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“現役書店員”がオススメする絵本 vol.49

おはようございます。

昨今熊出没のニュースが多く、外で遊ぶのが少し怖いですね。
僕の住んでいる町でも目撃情報がちらほら。
ドングリの不作が原因だなどと言われていますが、実のところどうなんでしょう。

そんな今話題の熊ですが、今日はやさしいクマと子どもの物語を。
こちら↓

おすすめの理由

・素直で優しい物語

本書は作・絵とも酒井駒子さん。

夜、ベットの上で子どもがおかあさんに、昨日たずねてきた子グマの話を聞かせます。
寝て起きたらお母さんがいなくて訪ねてきた子グマ。子どもは一緒にお母さんを探し、そしてついに…。

全て会話で進んでいくので物語に没入できます。
子どもの澄んだ心と淀みなく話す様子、
優しく話を聞くお母さん。

親になったからこそ、子ども・お母さんどちらの目線でも読めます。
また絵もとても優しく、ページを閉じるまで温かい気持ちがずっと続きます。
表紙裏、見返しのイラストも子供部屋の壁紙になりそうな可愛さです。

ベットの上で子どもとお母さんの会話、というシチュエーションも寝かしつけの絵本にピッタリですね。

こうした寝る前のちょっとしたコミュニケーション、大事にしたいですね。

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