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人は調子に乗ると、今の幸運は自分が呼び寄せたものだと勘違いする事がある。

そして、お金や人気、商売での成功など、その幸運を自分のものだけにしようとする。

でも、それは不幸を招く結果に陥りやすい。

中国・宋の時代の法演(ほうえん)和尚の、自分を律するための戒め「四戒(しかい)」があるので紹介します。

一「勢い、使い尽(つ)くす可(べ)からず」

勢いとは、調子のいいとき、勢いに乗っているとき、ブームの最中に、その運を使いつくさないこと。少し立ち止まって考えること。

二「規矩(きく)、行ない尽くす可からず」

手本通り、規則通りにやりすぎないこと。あまり杓子(しゃくし)定規にやると運が逃げていく。

三「好語(こうご)説き尽くすべからず」

正論を振りかざしたり、自分の考えや意見を押し付けすぎないこと。時には待つこと。言い過ぎれば運が逃げていく。


四「福受(ふくう)け尽くすべからず」

自分だけで福や幸運を独占しないこと。自分だけのものとすると早晩、運はなくなってしまう。

まさに、宝くじが当たったり、事業が大成功したようなときは、この「福受け尽くすべからず」なのです。

うまく行っている時ほど謙虚な姿勢で、今の幸運を人にも分け与える度量が、幸運が長続きさせるコツなのかもしれません。

そして、周りに感謝の気持ちを持ち、幸運を感じたら、周りに福を分けてあげるようにする余裕を持ちたいですね。

そうすると、運はかならずあなたの味方になってくれます。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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