話しかけてくることが多い。私も最初に行ったピザ屋さんで働いてた小3くらいの少年が「Hello, how are you !?」って握手をしてきたけど、どうも作り笑みで少し不自然だった。働いている子どもは旅をすると多く見かける。労働なのか手伝いなのか分からないけど、働いているのは事実だよね。

詐欺がこなれたインド人

商売に関連してもうひとつ。インドの商売子どもは大人そっくりで話しかけてくることがあると前述したが、これはすなわち、インドの大人が慣れた様子で商売をしているのを見てきたからである。

興味深かった話があった。自分が滞在していたアグラのドミトリー宿で、ヨーロッパ周遊を終えイランからインドに来た日本人の青年と出会った。少し話して盛り上がったのだけど、彼の話で面白かったのは、イランの旅の難しさと、インドの可愛らしい詐欺について。

青年:「イラン人は外国人慣れしてないから法外な価格で売りつけてくる。それがアラビア数字じゃないから読めなくて見極めもできない。それに比べてインド人の詐欺はかわいいものだよ。絶妙な割高で売りつけてくる、外国人に慣れてるのが解る。」

私はイランに行ったことがないから分からないけど(めっちゃ行ってみたい笑🇮🇷)、彼の言うインド人が商売上手だというのは解るような気がした。きわどい値段で売りつけたり、お金をせがむのが上手。外国人ならこのくらいの相場は出すだろうと慣れている。青年の言葉を借りると、純粋な騙しであると。

もやもやのサマリー

日本人という特別な異物

一旦切って後編に続けようと思うが、最後に要約だけ話してさせて頂きます。

今回の呟きで私が言いたいのは、まずはアグラという街が、異邦人を受け入れる外部用の整備された部分がある一方、そこにはしっかりインドの貧しさやカオスさといったリアルがあるということ。アグラは観光地なのではなくて、観光地になることに順応したインドのひとつの街である。

もうひとつは、日本人というだけでちやほやされる自身の特権について。多くの国の人にとって日本人はポジティブに見られる国のひとつ。日本は素晴らしい国だとか、日本で出稼ぎに行きたいんだとかって、きらきらした目で話しかけてくるインド人が多い。誇りに思うのも束の間、私はそう言われるたびに複雑な気持ちになってしまう。これは旅するとよく感じるもやもやである。

後半編ではこの2点について呟こうと思う。
話の芯となるには、アグラに住むインド人の青年とのエピソード。今回のアグラ旅で私は彼にお世話になりっぱなしで、何度もお家にお邪魔させていただいて、夜ご飯もご馳走になった。このアグラで半ホームステイした感想を軸に話していこうと思う。できるだけ近日中に続けて投稿しまーす!

最後まで読んで頂きありがとうございました♡
よければInstagramもチラ見してみて下さい!!
(続)


⭐︎補足⭐︎

アグラのおすすめドミトリー

最後の最後に、今回アグラで滞在したドミトリー宿が最高だったのでシェアさせていただく(笑)

↓まじでよかった!!!!!↓

HOTっていうリシケシとかにもあるチェーン宿らしいんだけど、清潔で、スタッフもフランクで、ロビーで作業もできて今までで1番心地よかった。ドミトリー(男女別)1泊350ルピー。700円弱、神でした✨

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