見出し画像

ワーホリ中の生活費の話

皆さん、こんにちは!

今回はちょっと攻めたトピックについて話してみようかなと
ふと思いました。
ズバリ生活費の話。
皆さん、他人の金銭事情について興味ありますよね・・・
私もあります。

これからワーキングホリデービザを利用して
ヨーロッパへの移住を考えている方も生活するうえで
このトピックは外せないのでは、と思います。
そんな方の参考になるよう、終わったことでもあるので
お伝えできるところはなるべくオープンに話していきますね。
好評だったら現在のミドサー会社員一人暮らしの生活費についても記事を上げるかもしれません。


私のワーホリ当時のスペック

アラサー、日本で9年ほど正社員(事務職)として勤務。
日本で暮らしていたときは神奈川県で一人暮らし。
2020年1-3月、11-2021年1月までワーホリビザ利用でベルリン滞在、
2021年2-5月は語学学生ビザに切替えて滞在(同年6月から就労ビザへ切替)

用意した資金

渡独時、ワーホリ用として用意した資金はズバリ200万円でした。
当時のレートは1€=120円を切るくらいでしたので、
大体16,000-17,000€くらいでしょうか。
全財産をワーホリで使い切るのは怖いので、
この額以外の貯金はあえて日本に残しました。
因みにこの額でも当時他のワーホリの子に聞いたところ、
割と資金は多い方みたいでした。

出費と収入について

コロナ禍が本格的に始まる前、まだまともにアルバイトが出来た頃の話です。
当時、ベルリンでワーホリをしていたのですが生活費はこんな感じでした。

●出費●
家賃(WG):500EUR warm(インターネット、光熱費込み)
食費:100EUR
携帯代(Aldi Talk):8EUR
交通費(10 Uhr Monatskarte):60EUR
語学学校費用:280EUR(週4回、1日3時間授業)
交際費:100EUR
その他費用:100EUR
合計:約1,150EUR

●収入●
バイト代:500EUR(チップ込)

従って出費の内500EURはバイト代から、
足りない650EURは日本から持ってきた資金でやりくりしていました。
当時でさえも節約を頑張ったので、
現在この額で1か月やりくりするのは結構厳しいと思います。
アルバイト代は当時のミニジョブ上限が450EURで私は月400EUR程の収入がありました。
残りの100EURはチップとして頂きました。
日本食レストランは他のアルバイトと比較して、
チップが多くもらえる気がします。
チップは私が働いていた場所では、当日その場でもらえて課税もされないので貴重な収入源でした。
語学学校費用も年々値上がりされています。
勿論学校にもよりますが、
現在はインテンシブコースで1か月350EUR程度は見ておいた方が良いかもしれません。

交通費は1か月定期を購入していました。
10AM以降べリリン市内のバス、電車、トラム乗り放題定期はかなり重宝しました。
区間も広かったので時間が空いたタイミングで新しい場所に行くきっかけにもなってよかったです。

交際費の100EURは主に当時のタンデムとのカフェ代、バイト仲間や語学学校の友人との外食代です。
その他費用はざっくり、美容、服飾、文房具とか、あとはお出掛けの際に発生する観光代など。
正直この額でも結構抑えられている方かと思います。

語学学生ビザへ切替後の話

これはコロナ禍にワーホリした私ならではのエピソードかもしれませんが、
本来ワーホリ期間の内に就職先を見つけて就労ビザへ切り替えるプランだったのですが、予期せず日本で7か月ほど足止めを喰らってしまい、
再渡独した2020年11月にはハードロックダウンが始まったこともあり、
なかなか思うように就職活動が進まず、
とはいえ長年の夢だった海外就職を諦めることができず、
色々な選択肢の中で最も申請しやすかった語学学生ビザに切替ました。

このビザは語学学生ビザ申請に相当する時間数の語学学校コース(インテンシブコース)へ申し込み、その期間がカバーされる保険と滞在期間の生活費を保証できる閉鎖口座(1か月に決まった額までしかお金の引き出しができない銀行口座、"Sperrkonto"で検索すると色々出てくると思います)の銀行残高を提出すればその期間中のドイツ滞在が許可されます。
私は6か月分申請しました。
ビザ申請費用は確か70EURくらいだったと思います。
(申請料金は年々値上がりの傾向にあるので要確認です!)
このビザの痛い点は就労が許可されていないこと。
ワーホリビザでの実際の滞在が5か月弱だったため、
急遽語学学生ビザへ切り替えて延長滞在、という展開は、
ワーホリ前の私は全く予想していなかったが、
この時平均より多く資金を用意していた+日本にも預金があったのは
精神的にかなり救われました。
そういう面においてはやはりワーホリ資金は多く溜めておくに越したことはないでしょう。

これからドイツワーホリを考えている方へ

今は円安がかなり進み、ついに1EUR=160円に到達しました。
今後の為替傾向は私は専門家ではないので何とも言えないですが、
今日本から一歩踏み出すのは今まで以上に勇気がいることかもしれません。
とはいえ1度きりの人生、お金を理由に諦めてしまうのは非常に勿体ないと個人的に思います。

私自身2021年8月まで語学学生ビザを申請し、実際に仕事が決まったのが6月だったので最後の方は資金が底を尽きてしまいそうでしたが、
就職後2年以上経った現在はドイツで稼いだお金のみで最初に述べたワーホリ資金の回収も完了し、それ以上の額を貯金出来ました。
別に自分の体験談を自慢したい訳ではないです(何のメリットも無いですからね)。
ここで私が本当にお伝えしたいことは当たり前ですが
お金は戻ってきますが時間は戻ってこない、ということです!
まさに"Time is money"です。
そして語学学生ビザでも滞在した私から言わせれば年齢制限こそあるものの、
ワーホリビザは現地でお金を稼ぎながら自由に滞在が出来る夢のようなビザです。私は既にほとんどの国での申請対象年齢を過ぎてしまいましたが、
もしまだ自分が20代だったらドイツに限らず色々な国でのワーホリ滞在を
経験したかったくらいです。

これからワーホリビザ申請を考えている方は様々な不安があると思います。
人間、未知のことに挑戦するというのはいつだって不安が付きまとうものです。
この記事はスポンサーも付いていないですし、完全に一個人の実体験に基づく体験談です。
100人いれば100通りのワーキングホリデーがあると思います。
とはいえ、経験者の情報って結構為になることがあったりします。
私自身も自分が大学生だった頃、交換留学前は先輩の話を、
就職活動前はOB・OGの話をよく聴きに行ったりしたものです。

そんなわけで少しでも私の体験談が誰かの参考になったら、
今ワーホリを迷っている方の肩を押すきっかけになったら幸いです。

長い記事になってしまったけどここまで読んでくれてありがとう。
普段は趣味の音楽や映画鑑賞についての記事が中心の私ですが、
またこういう記事も上げるので、読みに来てくれたら嬉しいです。
では皆さん引き続き良い週末を◎

LG,
yuni



サポートありがとうございます。カフェ作業が好きなのでコーヒー代として有難く頂戴し、より為になる記事を執筆することによって還元できるよう頑張ります!