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新たな銭湯グッズの探求?湯の輪らぼがグッズを制作してみた

私たち湯の輪らぼには、一つやってみたいことがありました。

私たちの一番最初の記事で、「湯上がりの新定番のドリンクを作る」と書いていたのにお気づきでしょうか。そう、私たちは自分たちで商品企画から販売までを行い、その過程を記事にしてみたいと考えていたのです。

ドリンクは、食品衛生などの観点から未だできていませんが、この度、湯の輪らぼのグッズを制作したのです。

それは、、、、

(浴室内での写真撮影は禁止です。2枚の写真は営業時間外に撮影しました。)

クリアファイルです!

銭湯でクリアファイル?と頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ人も多いでしょう。多分一年前の僕もわかりません。

なので今回の記事では、僕らがなぜクリアファイルを制作したのか、その背景を説明します。

<文=まもる>

グッズ制作のきっかけは2022年10月に遡ります。私たちが拠点とする東京都千代田区神田にある稲荷湯は一年に一度、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんに依頼して、浴室内にある銭湯絵の描き替えをしています。

2021年11月に銭湯絵を描き替えた時には、私たち湯の輪らぼが銭湯絵のモチーフを提案し、みずきさんに取り入れて頂きました。
2021年描き変え当時の記事はこちら↓
【第四話】銭湯の絵って、どう描き換えるの?編集部が絵の企画を体験してみた

そして2022年の描き替えでは、お子さんたちから銭湯絵を募集して、みずきさんと湯の輪らぼが選考した絵を元に、みずきさんに銭湯絵の制作をして頂きました。

記事はこちらからご覧いただけます↓
銭湯壁画コンテスト結果発表! 令和の子どもたちが銭湯に描きたいものとは?

描き替え当日に2021年の絵の上に新し絵が描かれて行くのをみながら、お子さんたちの絵が形になるところを嬉しいと思う一方で、僕たちが考えた絵が消えて行く切なさも感じました。

そして来年の描き替えの時も、お子さんたちの想像力豊かなアイディアとみずきさんの技の融合した唯一無二のこの絵が無くなってしまうのか、と思った時、どうしたら記録できるのだろうと考えました。

そうしたことから、この銭湯絵を保存したい、と思い、グッズを制作するに至りました。

<文=ユウト・ザ・フロント>
銭湯絵を保存しておきたいのは分かったが、なぜクリアファイルなのか。

銭湯グッズといえば、タオルが一番に思い浮かぶけれど、一体なぜ......?

お答えします。
クリアファイルを選んだのは、「絵を綺麗に見やすい形で残す」という目的と、機能性とを天秤にかけた結果です。

タオルは消耗品ゆえ、絵が綺麗に見られる期間が少ないです。
一方、絵葉書などは綺麗に残せますが、実際買っても、使ったり見たりしないというケースもしばしば......

クリアファイルを使うときは、勉強や仕事など、頑張りどきであることも多いでしょう。
そんなときに、ふとクリアファイルの銭湯を見て、思い返してほしいのです。銭湯空間の安心さを。

綺麗に残したい、でもグッズとして使ってほしい。日常で銭湯を思い起こし、リラックスしてほしい。
そのバランスを考えたとき、クリアファイルが販売するグッズとして最も適していたのです。

クリアファイルは、神田稲荷湯にて一部350円、三部まとめて購入すると1000円(いずれも税込)で販売しています。

数量限定での販売となりますので、興味のある方はお早めにご購入ください!稲荷湯のTwitterもしくは、湯の輪らぼメンバーにお知らせ頂ければ取り置きをさせて頂きます。

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