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③食育の影響は偉大だった!...が、小細工もするようになる中学時代

中学へ入り大嫌いだった給食がお弁当に変わる。
基本的に食は細かったが、母親が卵焼きに野菜を混ぜたり豚肉の生姜焼きを作り、調理法を駆使しお弁当へ入れてくれて残すことが少なくなった。
給食のときは体重は30kg後半で身長も前の方だったが、成長期ということもあり体重は50kg代へ、身長も160cm代になった。
身体の成長とともに、ちょっとだけ精神的にも強くなった気がする。

中学校では毎週月曜日の朝、朝礼がある。生徒は校庭に並ばされ教頭先生や学年主任の長話を聞かなくてはならない。朝礼中、貧血で倒れてしまったり、具合が悪くなる生徒も時々いて(注1)、自分も具合悪くなるのではないかと思うと、ドキドキして見てるのが辛かった。
生徒会の学級委員で係を決めるのに、放送部があった。放送部は月曜朝、皆より少し早く登校し朝礼で使うマイク等の用意をし、朝礼のあいだ音響調整のため放送室で待機をしている。
これで嫌な朝礼に並ばなくていいので、迷わず放送委員になった。

中学時代はクラブ活動のテニスや趣味のギターに夢中になったり、友人と大好きなビートルズのレコードを聞いたりして、心身はわりと安定してきたと思う。

注1)当時、朝礼中体調不良になる生徒に対し朝礼台の先生は「気合が足りない!」と注意した。今なら大問題だ。

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