「現場が研修やWSに後ろ向き」が前向きになっちゃう技と型
こんにちは
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。
対話して儲かるの?
人材育成や組織開発を担当されている方たちから
「現場が研修に後ろ向きでメンバーを出してくれない」
「クライアントに忙しいと言われて2時間しかとれない」
という声はよく聞きますが、先日、経営企画の方からこんなモヤモヤを聞きました。
「対話して儲かるの?って現場から言われるんですよ」
ぎゃはは!
「対話という言葉が浸透しているだけススンでますよ!」
と思わず言っちゃったのですが、別の会社の役員の方からは、こんな言葉を聞きました。
「うちの会社は対話疲れしてますよ」
ぎゃはは!とまたつい笑っちゃったのですが
1on1が浸透したのはいいけれど、経営や人事から「部下と対話しろ」と言われすぎて「対話」という言葉にウンザリしているそう。「1on1を形式的にやってるだけだから、『部下が何を考えているのか分からない』は解消されていないんですよ」
どうしてそんなことになってしまうのか。
社内から賛同を得られない
対話やワークショップにはパターンがある
グラフィックファシリテーションも、必然的に「対話」という形式になるのですが(絵巻物的視点から)明らかに言える原因は3つ。
1,「対話」のはずなのに「議論」をしている。
2,「本音」を話せていない。
3,「未来」につながってない。
ということで、この逆を満たせば、後ろ向きの人たちも前を向いちゃうし、話せて楽しかったと言われるし、自分事として次も参加してくれるし、うちの部署でもやりたいと言われるはず。
なぜそう言い切れるのか。それは絵巻物から見える「組織の感情のパターン」を知ったから。正直、これを知る前のわたしは「ぎゃはは!」なんて笑えませんでした。
必死に真面目に一人一人を説得していた会社員時代。対話という場を知った当初は、何も解決しない対話にイライラしてたし、哲学者みたいに未来を憂いて理想を語る対話にあくびしてたし…。
でも絵巻物を通して教わったんです。会社や業種が違っても、人や組織を巻き込めない・一つにできないときは(その反対に前を向いて動き出すときは)「どこも同じパターンがある!」。
※グラフィックファシリテーションって絵を描くところを注目されがちですが、そうじゃなくて(世の中、上手な絵を描ける人はたくさんいます)もつれた話し合いやバラバラなチームの話し合いを絵巻物に500以上も描いてきた「結果」に注目してほしい!
なぜ伝わらないのか。なぜ分かり合えないのか。なぜ非協力的なのか。なぜ怒っているのか。なぜ指示がコロコロ変わるのか。なぜ自ら考え行動しないのか。どの組織もプロジェクトも同じパターンを辿ってるんです!
「理屈や正しさで人は動かないって本当にそうなんだ」「そんな思い込みが?!」「な〜んだそんなことだったのか」と、500も超えてくるとですね、これはもうパターンがあるんです。
心を動かす時代。説得よりもハラオチ。正しさよりも楽しさ。うわべよりも本音。後ろ向きな人ほど実は前向き。などなど、そんな「組織の感情」を始め、人と組織を動かすパターンを[基本の技と型]と名付けて今回の初の講座タイトルにしたのです。
私にとっては「ぶれない軸=立ち戻るべき場所」。これを知らなかったら、今だにわたしはポンコツ平社員だったと思います。
「組織の感情のパターン」を知って
自信をもって後ろ向きも
前向きにしちゃう[技と型]
1対1のコミュニケーション力を上げるのも大事でしょうが、大勢を相手に「組織の感情」を扱えるようになったらコワいもの無しです。「自社しか知らない」という方にこそぜひ知ってほしい、自信につながる[基本の技と型]です。
しかも、人と組織を動かすときの感情を絵巻物を通してみると「俯瞰力」が上がるのですが、おかげでポンコツだった私もリーダーの方たちと同じ目線で会話できるようになりました。見える世界が変わり、家族や友人とのコミュニケーションもすっかり変わりました。
研修担当者の方なら、経営者の感情や視座を知って、研修担当者としてではなく、経営の視点をもって設計が出来ます。現場が求める・現場に必要な研修を自信を持ってつくれます。
コンサルタントの方なら、嫌われがちな現場から生の声を吸い上げられます。クライアントが動いてくれる関係性をつくれます。コンサルタントとしての課題解決力を存分に発揮できます。
働く人をもっと笑顔にしたい。壁をなくしたい。チームで成果を上げたい。一人一人の個性や才能をもっと引き出したい。それなのに…とモヤモヤしていたら、下のセミナーだけでもよかったら聞きにきてください。
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(おまけ)ちなみに、わたしは正直「儲かる対話」が大好きです。
対話やワークショップに対して評価が低いのは
1,「対話」のはずなのに「議論」をしている。
2,「本音」を話せていない。
3,「未来」につながってない。
と書きましたが、なぜこの3つを自信もって書いたかというと、毎回必死なんです、わたし。
1,普段と変わらない論理的思考で、数字やカタカナの多い「議論」をされたら
→具体的な絵に描けない!
2,「本音」を話してくれないと
→いくら描いても絵空事になっちゃう!
→何の問題も解決しない!
→二度と仕事はこない!
絵空事にされたら泣く!死ぬ!
3、「未来」につながらない対話なんて、わたしにとっては致命的なんです。
例えば、「チームビルディングのワークショップ」だって、目的は仲良くなることじゃないですよね。関係性がよくなって、儲かって、その先にはもっと豊かな社会貢献も描けてくる絵巻物を描きたい。そんな対話の場をつくらないとお金は頂けないんです。
ということで、私の必死さのせいで、事前設計がシツコすぎて、クライアントさんやコンサルタントさんには辟易している方もいっぱいいらっしゃいますが(!)
だから、これまで「ご紹介だけで」やってこれたのかなあと、実は昨年気づきました。(営業できないから営業できずにいるだけなんですけどネ)
ということで、無料セミナーのタイトルに「うちでもやってほしい」「他部門にも紹介したい」と言われる、と、ちょっとドヤった枕詞を入れてもらったんですけど、
必死さから生まれた、人と組織を心から動かす[基本の技と型]。そんなブレない軸を手に入れて、今よりもっと自信を持って、組織やクライアントに貢献しませんか。
研修担当者の方なら「うちでもやってほしい」「他部門にも紹介したい」と言われる研修を通して、働く人や組織を健全に、幸せな笑顔に変えていきませんか。
社内の関係者を巻き込む立場なら「参加してよかった」「次も参加する」と言われるワークショップを通して、たくさんの主体的な人達を育てていきませんか。
コンサルタントなら「あっちの部門の本音も吐き出させてやってよ」と言われて、どんどん契約も増やして、どんどん会社の業績を上げていきませんか。
熱くてごめんね(^^; またメールします。
※メルマガからの抜粋です。
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1つに(Unify)なあれ。株式会社ユニファイナアレ
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこ
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