書こうと思ったことは忘却の彼方

noteに書こうと思うようなネタ、こんな話を書いてみたいっていうアイデアは、いつもとんでもないタイミングで降ってくる。
いちばん多いのはシャワーを浴びてるとき。その次がレジでものすごい行列を捌いてるときだ。

今日も仕事中、「今日のnoteはこのテーマにしよ!」って思った瞬間があった。例に漏れず20人くらいが会計待ちの列を作っていて、隣りのレジからは10冊近くある本を1冊ずつラッピングしてほしいという声が聞こえてきたし、もうひとつ別のレジでは図書カードの大量注文が入って必死になって数えている。わたしが頑張って捌くしかない!

「お待たせしました、こちらへどうぞ」
もう1台のレジを開ける。若い女の子で、コミックを10冊。よーし、さくっと終わらせるぞー。

「ブックカバーつけてください」

マジかー。
漫画にカバーをつけて欲しいと仰る方は多い。雑誌にすらカバーをつけることもある。

「かしこまりました」

お会計が済んで、丁寧に素早くカバーをつけていく。

そのとき、なんの脈絡もなく降ってきた思考。そうだ、今日のnoteのネタにしよう。

「お待たせしました。ありがとうございます」
袋に入れた本を渡し、次のお客様を呼ぶ。「2番目にお待ちのお客様お待たせしました」
その瞬間

「...あれ?」

さっき思いついたネタが頭から消え去った。思いついてから5分も経ってない。

いつもこんな感じ。思いついたとき、メモを取れる状況にいることが皆無。やっと落ち着いて書き留めようと思う頃には完全に忘れ去っている。

今回もめでたく綺麗さっぱり消去された記憶を掘り起こそうと頑張ってみたけれど、ほんの欠片も思い出せなかった。仕方がないのでそのまま書いてみたよ笑。


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