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告知をするということ

むずかしい。

みなさんは告知をしたことがありますか。
されたことがある方は、告知が好きですか。
したことがない方は、告知って楽しそうだと思いますか。

私は細々とイラストや漫画のお仕事をさせていただいているので、告知を時々するのですが、我ながら告知がド下手です。
今も頑張っていますが、はたして告知になっているのだろうか。
何もわからない…。

社会人をやってから今のような仕事についたので、もう冒険的なものをする元気はない30代です。(仕事をやめて漫画描くのは大冒険ではありますが、それはそれとして)
10代の頃は恐れ知らずでしたし、20代の頃はもの知らずだったので、もっともっとバカ元気だったと思います。

多分、漫画作品の場合の話ですけれども、内容は総合的には今の方がいい…と思います。(若気の至りでしか出せない味があるのは確実ですが)
それでも、元気に1000dbで「お〜い!こっちを見ろ〜〜!!!」という元気もなく…、だからといって、担当してくださる編集さんもよい方ですし、編集部にOKだと認めていただいた作品なので、読んでいただきたいなぁ〜…という気持ちはすごくあります。

しかしながら、どうしても30代の自我が邪魔をして、猫背で卑屈に片頬をあげるような告知しかできません。
もしくはやりすぎて、2歳のような告知…。
メトロノームを真ん中で止めたいのですが、多分振り子が壊れてしまった。

せめて、斜に構えたように見えてしまう姿勢に見えぬよう、必死に心を若返らせた気持ちでやっているのですが、実年齢にはかないません。
私はもう大人なのだ…ドモホルンリンクルも申し込める。

一応、ご迷惑はかけないように、関わってくださった方への最低限の「誠意」が伝わるような告知は心がけています。
もはや告知に限らず、全体的に、すべてを誠意という便利な言葉だけでやってきている。

果たして、世の中の告知が必要なみなさんは、告知するときの心境…どのようにもっているのだろうか。
私は前述したとおり、告知の必要性が出てくるたびに、(あぁ…告知…どうしたら…)と困惑しながら、「がんばってみよう…!」という気持ちだけで立っています。(でもやる気はある…苦手なだけで)
何か痛々しいことがあったとしても、おばあちゃん、そろそろご飯の時間ですよ…みたいな気持ちで見守っていただけたら嬉しいです。

いつか自信満々に元気な姿で告知をすることのできる身になってみたいなぁ。フォースの$$面の無限のパワーを手に入れたい。
みんな、どんな気持ちで告知をしているのかなぁ。

そんな私の今回の告知です。


① 新作漫画「ぷにゅさんとマネ(ージャー)」の告知

8月10日 ヤンマガWeb(https://yanmaga.jp / )にて
拙作が3話一挙掲載されます。
人気の演技犬、ビションフリーゼのぷにゅさんと新人マネージャー里見ミミ君のギャグ漫画です。
できれば、公開から一週間くらいの間に、できればたくさんの方に読んでいただけると嬉しいです。(落ち着いた30代の字面からも伝わる、期間への懇願の必死の気配を読み解いていただけると大変ありがたい)

②書籍のイラストの告知

8月末発売 『ケルトの解剖図鑑』
エクスナレッジ
著者:原聖
デザイン:山田知子・門倉直美(chichols)
DTP:竹下隆雄(TKクリエイト) 敬称略

表紙以下まるごと描かせていただきました。
ケルトの歴史、文化、神話…総括して読める入口に大変オススメの本です。創作の資料などにもぜひどうぞ。


それでは、この度の告知はこのあたりで失礼します。

わぶ

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