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敬語ってなんすか?


こんにちは。ゆのんです!

ブログを読みに来ていただき
ありがとうございます。

今回は古文でも特に
難しいと思われる


「敬語を学ぶ意味と使い方」



についてお話していきます。

古文では敬語がたくさん
使われていますよね。

なぜだかわかりますか?





それは…
身分制度が厳しかったからです。

たとえ文章であっても
どこの誰が読むかわからない。

自分の身分をわきまえて
書く必要があったのです。

平安文化はここまでとして。
敬語は読解にも役立ちます!

では、敬語って何?
どう役立つの?

ということを詳しく
説明していきますね。



敬語の種類と意味



敬語は3種類あります。

①尊敬語
②謙譲語
③丁寧語

これだけです。

使われ方だって、
実は現代と一緒です。


敬語は基本的に、


動作をしている人が誰か
で判断していきます。


だから、目上の人に敬意を表す

という考え方は
一旦ポイしましょう。

目上の人への敬意と考えると、
古文ではこんがらがるからです。


それでは、3つの敬語について
詳しく説明していきますね。



尊敬語ってなに?



尊敬語は


「動作をしている人に敬意を表す」
ときに使います。


相手が自分より身分が上だろうが
下だろうが関係ありません。

例えばこの文章。
「給ふ」は尊敬語です。


大納言、着物を給ふ。(大納言が着物をお与えになる)



「与ふ」の尊敬語は「給ふ」です。

これを使うと、「お与えになる」
という意味になります。

尊敬語は、
「動作をする人に対しての敬意」

となるため、今回は、着物を
くれた「大納言」に対する

敬意と言うことになります。



謙譲語ってなに?




謙譲語は、


「動作を受ける人に敬意を表す」
ときに使います。


例えば、次の文章。
「奉る」は謙譲語です。


大納言、仏に花を奉る。(大納言が仏様に花を差し上げる)



「奉る」は「与える」の
謙譲語です。

「差し上げる」という
意味になります。

謙譲語は、
「動作を受ける人に対しての敬意」

となるため、今回は、花を
受け取った「仏様」に対する

敬意と言うことになります。



丁寧語ってなに?



丁寧語は


「聞き手、読み手に対して
敬意を表す」ときに使います。


例えば、次の文章。


仏像なども侍り。(仏像などもあります。)



「あり」の丁寧語は「侍り」です。
意味は「あります」になります。


丁寧語は
「聞き手(読み手)に対して敬意」

となるため、今回は、


例文が会話文であれば聞き手
地の文であれば読み手に対する


敬意を表します。



まとめ



今回は、敬語について
説明をしました。

敬語が分かれば、
主語を見分けることが

できます。

でも気を付けないと
いけないのが


「自敬表現」です。

これは、天皇や上皇など、
絶対的に身分が高い人が

自分に対して使う敬語です。

例えば…
「私が参るぞ!」

と言うようになります。
現代ではない表現ですね。



おわりに



最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

敬語の使い方は
分かりましたか?

コツを掴めば、
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それでは、また!

ゆのん









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