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人が落とし物をする瞬間をよく目にする私が大事なものを拾ってもらった話。

道を歩いていて、赤の他人が落とし物をする瞬間に出くわすことがたびたびあります。

ものが落ちる瞬間。
ある人が所有物を落として、それに気づかず行ってしまう一部始終
それを偶然見ている。

そんな経験ありますか?

ぱっと思いつくもので
どんなものを拾ったことがあるかというと

ベビーカーに乗った子どもの小さな
夜道を歩いていたサラリーマンのパスケース
人混みの駅構内で速足に歩いていた女性のスカーフ
遊園地のアトラクションに並んでいた女性のピアス


見つけたらすぐに拾って
持ち主に届けます

多少距離があっても
走って届けます

私は、自ら進んで人助けを好むような人間ではないのですが
こればかりはなぜか
使命感に駆られるのです。

たまたま落ちる瞬間を目の当たりにした
私が拾って届けなければいけない。

おそらく、これを見過ごせば、

なんで拾ってあげなかったのだろう。
たとえ何の変哲もないハンカチに見えても
もしかしたら、大切な人からもらったとか
オーダーメイドだったとか
特別な思い出があるかもしれない。

なんて後になって考えてしまうと思います。


「わざわざ拾って届けてあげている」
というと聞こえがいいですが、

私が見ているせいで落としてしまう
疫病神的になっているのかもしれません(笑)


そんな私も大切なものを拾ってもらった経験があります。

1つ目は、シェリーメイちゃん(クマのぬいぐるみ)
の頭についている「リボン」。

ディズニーシーに連れていったんです。
家に帰るとリボンがない。
京葉線の車内ではあったはずなのに。

たかがリボンだけど
シェリーメイにとってはアイデンティティ。
リボンがなかったら
ダッフィーの微妙な色違いみたいな(笑)

リボンだけ売ってないかなと調べましたが
もちろんなく。。。

翌日、JRの落とし物センターに電話したところ…




あったんです。
届けてくださった方がいたんです。

感謝。感動。
東京駅に取りに行きました。
よかったあああああ。
きっとシェリーメイちゃんも喜んでいます。


2つ目は、財布。しかも落としたのはスキー場。

リフトに乗っていたら、
アナウンスで私の名前が聞こえてきた。

え?????
「落とし物が届いています。」 
???????

見ると、スキーウエアのポケットが開いている。
汗汗汗汗汗汗


財布落とした!?!?!!!!!!!!!(゚Д゚)ノ



急いで滑り降りて、受け取りに行きました。

届いているとはいえ、中身が心配。


現金、クレカ、ロッカーの鍵、身分証。



すべて入っていました。

よかったあああああ(T_T)
拾ってくれた方、本当にありがとうございます。



財布が落ちていても
なにひとつ盗らない日本。
素晴らしい(ToT)/~~~

すぐに拾ってくれていなければ
雪の中に埋もれてしまったかもしれません。

リフト乗車中の雪山の中に落としていなかったことも幸い。


これからも落とし物を見つけたら届けよう。

そう強く思った2つの出来事でした。
(落とさないようにも気をつけよう)


そういえば、雨の日の交差点で
iPhoneを拾ったことがありました。

その時は残念ながら、落とす瞬間は見ておらず、
人通りの多い交差点に落ちていたのが目に留まりました。

持ち主さんからなのか、ずっと通知が来ていましたが
ロックがかかっていて開くことはできません。

多少濡れていたものの、故障はしてなさそう。
近くの交番に届けました。

あのときの、あのiPhone。
持ち主さんに届いていますように。




最後までお読みいただき、ありがとうございました!♡




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