人間関係のトラブルを解決するために、ほとんどの人は、相手を説得しようとします。

「正しいことを言えば、わかってもらえる」とか「常識的なことだから正しい」と考えてしまいます。

しかし、人はいつも正しいことを受け入れるのではなくて、温かいものを受け入れるのだと小林正観氏は言います。

人間関係が柔らかく温かいものであれば、問題は必ず解決されますが、その人との関係がうまく形成されていなければ、いくら正しいことを主張しても、相手は聞き入れてはくれないでしょう。

相手を説得しようとする前に、まず先に、人間関係を築くことが大切なのかもしれません。

そして、一番身近な人間関係として、親子関係があげられると思います。

遠くの人を幸せにしようとしても、身近な人との関係がうまくいかなければ、なかなか実現する事は難しいでしょう。

親も完璧な存在ではありませんから、まず自分の行動を反省しながら子供に信頼されるように努め、その後ろ姿で思いやりの心を伝えていかなければいけません。

不思議な事に、親子関係がうまくいく人ほど、周りとの関係がうまくいくように思います。

まず身近な人としっかりコミュニケーションを取り、正しさよりも、温かい人間関係を築く努力をしていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。